デイリーニュース

  • トランプとクリントンの友人で大富豪のジェフリー・エプスタインが性的人身売買容疑で逮捕

    ヘッジファンドマネジャーの億万長者で10年以上にわたって未成年の少女を性的に暴行していた疑いで起訴されているジェフリー・エプスタインが7月8日、性的目的の人身売買容疑でマンハッタンの連邦裁判所に出頭します。エプスタインは同月6日、最年少の14歳少女を含む未成年の少女らをマンハッタンの自分のマンションに誘い、性的目的の人身売買を行っていた疑いで逮捕されました。エプスタインはかつて、フロリダ州で未成年の少女数十人へのわいせつ行為と人身売買で告発されましたが、フロリダ州の連邦検事だったアレクサンダー・アコスタが「連続児童性犯罪者との最も寛大な司法取引」を行った後、郡刑務所でわずか13カ月服役するにとどまりました。この司法取引によって、エプスタインは連邦裁判所での起訴と終身刑の可能性を回避することができ、FBIによるこの事案への調査は事実上終結しました。アコスタは現在、トランプ政権の労働長官を務めています。エプスタインはドナルド・トランプとビル・クリントンは友人だと語っています。2003年にバニティフェア誌に発表した“The Talented Mr. Epstein”(「才人エプスタイン」)でジェフリー・エプスタインの人物像を描いた調査報道記者のビッキー・ワードに話を聞きます。

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    2019/7/8(Mon)
    記事番号: 
    2
  • サッカー女子W杯 男子との報酬差別を批判した米代表チームが優勝 トランプ大統領への批判も

    7月7日、フランスのリヨンで行われたサッカー女子ワールドカップ決勝では米代表がオランダを2対0で破り、大会初となる4回目の優勝を果たしました。数カ月前には、2015年大会の米女子代表チームのメンバーが米国サッカー連盟をジェンダー差別で提訴していました。勝利後、観客席からは、男子選手と同等の報酬を求めるチームへの連帯を表す「equal pay(同一報酬)」のコールが沸き起こりました。2018年の男子W杯の賞金が4億ドルだったのに対し、今年の女子W杯の賞金は3000万ドルにとどまっています。米代表チーム共同キャプテンのメーガン・ラピーノは、最優秀選手としてゴールデンボール賞を、得点王としてゴールデンブーツ賞を受賞しました。ラピーノは今大会の注目の的でした。試合前には、国歌斉唱の間に歌うことや胸に手を置くことを拒否しました。ラピーノはまた、ホワイトハウスには招かれても行かないと発言して話題となっています。スポーツとムスリム女性に焦点を当てた活動で受賞歴もあるアクティビストのシーリーン・アフマドと、ペンシルベニア州立大学で歴史学とアフリカ系米国人研究の助教を務めるアミラ・ローズ・デイビスに話を聞きます。

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    2019/7/8(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ノーム・チョムスキーとの1時間 ファシズム、核兵器、気候変動、ジュリアン・アサンジなど

    今年4月に、世界的に著名な体制批判家で言語学者のノーム・チョムスキーの話を聞こうと、ボストンのオールドサウス教会に何百という人々がつめかけました。本日は一時間の特別番組でチョムスキー教授の講演からの抜粋と、エイミー・グッドマンとの対談をお届けします。

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    2019/7/5(Fri)
    記事番号: 
    1
  • タナハシ・コーツ:「ジョー・バイデンは大統領になるべきではない」

    民主党の大統領候補となるべく予備選を戦うジョー・バイデンは、70年代から80年代にかけて人種差別主義者である上院議員らとの「礼儀正しい」関係を懐かしい思い出として披露し批判されています。6月18日にニューヨーク市カーライル・ホテルで行われたイベントで、バイデンは人種差別主義者だったミズーリ州選出民主党上院議員の故ジェームズ・イーストランドと、ジョージア州選出のハーマン・タルマージ上院議員との関係を懐かしがりました。報道によればバイデンは、「私はジェームズ・O・イーストランドと党員集会で一緒だった。…彼から『ボーイ』と呼ばれたことはない。私のことは『サン(son)』と呼んだ」と語りました。バイデンはまた、「ハーマン・タルマージは知りあった中でも一番意地の悪い男の一人だった。それでも、少なくとも彼との間にはある程度の礼儀があった。仕事となれば協力し合った」と語りました。コーリー・ブッカー上院議員、カマラ・ハリス上院議員、バーニー・サンダース上院議員、エリザベス・ウォーレン上院議員、ビル・デブラシオ市長を含む多くの民主党大統領候補がバイデンを批判しています。

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    2019/7/4(Thu)
    記事番号: 
    4
  • タナハシ・コーツ:賠償は奴隷制度のみならず 数百年に渡る窃盗と人種差別による恐怖への償いだ

    著名な作家タナハシ・コーツに永遠の負の遺産としての米国奴隷制度、賠償に関する会話が過去5年間に米国でいかに進化したか、そして上院多数党院内総務ミッチ・マコネルに対する反論となった、6月の奴隷への賠償に関する歴史的公聴会での賠償擁護の証言について話を聞きます。コーツは「アメリカは奴隷制度の上に成り立っていた」と語ります。

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    2019/7/4(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ダニー・グローバーとタナハシ・コーツ 歴史的下院公聴会で奴隷への賠償を主張

