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2017年5月4日(木)

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  • フロリダ州議会は、約70年前の1949年にフロリダ州グローブランドで4人のアフリカ系アメリカ人青年に対して起こった事件について謝罪しました。「グローブランドの4人」(Groveland Four)として知られる彼らは、当時17歳だった白人少女のレイプ事件で、偽りの容疑をかけられました。その1人アーネスト・トーマスは、地元警所長ウィリス・マコール先導の暴徒1000人に追跡され殺害されました。トーマスは雨のような銃弾を受けて殺されたのでした。残りの3人は留置所で拷問を受け、そのうちの2人が偽りの自白を行うまで拷問は続きました。3人のうち、チャールズ・グリーンリーは終身刑を宣告され、ウォルター・アーヴィンとサミュエル・シェパードは死刑を言い渡されました。フロリダ州議会は最近、この事件に関して「心から謝罪する」という決議を採択しました。ピュリッツァー賞を受賞したDevil in the Grove: Thurgood Marshall, the Groveland Boys, and the Dawn of a New America(『グローブの悪魔――サーグッド・マーシャル、グローブランドの少年たち、そして新たなアメリカの夜明け』)の著者ギルバート・キングに話を聞きます。 (訳注:サーグッド・マーシャルは米国で初の黒人最高裁判事となった人物で公民権運動の弁護士として知られた。)

  • アフリカ系アメリカ人で3人の子を持つ母マリッサ・アレグサンダーは、2010年、暴力を振るう夫を威嚇するつもりで発砲し、そのことで20年の禁固刑という判決を受けました。彼女は発砲は威嚇するためだったという主張を維持しました。この裁判の過程で、アレグサンダーはフロリダ州の「スタンド・ユア・グラウンド」(正当防衛)」法での弁護を試みました。この法律は、武器を持たないアフリカ系米国人の少年、トレイボン・マーティンを射殺した自称自警団のジョージ・ジマーマンが使用し、無罪を勝ち取ったことで有名になった法律です。しかし2012年3月、陪審員はアレグサンダーへの「スタンド・ユア・グラウンド」法の適用を却下し、わずか12分の審議で彼女を有罪としました。フロリダ州では「禁固10年-20年-終身刑」("10-20-Life" )法と知られる州法により、銃を使った事件は状況に関係なく強制的に最低限の量刑が定められているため、アレグサンダーは禁固刑20年を言い渡されました。彼女は新たな裁判を求めて上告を勝ち取り、その後、未決拘留期間を含めて上限3年の禁固刑という司法取引に応じました。2017年に彼女は3年の禁固刑と裁判所の命令による2年の自宅拘禁期間を経て自由の身となりました。ジャクソンビルからマリッサ・アレキサンダーに話を聞きます。

  • アマール・モホラットは、シリアのホムスで政治およびメディア活動をしていました。2011年、モホラットは政治的迫害や殺害予告を受けたことから国外へ避難。約2年前に米国で政治的亡命者に認定されました。モホラットは全額支給の奨学金を受けて、今年フロリダ州の聖レオ大学コンピュータ・インフォメーション・システム学科を卒業したばかりです。4月29日土曜日、モホラットは卒業総代としてスピーチをしました。

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