エリック・ホルダー司法長官が国内テロリストを検証する対策本部を復活させてから1週間も経たないうちに、反政府愛国運動とつながった夫婦がラスベガスの警察官2人を射殺し、巻き添えの市民1人を殺害、その後自分たちに銃を発砲して自殺しました。ジェラドとアマンダのミラー夫妻は最近、連邦政府との直接対立が続くクライブン・バンディの農場で時間を過ごしていました。警察によると、彼らは「これは革命の始まりだ」と宣言し、アメリカ独立革命旗と鉤十字を警官らの死体の上に置きました。今回のラスベガスの銃撃の2日前には、「ソブリン市民」運動と呼ばれる反政府運動とつながりのある男がジョージア州の裁判所を襲撃しています。この男は発煙弾を投げたあと保安官に向けて発砲、その保安官によって銃殺されました。当局によれば、この銃撃犯デニス・マークスは自家製爆弾と食糧と水を持っており、彼が人質をとることを計画していことを示唆しているとしています。今回ホルダー司法長官が対国内テロ対策部署を復活させることを決定した5年前、オバマ政権は、過激派右翼の復興に関する主要報告を共和党の抗議にあって撤回しています。米国の人種差別扇動グループと過激派を監視する「南部貧困法センター」(Southern Poverty Law Center)のマーク・ポトクから話を聞きます。「[右翼武装]運動は、現在火が付いている状態です。