ニューヨーク市警の「路上尋問(stop-and-frisk)」政策に反対するニューヨー市内のデモで、ブロンクスに住むジョイス・ウィリアムズはひ孫もいる女性ですが、路上尋問の被害にあったといいます。彼女は2011年に警察に呼び止められたときにお金を取られたと言いました。「彼らはおばあちゃんたちから盗むんだから、若い子たちからも盗むんでしょう」と、ウィリアムズは言います。デモの企画者で活動家のゼンジベ・マクハリスからも話を聞きます。「有色人種の若者たちは、類型化されることなく街頭を歩くことができないんです」と、マクハリスは言います。「(警察は)単に彼らを呼び止めて質問するのではなく、彼らを呼び止めて非常に強いメッセージを彼らに送っているのです。つまり、“お前はブラックだ。お前はブラウンだ。お前は有色人種だ。お前はここで暮らしているが、お前には大きな問題があるんだ”というメッセージです。なんてひどいんでしょう」。