デモクラシー・ナウ!の独占討論会で、米連邦準備理事会(FRB)前議長のアラン・グリーンスパンとジャーナリストのナオミ・クラインが、イラク戦争、石油、ブッシュ大統領の減税、ソーシャル・セキュリティ、中南米の経済ポピュリズム、資本主義の腐敗とクローニー・キャピタリズム(縁故資本主義)について意見を交換します。グリーンスパンは、米国の中央銀行を約20年間率いた人物であり、9月17日に500ページの回顧録『The Age of Turbulence: Adventures in a New World(波乱の時代:新世界での冒険)』を発表しました。 討論の中で、クラインはグリーンスパンに次のように尋ねました。「規制撤廃や民営化、自由貿易など、あなたが進めてきた政策は、非常に大きな所得格差を促しました。そしてそれが、現在あなたが非難している経済ポピュリズムの温床になっているのです。資本主義への信頼の危機を引き起こしたのは、実はあなた自身なのではないですか?」。