デイリーニュース

  • 第1回大統領候補討論会の場外で抗議中の24人逮捕 ジル・ステインは警察により会場退去

    9月26日のホフストラ大学での討論会の会場の外では、大統領候補討論を第3の党の候補者たちにも開くこと求め、数百人が抗議行動を行いました。少なくとも24人が逮捕されました。緑の党の大統領候補ジル・ステインは、インタビューのためにMSNBC、ABC、Fox、CBSによって会場に招待されていたにもかかわらず、ホフストラ大学の警備員とナッソ―郡の警察に付き添われて、校内から退去させられました。ホフストラ大学の会場にいたデモクラシー・ナウがこの様子を独占放送でお送りします。

    dailynews date: 
    2016/9/27(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ウルグアイに移送されたグアンタナモ元収容者の弁護士 「彼らは家族に15年も会っていない」

    米国政府によってウルグアイに移送されたグアンタナモ元収容者6人の支援者であり、代理人となった弁護士に話を聞きます。ジハード・アブー・ワエル・ディアブはそのうちの1人です。ニューヨーク市立大学法学教授ラムジ・カッセムは、約50回にわたってグアンタナモを訪れました。ディアブの弁護人を務めるカッセムが、ディアブが何を要求しているのか、グアンタナモ全体がいかなる状況にあるのかを語ります。「彼らがウルグアイに移送されて2年近くが経ちます」とカッセムは語ります。「ディアブ氏とほかの元囚人はその間ずっと、問い続けてきました。我々はいつになったら家族に会えるのか。家族に会える日はいつか来るのかと」。

    dailynews date: 
    2016/9/26(Mon)
    記事番号: 
    5
  • グアンタナモ元収容者独占インタビュー:大統領討論会でのテロリズム議論を前に

    今日26日夜に行われる第一回大統領候補討論会では、外交やテロなどさまざまな話題が議論され、約1億人の人々が視聴する見通しです。オバマ大統領が就任1年目にグアンタナモ閉鎖を宣言して8年が経った現在も、グアンタナモはまだ閉鎖されていません。一方、共和党大統領候補のドナルド・トランプは、グアンタナモの拡大を呼びかけています。本日は、ブッシュ大統領とオバマ大統領の双方から釈放許可を得たにもかかわらず12年以上グアンタナモに拘束された元収容者の独占インタビューをお送りします。ジハード・アブー・ワエル・ディアブは一度も刑事訴追されていません。グアンタナモ収監中、自由を求めて一連のハンガーストライキを行い、栄養補給を強制された収容者の一人ともなりました。釈放後ウルグアイに移送されたディアブは現在、トルコ、あるいはアラビア語圏の国で家族と再会することを求めてハンガーストライキをしています。ディアブは9月中旬、飲食の停止によって9時間にわたって昏睡状態に陥り、水分補給の点滴により意識を回復しました。ディアブが意識を取り戻した翌日、デモクラシー・ナウ!は、ホセ・マリア・シガンダとアレサンドロ・マラデイ、アンドレス・トマス・コンテリスの協力を得て、ディアブに独占インタビューすることができました。

    dailynews date: 
    2016/9/26(Mon)
    記事番号: 
    4
  • アフリカ系米国人研究家がトランプに反論 「国家の暴力の問題を逮捕によって解決することはできない」

    ジャーナリストでアフリカ系米国人研究で知られるモアハウス大学教授マーク・ラモント・ヒルが、共和党大統領候補ドナルド・トランプの呼びかけにコメントします。トランプは、犯罪を減らすためには「ストップ&フリスク」と呼ばれる、警察が路上で行う異論の多い尋問手法を拡大すべきだと述べています。「この手法は尋問される人を増やすだけです。(中略)何も見つからないのに、いたずらに尋問される人を増やしているのです」とヒルは言います。ヒルは、さまざまな要因によって犯罪はすでに減少していると指摘し、「私たちは、国家の暴力の問題を逮捕によって解決することはできません」と結論づけます。

    dailynews date: 
    2016/9/26(Mon)
    記事番号: 
    3
  • アクティビズムには効果がある:米シャーロット市警察 車載カメラと警官装着カメラによるキース・ラモント・スコット殺害映像を公開

    シャーロット市メクレンバーグ郡警察は連日にわたる抗議活動に屈し、キース・ラモント・スコット射殺を撮影したビデオを2本公開しました。1本は、警察車両のダッシュボードに設置されたカメラによるもの、もう1本は、警察官の体に装着されたカメラによるものです。警察は、未公開ビデオがまだあると述べています。スコットの家族は、すべてのビデオを公開するよう警察に要求しています。ダッシュボードのカメラで撮影されたビデオには、スコットが車から出て、両腕をわきに下ろした状態で、数歩、後ずさる様子が映っています。警察はスコットに4発の銃弾を発射し、彼は地面に倒れました。警察官の体に装着されたカメラで撮影されたビデオには、スコットが撃たれた後に地面に横たわっている様子が映っています。ジャーナリストでアフリカ系米国人研究で知られるモアハウス大学教授マーク・ラモント・ヒルは、「アクティビズムは効果を発揮します。組織化は有効です。草の根の努力は実るのです。これらのことが今回の教訓です」と語ります。ビデオ公開は、NBCが23日、スコットが警察の手によって射殺されるのを目撃した妻のラキーヤ・スコットが携帯電話で撮った痛ましいビデオを公開した後に行われました。

    dailynews date: 
    2016/9/26(Mon)
    記事番号: 
    2
  • パートナーに対する国家の暴力を撮影しなければならなかったのはキース・ラモント・スコットの妻が初めてではない

