ドナルド・トランプ大統領は木曜日、ホワイトハウスの南庭の芝生に集まった約1,500人の観衆の前で、共和党の候補者指名を正式に受諾しました。ソーシャルディスタンスのガイドラインに背いて、出席者は肩を並べて密に座り、マスクをつけている人はほとんどいませんでした。コロナウイルスによる米国の死者数が180,000人に達し、総計で世界で最高となった中で、トランプ大統領は政府のパンデミック対応を繰り返し擁護しました。トランプ大統領は、民主党のジョー・バイデン候補が大統領になったなら、混沌と暴力が米国を支配すると警告しましたが、ウィスコンシン州ケノーシャ郡での警官によるジェイコブ・ブレイク射殺事件や、17歳のトランプ支持者がケノーシャで2人の抗議者を殺害した事件については言及しませんでした。歴史家のリック・パールスタインに話を聞きます。彼はトランプ氏が「現実とは似ても似つかない世界」を描き、人々を暴力的な行動に駆り立てていると言います。