デイリーニュース

  • ムバラク今期限りの引退表明 反抗勢力は即時退陣を求めてデモを継続 カイロから生中継

    デモクラシー・ナウ!のシニア・プロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースがカイロ・タハリール広場のすぐ近くから生中継します。広場では親ムバラク派と言われる一群が平和的なデモを続ける人々を襲撃したと伝えられています。エジプトの現状についてカリフォルニア大学デイビス校のノラ・ラドワン教授にクドウスがインタビューします。この通りに集まる人々の気持ちは『ここに来たのは彼(ムバラク)と話し合うためではない。言いたいことはただ1つ、『退陣しろ』というものです」とラドワンは言います。「ムバラクとその政府が、憲法改正やその他の意味ある改革を実行するという保証はどこにもない。エジプト国民はそれをよく理解している」

    dailynews date: 
    2011/2/2(Wed)
    記事番号: 
    3
  • エジプト革命の声: 「100万人行進」 タハリール広場のデモの人々の声を聞く

    ほんの数週間前には思いも寄らなかった反抗の表明として、エジプト全土で数百万人がムバラク政権への抗議デモを繰り広げました。デモクラシー・ナウ!のシャリフ・アブドゥル・クドゥースとハニ・マスードがタハリール広場から蜂起した人々の声を伝えるビデオを送ってくれました。「やっとこれが自分の国だと感じている! 警察の国でも、政府のお偉いさんやエリートの国でもない!」とデモ参加者の1人は言います。「今日は、自分がエジプト人であることが本当に誇らしい」

    dailynews date: 
    2011/2/2(Wed)
    記事番号: 
    2
  • エジプトで流血: 馬やラクダに乗ったムバラク支持者たちがタハリール広場の反政府派を襲撃 100人以上が負傷

    この放送直前に流血の衝突が起きました。エジプトのホスニ・ムバラク大統領支持者たちがカイロ・タハリール広場で反政府抗議活動を続ける人々を襲撃しました。報道では100人以上が負傷した模様です。「広場全体が暴漢たちに囲まれている。明らかにまだ増えそうだ」とエジプト人活動家ナズリ・フセインが伝えています。「ケガをして広場から逃げてきたり病院に運び込まれる人々を見た」。カイロにいるそのフセインとデモクラシー・ナウ!のシニア・プロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースの2人に生でリポートしてもらいます。

    dailynews date: 
    2011/2/2(Wed)
    記事番号: 
    1
  • デジタルの闇:米英企業が通信遮断と反体制家の身元割り出しでエジプト政府を支援

    英国を拠点とするボーダフォンは、エジプト政府の命令に従い、エジプトの電話とインターネットのサービスを遮断しました。ボーイング社傘下の米国企業ナルス社は、反体制活動家の身元の割り出しを助ける監視技術をエジプトに売りました。フリー・プレスのティム・カーとニューヨーク市立大学教授C.W.アンダーソンに話を聞きます。カーは、エジプトで通信がどのように遮断されたかを説明し、“国家的脅威”の場合に米国で通信を遮断する根拠となりうる、上院に提出された法案「国家資産としてのサイバースペース防衛法」について論じます。アンダーソンは、2004年の共和党大会と民主党大会での抗議行動を起源とするツイッターの活動家的ルーツをたどります。

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    ★ ニュースレター第45号(2011.10.31)

    dailynews date: 
    2011/2/1(Tue)
    記事番号: 
    4
  • エジプトと米国での報道管制:ムバラクによって放送遮断されたアルジャジーラと、通信会社による米国での同放送の拡大阻止

    アラビア語放送局アルジャジーラの記者らは、ホスニー・ムバラク大統領によって逮捕され、放送を中止させられました。「現政権は、カイロの国立美術館にあるエジプトの貴重な宝を守る時間はなかったのに、ジャーナリストたちを街頭から引きずり出し、アルジャジーラの放送を遮断する時間はあったのです」と、ジャーナリスト保護委員会(Committee to Protect Journalists)のモハメド・アブデル・ダエムは言います。一方、アルジャジーラの英語放送は世界中の2億世帯以上に放送されていますが、米国ではほとんど視聴できません。批評家らは、これを米国のケーブルおよび衛星テレビ事業者による報道管制と呼んでいます。アルジャジーラ英語放送のトニー・バーマンから話を聞きます。