    NBCは23日、キース・ラモント・スコットがシャーロット市メクレンバーグ郡の警官に射殺される様子を撮影した妻ラキーヤ・スコットの痛ましい携帯ビデオを公開しました。ジャーナリストでアフリカ系米国人研究で知られるモアハウス大学教授マーク・ラモント・ヒルは、「彼女がしようとしていたのは警察がなぜか出来なかったこと、つまり緊張を和らげることでした。(中略)彼の妻が取った行動は、非常に勇敢で冷静なものでした」と語ります。ヒルは、配偶者に対して国家の暴力が振るわれるのをリアルタイムで見なければならなかったアフリカ系米国人の妻は彼女が最初ではないと語ります。妻たちは警察官らに無視され、敬意を欠いた扱いを受けてきました。

    dailynews date: 
    2016/9/26(Mon)
    記事番号: 
    1
  • タルサやシャルロットの警官による殺人への抗議は 人種差別を恒久化する経済政策から生じた

    ノースカロライナ州シャルロット市でのキース・ラモント・スコット殺害、オクラホマ州タルサ市でのテレス・クラッチャー殺害と、警官による殺害事件がたて続けに起きたことで、人種差別と投票権行使の抑圧を恒久化化させてきた共和党の政策に注目が集まっていると、全米黒人地位向上協会(NAACP)のノースカロライナ支部長でモラル・マンデーの指導者ウィリアム・バーバー牧師は話ます。

    dailynews date: 
    2016/9/23(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ウォレン上院議員 スキャンダル渦中のウェルズ・ファーゴCEOに辞職と捜査受け入れを要求

    ウォール街の大手銀行ウェルズ・ファーゴの従業員数千人が売上目標を達成するために取引先の個人情報を流用して200万の偽造口座を作っていた疑惑が拡大していますが、今週の上院銀行委員会の公聴会で、エリザベス・ウォレン上院議員がジョン・スタンプCEOをこの件で厳しく追及しました。これに対する反応をみていきます。このスキャンダルの始まりは少なくとも2011年にさかのぼり、スタンプCEOは2013年以降この実態を把握していたと認めました。ウェルズ・ファーゴには1億8500万ドルの罰金が科されました。「ジョン・スタンプは自らの犯罪行為によって5300人を罪に追いやったのです」と、ノミ・プリンツは話します。彼女はリーマン・ブラザーズやチェース・マンハッタン銀行でアナリストを勤めた後、ベア・スターンズとゴールドマン・サックスで重役を務めました。プリンツの最新書は、All the Presidents’ Bankers: The Hidden Alliances That Drive American Power(『大統領の銀行家たち:アメリカの権力を動かす隠された同盟』)です。

    dailynews date: 
    2016/9/23(Fri)
    記事番号: 
    2
  • モラル・マンデーの指導者バーバー牧師「キース・スコット射殺の動画は市民のもの 公開せよ」

    「動画を公開しろ!」と連呼する人々の抗議が3日間続いています。 街頭で抗議する人々は、警察に対しキース・ラモント・スコットが射殺された場面の録画を公開するよう要求しています。深い悲しみに暮れる遺族には彼が射殺された際のドライブレコーダーとボディカメラの映像が見せられました。ですが、シャルロット警察署長カール・パトニーは、この動画を公開する予定は今のところないとしています。全米黒人地位向上協会(NAACP)のノースカロライナ支部長でモラル・マンデーの指導者ウィリアム・バーバー牧師に話を聞きます。最新の著作は、Third Reconstruction: Moral Mondays, Fusion Politics, and the Rise of a New Justice Movement(『3回目の再建:モラル・マンデー、融合政治、新たな正義運動の台頭』)です。

    dailynews date: 
    2016/9/23(Fri)
    記事番号: 
    1
  • コネチカット州の警察官 抗議運動家に対する罪状でっち上げ現場を誤って自ら撮影

    コネチカット州の警察官が、抗議運動家に対する罪状をでっち上げている現場を、無意識に自分で撮影した。米国自由人権協会(ACLU)コネチカット支部は、そう訴えて提訴しました。2015年9月11日、コネチカット州在住のマイケル・ピカードが、ウエスト・ハートフォード市の交通検問所で穏やかに抗議活動を行っていると、州警察官ジョン・バロンが歩み寄り、ピカードのビデオカメラを叩き落としました。そして、ピカードの携帯を許可された拳銃と拳銃許可証を没収しました。それ後ピカードがビデオを拾い撮影を再開すると、バロンは警察を撮影することは違法だと誤った主張を口にして、ピカードのビデオカメラを没収しパトカーに持って行くと車の屋根にそれを置きました。バロンは気がついていませんでしたが、ビデオは撮影を続けており、二人の会話を全て記録していたのです。その録画で、バロンはジョン・ジャコビ巡査部長とピカードを逮捕する口実を相談し、途中で「いざという時のために適当な言い訳は用意しておかないと」と発言しています。米国自由人権協会コネチカット支部のダン・バーレット法務顧問に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/9/22(Thu)
    記事番号: 
    5

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