大統領選挙投票日まで5週間を切りましたが、最近スタートした衝撃的な新ドキュメンタリー・シリーズ、America Divided(『分裂する米国』)が米国内の不平等を検証します。同番組は有名人が記者として、教育、住宅、医療、労働環境、刑事司法、そして政治システムの分野で不平等の様々な側面を見ていきます。オスカー賞に輝くヒップホップ・アーティストのコモンは出身地シカゴに帰郷し、刑事司法の分野での格差を検証。女優のロザリオ・ドーソンがミシガン州フリントに出向き、人災から引き起こされた同市の飲料水危機の裏側を調査します。そして伝説的なテレビ・プロデューサーのノーマン・リアが、ニューヨーク市の貧困地域が高級化される「 ジェントリフィケーション現象」と立退き問題を調査し、住宅市場における人種差別を密かに調べ暴きます。画期的なこのシリーズについて、『分裂する米国』の制作者リック・ロウリー、ソリー・グラナスティン、そしてルシアン・リードに話を聞きます。