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    ★ ニュースレター第40号(2011.5.21)

    dailynews date: 
    2011/2/1(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「ムバラクは我々にとってのベルリンの壁」:エジプト人コラムニストが語る若者が押し進めたカイロの蜂起と地域の民主主義への影響

    エジプトでの蜂起は民主主義のための民衆運動ですが、番組のゲストのエジプト人コラムニストでコメンテーターのモナ・エルタハウィは、一部の報道機関は重要なことをまず見逃していると指摘します。彼女はメディアに対し、エジプトでの一連の出来事を報道するときには、“混乱”や“騒乱”といった言葉ではなく、“蜂起”や“反乱”といった言葉を使うことを要請しています。

    dailynews date: 
    2011/2/1(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 数百万人がムバラクに抗議:デモクラシー・ナウ!のシャリフ・アブドゥル・クドゥースが大規模デモのタハリール広場から生中継

    エジプトで前代未聞の民衆蜂起が始まってから1週間後、軍による夜間外出禁止令を無視し、同国の政権交代を求めて2百万人以上の人々がカイロのタハリール広場に押し寄せました。エジプト軍は武力行使をしないことを宣言し、人々の“正当な不満”を認めました。タハリール広場にいるデモクラシー・ナウ!のシニア・プロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースから生中継で話を聞きます。クドウスは言います。「膨大な数の人々の中に立っています。彼らは声をそろえてムバラク大統領の退陣を求めています」。

    dailynews date: 
    2011/2/1(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「女性や少女たちも少年たちと路上にある」:エジプトのフェミニスト、ナワル・エル・サーダウィが語る

    著名なフェミニストで人権活動家のナワル・エル・サーダウィは、政治犯として長年エジプトを離れていました。現在はカイロに戻ってきている彼女が番組に出演し、ここ7日間で起こった前代未聞の抗議運動での女性の果たしている役割について話を聞きました。「女性と少女たちも少年たちと路上にいます。わたしたちは政治、自由、平等、真の民主主義、新憲法、そして男女差別やイスラム教徒とキリスト教間の差別の撤廃、システムの変革を求めています。真の民主主義を求めています」。

    dailynews date: 
    2011/1/31(Mon)
    記事番号: 
    4
  • メイドインUSA:エジプト政権の催涙ガス、戦車、ヘリ、銃、戦闘機は米国防総省が提供する米国製

    米国は過去数十年において、数十億ドル規模の軍事支援をエジプトに行ってきました。ロッキード・マーティン社、ボーイング社、そしてゼネラルエレクトリック社は戦車やミサイル、エンジンその他をムバラク政権に提供しています。大規模な民衆蜂起が起こっている現在も、オバマ政権が援助計画の見直しを発表するなか、米国の対外援助費は依然としてエジプトに流れ込んでいます。Prophets of War: Lockheed Martin and the Making of the Military-Industrial Complex(『戦争の予言者:ロッキード・マーティンと軍産複合体の形成』)の著者ウィリアム・ハートゥングと、ジョージタウン大学でアラブ政治を教えるサメル・シェハタ准教授に話を聞きました。
    dailynews date: 
    2011/1/31(Mon)
    記事番号: 
    3
  • エジプトの暴動の背景には弾圧と貧困がある

    エジプトの現在の状況は、米国にとってはエジプト国民を支援する大きな機会となる可能性があります。しかし、オバマ政権からは、ホスニ・ムバラク大統領の退陣を求める公式な発言はありません。ジョージタウン大学でアラブ政治を教えるサメル・シェハタ准教授に、米国の支援をうけているムバラク政権について、そして現在も続く抗議行動の背景にある記録的なインフレと貧困について話を聞きました。「2004年から現在にかけて、エジプト政府と政府による改革は、ワシントンで世界銀行やIMF、それに米国当局によって賞賛されていました」とシェハタは語りました。「しかし明らかにされてこなかったのは、現実に生きる国民、普通の人々の生活のレベルで起きていた事実です」。

    dailynews date: 
    2011/1/31(Mon)
    記事番号: 
    2

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