長年イランで最も有力な人物の1人だったカセム・ソレイマニ将軍を米国が暗殺したことについて円卓会議を催します。ソレイマニ将軍は、イランのイスラム革命防衛隊の中でも対外特殊活動を担う強力な特殊部隊「コッズ」(Quds)のトップでした。米国にあてはめれば、CIAと米軍特殊部隊を合わせたような存在です。イランは、ソレイマニ司令官の暗殺を「国際テロ行為」と呼んでいます。「イランの既存政治勢力に向けた集結と決起の呼びかけを引き出すのには、おそらく最適で、最速の方法でした」と、ネガル・モルタザビ記者は指摘します。円卓会議の他の参加者は、The Coup: 1953, the CIA, and the Roots of Modern U.S.-Iranian Relations(『クーデター:1953年、CIA、現代の米=イラン関係のルーツ』)の著者で歴史家のアーバンド・アブラハミアン、政策研究所(the Institute for Policy Studies)の研究員でUnderstanding the U.S.-Iran Crisis : A Primer(『米・イラン危機を理解する:入門編』)の著者フィリス・ベニスです。
ス・ベニスです。