デイリーニュース

  • マイケル・ムーア 自身のブロードウェイ・ショー、 トランプ、 プエルトリコ、 メディアについて語る

    本日はアカデミー賞受賞の映画監督、マイケル・ムーアへのインタビューをお届けします。彼は 『マイケル・ムーア・イン・トランプランド』、『華氏911』、『ボウリング・フォー・コロンバイン』、『シッコ』など多くの作品を世に送りだしましたが、その功績にまた一つ、ブロードウェイでの舞台作品が加わりました。彼のブロードウェイでのデビュー作 The Terms of My Surrender(『私の降伏条件』)は、「ブロードウェイ・ショーは現職の大統領を引きずり降ろすことができるのか」という問題提起から始まったものです。ムーアが、彼がこれから起こるべきだと考える工程表を示します。

    dailynews date: 
    2017/9/29(Fri)
    記事番号: 
    2
  • プエルトリコからのレポート:水不足と健康危機の中 死者数は発表よりも多い

    「グッド・ニュース」か「フェイク・ニュース」か?プエルトリコで次々と明らかになる人道的危機への対応について、トランプ政権と国土安全保障省長官代行のイレイン・デュークは弁解を続けていますが、現地では今でも350万人以上の人々が電気もなく、清潔な水もなく、食料そしてその他の援助物資を必死に求めています。本日はプエルトリコに拠点を置く「調査報道センター」のデータ・ジャーナリスト、ローラ・モスコソに話を聞きます。モスコソによれば、死者数は政府が発表しているよりもずっと多く「当センターの電話は鳴りっぱなしで、多くの証言が寄せられている」ということです。

    dailynews date: 
    2017/9/29(Fri)
    記事番号: 
    1
  • フィンランド初の女性大統領 女性の権利 医療保険制度 ヨーロッパにおける極右台頭を語る

    本日はパリのUNESCO本部から放送しています。2000年にフィンランド初の女性大統領に選出され、2012年まで在職したタルヤ・ハロネンに話を聞きます。ハロネンが大統領になったのは、フィンランドがヨーロッパの国として初の女性参政権を実現した約100年後のことでした。2009年、ハロネンはフォーブズ誌の「世界で最もパワフルな女性100人」に選ばれました。退任後のハロネンは、ジェンダーの平等や情報公開を求める運動で有名になっています。9月28日は「国際情報ユニバーサルアクセスの日」(International Day for the Universal Access to Information)であり、UNESCOで記念スピーチを行ったハロネンに、費用効率の良いフィンランドの医療保険制度について聞きました。同国ではおかげで「乳児死亡率が下がり、米国よりも出産看護制度も優れている」と彼女は語りました。

    dailynews date: 
    2017/9/28(Thu)
    記事番号: 
    3
  • トランプが名前をうまく発音できない国「ナミビア」出身の 著名ジャーナリストにインタビュー

    アフリカの国ナミビアは、トランプ大統領が先週の国連スピーチ中、国名の発音を間違えたことで、ニュースで話題になりました。トランプが存在しない国名「ナンビア」に言及したとき、多くの人はそれがガンビアなのか、ザンビアなのか、それともナミビアをさすのか混乱しました。ホワイトハウスのスタッフは後に、トランプはナンビアと言うつもりだったと説明しています。同スピーチでトランプは、アフリカの首脳らに対し、自身の友人らが富を築くのに力になったことに感謝しました。ナミビアで最も著名なジャーナリストのひとりで、9月28日、UNESCOでスピーチするためにパリ滞在中のグエン・リスター記者に話を聞きます。リスター記者は独立紙『ナミビアン』(The Namibian)を創刊、編集者を務め、過去には同紙で南アフリカのアパルトヘイト政権批判を展開しました。80年代、リスター記者は2度投獄され、同紙の編集室も放火で破壊されたこともあります。90年代、ナミビアの独立後には、同紙のビルに火炎瓶が投げ込まれました。グエン・リスター記者は現在、報道の自由保護運動の先頭に立っています。
    dailynews date: 
    2017/9/28(Thu)
    記事番号: 
    2
  • フランス人活動家:エマニュエル・マクロンは反労働者的改革と警察国家の顔を「若くてハンサム」にしただけ

    パリからお送りする本日の放送では、中道派のエマニュエル・マクロンがマリーヌ・ル・ペンを破りフランス最年少の大統領に就任してから5か月も経たない同国の政治的混乱について分析します。マクロンは地滑り的勝利を収めましたが、世論調査によればフランスの有権者は、今では実際の彼の政策に反対しています。9月23日、左派野党の党首ジャン=リュック・メランションが15万人ものデモの先頭に立ち、マクロン大統領とフランス労働法改革の試みに反対しました。一方、人権保護団体は、マクロンの推進する反テロ新法が、2015年のパリ襲撃事件後に施行された非常事態宣言の中核部分の恒久化することになると批判しています。「フランスの状況は非常に不安定です。社会的にも、経済的にも、政治的にも」と、本日のゲスト、人権および公民権運動家のヤッサー・ルアティは言います。

    dailynews date: 
    2017/9/28(Thu)
    記事番号: 
    0
  • ムハマド・ユヌスが語る:貧困も失業も、温室効果ガスもゼロの世界の達成