    6月19日、下院司法委員会小委員会は米国の奴隷への賠償に関する歴史的公聴会を開きました。このトピックに関する公聴会は10年以上開かれていませんでした。この日は「ジューンティーンス」(Juneteenth)と呼ばれる記念日で、1865年6月19日はテキサス州ガルベストンの奴隷たちが、リンカーンが発行した奴隷解放宣言により奴隷制度がようやく廃止されたことを知った日です。また今年は大西洋を横断した奴隷貿易400周年でもあります。議会は今「アフリカ系米国人賠償提案のための調査および発案法」(Commission to Study and Develop Reparation Proposals for African-Americans Act)いう名の法案を検討しています。これは数十年間、ジョン・コニャーズ元下院議員が推し進めてきたものの実現しなかった法案を、ヒューストンの民主党下院議員シーラ・ジャクソン=リーが引き継ぎ提出したものです。この法案の名称「H.R.40」は、解放された奴隷に約束されたものの実現することのなかった「40エイカーの土地とラバ1頭」にちなみます。公聴会を前に共和党の上院多数党院内総務ミッチ・マコネルは、「150年前に起こったことで、今生きている人間には責任のないことへの賠償が良い案とは思えない」と発言しました。

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    2019/7/4(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「米国の奴隷にとって独立記念日とは?」:フレデリック・ダグラスの歴史的演説を俳優ジェームズ・アール・ジョーンズが朗読

    フレデリック・ダグラスの言葉で7月4日の独立記念日特集をはじめます。1818年頃、奴隷として生まれたダグラスは、奴隷制廃止運動指導者の一人となりました。1852年7月5日、ダグラスはニューヨーク州ロチェスターにおいて、彼の最も名高い演説の一つ「黒人にとっての独立記念日の意味」を行ないました。「ロチェスター婦人奴隷制反対協会」(Rochester Ladies Antislavery Society)における演説です。歴史家ハワード・ジンの名著Voices of a People’s History of the United States.(『民衆の米国史の声』)の朗読イベントで俳優のジェームズ・アール・ジョーンズが行った朗読をお聴きください。ジンがジョーンズを紹介しました。

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    2019/7/4(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「ノー・モア・デス」のスコット・ウォーレン アリゾナでの移民救助で再訴追へ

    連邦検察当局は7月2日、米国・メキシコ国境での移民支援をめぐる2つの罪状で、人道援助ボランティアで移民人権活動家のスコット・ウォーレンを再訴追すると発表しました。陪審は数週間前、アリゾナ州南部のソノラ砂漠をわたっていた在留資格のない2人の移民に水と食糧、清潔な衣服、寝床を提供したことをめぐり、ウォーレンに有罪判決を下すことを拒否しました。陪審員のうち8人がウォーレンを無罪、4人は有罪と判断しました。連邦検察は、11月に8日間の陪審裁判でウォーレンを再訴追します。共謀罪の罪状は取り下げました。もしも2件の移民隠匿の重罪で有罪判決を受ければ、ウォーレンは最大で禁固10年の刑に直面することになります。

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    2019/7/3(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 国境警備隊員が移民やAOCをターゲットに人種差別・性差別の書き込み 秘密のフェイスブックグループに

    現職および元国境警備隊員がプライベートなフェイスブックグループに人種差別や排外主義のメッセージを投稿していたことがわかり、税関・国境警備局が調査を開始しています。7月1日にプロプブリカがスクープした記事によると、このグループには9500人以上が参加していました。グループの投稿ページは、移民や難民申請者への人種差別、同性愛嫌悪、移民反対、女性蔑視の内容で満ちていました。下院議員のアレクサンドリア・オカシオ=コルテスがトランプ大統領に性的に攻撃されている加工画像があるなど、公職者もターゲットになりました。ある投稿では、ビニール袋に子どもを入れて急流をわたろうとする男性のビデオをめぐって、メンバーらが冗談を交わしていました。あるメンバーは「これなら少なくとももうゴミ袋に入っている」とコメントしています。この事実を明るみに出したプロプブリカの記者、A・C・トンプソンに話を聞きます。

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    2019/7/3(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 自らを進歩的な検察官だったと言うカマラ・ハリス:しかし彼女の仕事の記録は別の物語を示唆

    カマラ・ハリス上院議員の大統領選初期世論調査での支持率が上昇していますが、同時にカリフォルニア州検察官時代の彼女の仕事の細かな検証も行なわれています。ハリスは2004年、サンフランシスコの地方検事になりました。彼女は2011年にカリフォルニア州司法長官になるまで、その職に就いていました。サンフランシスコ大学法科大学院の教授であるララ・バゼロンに話を聞きます。彼女は1月、ニューヨークタイムズ紙に「カマラ・ハリスは“進歩的な検察官”ではなかった」というタイトルの記事を書きました。バゼロンはその中で次のように記しています。「進歩主義者たちが何度も彼女に、地方検事、次いで司法長官として刑事司法改革を採用するよう求めましたが、ハリス氏は彼らに反対するか沈黙するかでした。一番問題視されるべきは、ハリス氏は、証拠改ざん、偽証、検察官による重要情報の隠蔽などの公務員による違反行為の結果得られた不当な有罪判決を保持するために徹底的に闘っていたという事実です。」

    dailynews date: 
    2019/7/2(Tue)
    記事番号: 
    3

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