デイリーニュース

  • ナイフ襲撃事件  セントクラウドの大規模なソマリア系米国人コミュニティが反動を懸念

    ミネソタ州セントクラウドで起きた、10人が被害者となったナイフ襲撃事件に対する地域社会と警察の対応について、セントクラウドで異文化理解促進をしている団体「#ユナイトクラウド」(#unitecloud)のコミュニティ・ディレクター、ハジ・ユスフにミネソタから話を聞きます。当局によると、襲撃犯のダヒール・アダン22歳はケニヤ生まれ、ソマリア人の血を引き、米国で育ちました。ISISのウェブサイトは、犯行声明を出し、襲撃犯のことを「イスラム国の兵士」と呼んでいます。当局は、この攻撃をテロとして捜査中だと発表しています。ユスフは、ソマリア人コミュニティの多くのメンバーから、嫌がらせを受けたことを報告する電話を受けていおり、また子供たちを学校に行かせないようにしているメンバーもいると話します。「我が家でさえ、あの夜は妻が外に出るのが少し怖いと言ったので、2歳の子供のために私がミルクを買いにいかなければなりませんでした」。

    dailynews date: 
    2016/9/20(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ニューヨーク爆弾容疑者捜索で使用の電話警告メッセージ イスラム教徒への攻撃につながる可能性?

    ニューヨーク市の住民の一部は、9月19日の朝に近隣地域全体の数百万の電話に自動的に配信された、爆弾事件の容疑者アフマド・カーン・ラハミの「指名手配」警告メッセージの使用について懸念しています。全域的な容疑者追跡のために住人を対象に全米のワイレス緊急警報システムが使われたのは今回が初めてかもしれません。このことは、特にイスラム教徒と有色人種でラハミではない人々が、彼と間違われたり標的にされるのではないかという懸念を広げました。これは、ニューヨーク市を含む全米でイスラム教徒コミュニティに対する憎悪犯罪が急増している中で起こったことでした。ニューヨーク市では9月第3週、伝統的なイスラム教徒の宗教的な服を着ていたスコットランドからの観光客が、白昼、5番街の真ん中で火を着けられました。「これは自警行為と憎悪犯罪に本格的に道を開く危険をはらんでいます」と、弁護士のラムジ・カッセムは言います。「当局が、追跡している人物以外の個人に与える影響もわからないまま、このような前例のない行動をとったことに警戒を覚えました。」。

    dailynews date: 
    2016/9/20(Tue)
    記事番号: 
    2
  • チェルシーの爆弾事件を受け米国のイスラム教徒が恐れる憎悪犯罪と法執行機関による過剰反応

    ニューヨーク、ニュージャージー、そしてダヒール・アダンという男が10人を刺したされているミネソタ州セントクラウドでのテロ攻撃とそれへの対処についての討論会を放送します。警察が9月17日の爆弾事件の容疑者である28歳のアフマド・カーン・ラハミを逮捕したことを受け、政府による過剰な保安強化と、個人による憎悪犯罪への懸念が高まっています。「私たちは、特にヒジャブ(頭髪を隠すために使うスカーフ)からイスラム教徒だと分かる米国人イスラム教徒女性たちは、自分の身の危険を恐れています。」と、「イスラム教徒コミュニティ・ネットワーク」(Muslim Community Network)の代表デビー・アルモンタザーは言います。ニューヨーク市立大学法科大学院の法律学教授で、「移民と非市民の権利クリニック」(Immigrant & Non-Citizen Rights Clinic)を運営するラムジ・カッセムから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/9/20(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 交通安全法での勝利から50周年 ラルフ・ネーダーが企業の「静かな暴力」を語る

    本日のゲストは、長年にわたって消費者運動に取り組むラルフ・ネーダーです。ネーダーは、1965年の画期的な書籍『どんなスピードでも自動車は危険だ』の著者でもあります。同書は、米国史上最も包括的な自動車安全法の制定を議会に促しました。今月は、「国家交通・自動車安全法」と「高速道路安全法」の署名から50周年の記念の月に当たります。リンドン・ジョンソン大統領は、1966年9月9日にこの画期的な法案に署名し、交通事故による年間死亡者数は大幅に減少することとなりました。この法案は、車両と運転手に対する連邦安全標準の遵守を義務化し、「国家道路交通安全局」を設立するものでした。ネーダーはまた、自分を監視し信用を落とそうとしたゼネラル・モーターズに対する訴訟で意義のある和解を勝ち取り、その和解金を使って「市民のための法律研究センター」(Center for the Study of Responsive Law)を始めました。ネーダーはこのほど、新著Breaking Through Power: It’s Easier Than We Think(『権力の突破:それは考えるよりもたやすい』)を出版しました。ネーダーは来週、これに関連してワシントンDCで会議を主宰します。

    dailynews date: 
    2016/9/19(Mon)
    記事番号: 
    6
  • ラルフ・ネーダー:第三政党候補に対する「スポイラー」呼ばわりは政治的に偏狭な語の使用だ