    一連の破壊的なハリケーンが米国を襲う一方で、南アジアでは壊滅的な洪水によって1300人以上が死んでいます。「バングラデシュは世界でも最も人口密度が高い国です。...私たちは、数千人もの気候変動難民が生まれるという状況に瀕しています」と、グラミン銀行の創設者で2006年のノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌスは述べます。彼の近刊のタイトルは、"A World of Three Zeros: The New Economics of Zero Poverty, Zero Unemployment, and Zero Net Carbon Emissions" (『3つのゼロの世界:貧困も失業も、温室効果ガス排出もゼロに』)です。

    dailynews date: 
    2017/9/27(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ビルマで攻撃にあうロヒンギャの保護 ノーベル平和賞受賞者が国連安保理に要請

    ビルマでは人道的な危機が広がりつつあります。少数派のイスラム教徒ロヒンギャが住む何百もの村が焼かれ、40万以上のロヒンギャが国外に逃れました。国連人権高等弁務官は、典型的な民族浄化そのものを仕掛けているとビルマ政府を非難しました。ここ数日パングラデシュ当局はロヒンギャ避難民の移動を厳しく制限しています。ロヒンギャに仮設キャンプから出るなと命じ、ロヒンギャに車での移動を提供することや、家を貸すことを禁じました。グラミン銀行の創設者で、2006年のノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌスに、この件についての話を聞きます。彼および数十人もの他のノーベル平和賞受賞者たちは、ビルマ ラカイン州(Rakhine)のロヒンギャを保護し、その人道危機を止めるように国連安全保障理事会に呼びかける書簡にサインしました。ユヌスの新著は "A World of Three Zeros: The New Economics of Zero Poverty, Zero Unemployment, and Zero Net Carbon Emissions" (『3つのゼロの世界:貧困も失業も、温室効果ガス排出もゼロに』)です。

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    2017/9/27(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「沈黙の死」に苦しむイエメンの人々 米国支援の殺戮戦争でサウジアラビアが人権調査を拒否

    米国が支援するサウジアラビアによる一連のイエメン爆撃に対し、人権侵害の疑いへの独立調査組織を求める声が高まっています。イエメンのNGO「人権のための組織ㇺワタナ」 (Mwatana Organization for Human Rights) の代表、ラディア・アル・ムタワケル(Radhya Al-Mutawakel)に話を聞きます。彼女は、イエメン戦争について国連安保理で初めて市民社会を代表して証言をおこないました。イエメンで3年にわたって続く戦争では、1万人以上の民間人が殺され、国のインフラは荒廃し、甚大なコレラの蔓延が引き起こされています。

    dailynews date: 
    2017/9/27(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 利益か、プエルトリコ人の命か:トランプ政権がハリケーンに打ちのめされた島への支援物資輸送を阻止

    ハリケーン「マリア」がプエルトリコを襲って一週間、同島に住む350万人の米国市民のほとんどが、いまだに電気、飲み水、食料や燃料がない状態で停電生活を送っているさなか、ドナルド・トランプ大統領は翌週の10月2日に同島を訪問すると述べました。激しい批判さらされているトランプは、9月26日に記者会見を開き今回の大災害への対策を怠ってはいないと述べました。 トランプ政権はまた、回復途上にあるプエルトリコにガソリンその他の援助物資を届けるため輸送制限を解くことを求める下院議員有志からの要求を拒否しました。8月末に米国本土を襲ったハリケーン「ハービー」と「イルマ」の際には、米国国土安全保障省が二度にわたって「ジョーンズ法」(Jones Act)(米国内の港間の輸送を米国人が建造、所有、操業する船に制限する法)を免除したにも関わらず、です。 デモクラシー・ナウ!の共同司会者、フアン・ゴンザレス、および前ニューヨーク州議員のネルソン・デニスに話を聞きます。デニスは今週、ニューヨークタイムズ紙に、 "The Law Strangling Puerto Rico"(「プエルトリコの首を絞めている法」)という見出しで「ジョーンズ法」についての記事を書きました。

    dailynews date: 
    2017/9/27(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ハービーからひと月 メキシコ湾岸の大工場隣接住宅地域が直面する大規模な立ち退きと毒性汚染

    米国の多くの地域が一連の破壊的なハリケーンから立ち直りつつありますが、メキシコ湾岸沿いの地域で最もひどい被害を受けたコミュニティのひとつからの近況報告で本日の番組を締めくくります。テキサス州ポートアーサーは、ハリケーン「ハービー」の間に浸水した、複数の大規模石油精製所に隣接する住宅地域です。9月第4週末、ポートアーサーにあるバレロ石油精製所での火災は約100万ポンド(約45キログラム)の排出物を大気中に放出し、住人たちは数時間家の中に閉じこもっていなければなりませんでした。一方、ポートアーサーにある3600エーカーのモティバ石油精製所は、すでに米国最大である同精製所の施設を総工費数十億ドルで拡大する計画を引き続き進めると述べています。この発表は、嵐の間に自宅が浸水し、住むところがなくなった数百人のポートアーサーの住人たちがテントで暮らし続ける中で行われました。環境正義活動家のヒルトン・ケリーに話を聞きます。彼は2011年、「緑のノーベル賞」といわれるゴールドマン環境賞をアフリカ系米国人として初めて受賞し歴史に名を残しました。彼は「パワーあるコミュニティと開発協会」(Community In-Power and Development Association)の代表で創設者です。彼のレストランと自宅は両方とも、ハリケーン「ハービー」の間に浸水しました。

    dailynews date: 
    2017/9/26(Tue)
    記事番号: 
    2

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