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2017年5月1日(月)

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  • トランプ大統領の就任から100日目となった4月29日、ワシントンDCでは20万人もの人々が参加して「民衆の気候マーチ」行進が行われました。同様のマーチが全米で行われています。参加者は、環境保護の後退、気候変動否定論者の政府要職への登用、気候変動に関する補助金や啓発プログラム・研究の停止、更には、環境保護庁が29日、同庁ホームページから気象科学に関するページを削除したことについてトランプ大統領を厳しく批判しています。民衆の気候マーチは29日未明、「キャピトル・リフレクティング・プール」で行われた先住民による水儀式で幕を開けました。

  • ワシントンDCの民衆の気候マーチは、32℃を超える猛暑のなかで開催されました。全米各地からワシントンDCにやって来た活動家たちの中に350.orgのビル・マッキベンやメイ・ブービがいました。

  • ワシントンDCにおける「民衆の気候マーチ」を率いたのは、最前線にいる先住民の人々です。彼らの生活は、化石燃料の採掘や気候変動による甚大な影響を受けています。「先住民環境ネットワーク」のトム・ゴールド・トゥース、カンディ・モサットに聞きます。

  • ワシントンDCにおける「民衆の気候マーチ」の数日前、民主党上院議員と無所属のバーニー・サンダース上院議員が、遅くとも2050年までに100%クリーンで再生可能なエネルギーに米国を移行させる法案を上院に提出しました。この法案の共同起草者であるマサチューセッツ州のエド・マーキー、オレゴン州のジェフ・マークリー両上院議員が民衆の気候マーチに参加しました。

  • ワシントンDCの「民衆の気候マーチ」では、多くの参加者がトランプ政権と化石燃料業界の密接なつながりへの警戒を呼びかけました。レックス・ティラーソン国務長官は長年、エクソン・モービルのCEOを務めました。マーチ参加者の中にはマサチューセッツ州の司法長官モーラ・ヒーリーがいます。ヒーリーはエクソン・モービルを提訴した司法長官連合の一人です。

  • ワシントンDCで「民衆の気候マーチ」が開催された29日は、世界各地で気候変動による異常気象の被害が発生しているさなかでした。先週末、テキサス州や近隣州では竜巻による家屋や樹木の倒壊、トラックの転覆などにより13人が死亡しました。ミズーリ州では、記録的な洪水で車が押し流され、州間高速道が閉鎖、多くの家屋が浸水しました。海外では南アジアの一部がうだるような熱波に包まれました。インドでは過去4年間で熱波による死者は4,000人を超えています。元グリーン・ピース代表のクミ・ナイドゥーに、新しい試み「アフリカ人は立ち上がる 正義、平和、尊厳のために」(Africans Rising for Justice, Peace and Dignity)について聞きます。

  • ワシントンDCの「民衆の気候マーチ」では、世界中の環境活動家たちが危険な状況に置かれていることにも注意が喚起されました。世界中で、土地や水に対する権利運動家たちが、その活動を理由として殺害される事例が増加しているのです。暗殺されたホンジュラスの環境活動家ベルタ・カセラスの姉ニアリー・カリーリョと話します。

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