    2016年第一回大統領選候補討論会から第三政党候補が排除されたことについて、4回にわたって大統領候補となったラルフ・ネーダーが議論します。ネーダーは、共和党のドナルド・トランプ候補を打ち負かすためには民主党のヒラリー・クリントン候補に投票しなければならないという議論に反論します。ネーダーは、両候補に反対する投票者は、自らが選んだ第三政党候補者の支援活動をすべきだと主張します。「米国憲法修正第1条の権利を行使して大統領選に出馬する第三政党候補を『スポイラー』(台無しにする人)と呼ぶことは、政治的に偏狭な言葉を使うことであり、米国人によって許されるべきことではありません」とネーダーは語ります。ネーダーが2000年に大統領候補として出馬したことが、ジョージ・W・ブッシュがアル・ゴアに勝つことを許したという批判について聞かれると、ネーダーは、彼らは「罪を着せる人を探してるだけだ」と語りました。

    dailynews date: 
    2016/9/19(Mon)
    記事番号: 
    5
  • ネーダー: トランプはあらゆることでペテンを続けて来た空威張りのたかり屋だ

    ニューヨークタイムズ紙は、ドナルド・トランプが自身の不動産プロジェクトで1980年から少なくとも8億8500万ドルの税制上の優遇措置をニューヨーク市で受け、市がトランプの高層ビルの一部の税控除を却下しようとした際には、3代の市政権を相手に訴訟を起こしていたと伝えています。消費者支援運動家のラルフ・ネーダーに話を聞きます。ネーダーは、「(トランプは)納税者のたかり屋です。納税者は彼が払わなかった税金を埋め合わせるか、公的サービスを減らされる羽目になるのです」と語ります。

    dailynews date: 
    2016/9/19(Mon)
    記事番号: 
    4
  • ラルフ・ネーダー:バーニー・サンダースは第三政党を拒否して自身の運動の混乱を招いた

    長年にわたって無所属の上院議員だったバーニー・サンダースは、民主党大統領候補選に敗れた後、第三政党の候補ではなくヒラリー・クリントンを支持することで選挙戦を終えました。「サンダースが始めたこの巨大で目を見張る運動は今、頓挫してしまいました」と、4回にわたって大統領候補となったゲストのラルフ・ネーダーは語ります。「サンダースは、18年にわたる私の誘いに一度も応えませんでした。彼は一匹狼なのです。ここまでなら支持できると考えるものより進歩的な行動に駆り立てられるのが嫌なのです。その結果、彼に投票した数百万の人々は今、混乱の中にいます。彼らはどこに行けばいいのかわからなくなっています」。ネーダーは、新著Breaking Through Power: It’s Easier Than We Think(『権力の突破:それは考えるよりもたやすい』)を出版しています。

    dailynews date: 
    2016/9/19(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 帝国に関する討論:テロ攻撃がもう一度起こればドナルド・トランプは大統領になるか

    大統領候補討論会の参加者を第三政党候補まで広げることは、先週末にニュージャージー州とニューヨークで起こった攻撃に関する討論にどのような意味を持つのでしょう。元大統領候補のラルフ・ネーダーが議論します。「暴力は何も解決しません。(中略)国家のテロは、国家以外によるテロよりもはるかに多くの人々を殺しています」。ネーダーは、クリントンは「より体系的なタカ派」であり、トランプは「予想不可能に好戦的」だと指摘します。

    dailynews date: 
    2016/9/19(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 二大政党政治の専制:ラルフ・ネーダーが第一回大統領討論会からの第三政党候補の排除について語る

    1週間後の26日に行われる第一回大統領候補討論会から、第三政党候補が排除されることが公表されました。大統領討論委員会は16日、「緑の党」のジル・スタイン医師とリバタリアン党のゲリー・ジョンソンの両候補が、世論調査で15パーセント以上の支持を獲得するという参加資格をクリアしなかったと発表しました。この発表とほぼ同時に、過去の主要政党候補者の中でもドナルド・トランプとヒラリー・クリントンは最も不人気な候補であることが世論調査で示されています。4回にわたって大統領候補となり、討論会から排除されて来たラルフ・ネーダーの反応を聞きました。ネーダーは、新著Breaking Through Power: It’s Easier Than We Think(『権力の突破:それは考えるよりもたやすい』)を出版しています。

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    2016/9/19(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 口述史保存プロジェクト「ストーリーコー」の新企画#WhoWeAreは希望と思い遣りの物語集

    口述資料を保存する全国プロジェクトで受賞したストーリーコー(物語り隊)が新キャンペーン#WhoWeAre(私たちの本当の姿)を開始しました。「希望と思いやり」をテーマにした逸話が取り上げられています。その中には、驚くような展開を見せるものもあります。その中から二つ、取り上げてみましょう。一つはブロンクスのソーシャルワーカー、ジュリオ・ディアズが語る、仕事から帰る途中で遭遇した10代の若者にナイフを突きつけられた時の話です。もう一つは父親と息子が自分の夢の実現について語り合ったものです。

    dailynews date: 
    2016/9/16(Fri)
    記事番号: 
    6

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