カリフォルニア州選出の上院議員で大統領候補のカマラ・ハリスが、6月最終週の討論会を受けて新たな勢いの波に乗っています。彼女は討論会で、1970年代に人種分離主義の議員たちと共に人種統合のための(学区を越えた)バス通学に反対した過去についてジョー・バイデンに詰め寄りました。いくつかの世論調査でハリスの支持率が急騰している一方で、オンライン上での右翼からの反発も起きています。ドナルド・トランプ・ジュニアは6月27日、“オルタナ右翼”の人物が書いた「カマラ・ハリスは米国の黒人ではない。彼女は半分はインド人で半分はジャマイカ人だ。(私のような)米国の黒人から我々の歴史を奪う人々には本当にうんざりする。非常に不快だ。ハリスの家族は実際は奴隷所有者だった」というメッセージをリツイートしました。トランプ・ジュニアは「これが真実? びっくりだ」と書き、このツイートを彼のフォロワーにシェアしました。彼はこのツイートを、その晩遅くに消去しましたが、他の何人かの2020年の大統領候補者たちは彼のコメントを非難しています。「女性に対するオンライン上の暴力を止めさせる会」(Stop Online Violence Against Women)という団体の創設者であるシリーン・ミッチェルに話を聞きます。