ジンバブエでは、長期に渡り政権を握ってきたロバート・ムガベ大統領が自宅監禁下にあり、軍が国会、裁判所、政府関係者、そして首都ハラレの主な飛行場を掌握した後も、大統領職辞任を拒んでいると報道されています。ムガベは、ジンバブエがイギリスより独立を宣言した37年前以来、権力を握ってきました。南アフリカのヨハネスブルクより、英国のシンクタンク「王立国際問題研究所」(チャタム・ハウス)」の「アフリカ・プログラム」のノックス・チティヨに話を聞きます。チティヨは先日、隣国ジンバブエより戻ったばかりです。ナイジェリア人環境保護活動家「母なる地球の健康財団(Health of Mother Earth Foundation)」のニモ・バッシー事務局長と、オックスフォード大学教授でThe Unsettled Land: State-making & the Politics of Land in Zimbabwe, 1893-2003(『未解決の国――ジンバブエの国家建設と政治 1893~2003年』)の著者ジョセリン・アレクサンダー教授にも話を聞きます。