デイリーニュース

  • ハリケーン・マリアで大被害を受けたプエルトリコ トランプ大統領はウォール・ストリートからの債務を本当に帳消しできるのか

    プエルトリコ政府当局は、ハリケーン・マリアによる死者は16人から34人に増加したと修正しましたが、「調査報道センター」(Center for Investigative Journalism)は、死者数はさらに増える可能性があると報じています。当局によるこの発表に先立ち、ドナルド・トランプ大統領は3日、米自治領であるプエルトリコを訪問し、今回のハリケーンに対する連邦政府の対処を、2005年のハリケーン・カトリーナへのブッシュ政権の対策と比較し、くり返し自賛しました。トランプが滞在中、首都サンフアンのコンベンションセンターの外に抗議の人々が集まりました。トランプはプエルトリコの740億ドルの債務帳消しの可能性を匂わせて、聴衆を驚かせました。デモクラシー・ナウのフアン・ゴンザレスと話します。

    dailynews date: 
    2017/10/4(Wed)
    記事番号: 
    1
  • プエルトリコ人たちがトランプの訪問に抗議 援助物資の配給不足の中での軍事化を非難

    トランプ大統領は、2週間前ハリケーン「マリア」により壊滅的被害を受けたプエルトリコを訪問します。現地からの報告です。デモクラシー・ナウ!の通信員フアン・カルロス・ダビラは、ウトゥアドの町を訪問し、いまだに数本のボトル水以外は一切の救援が届かない住人たちと話しました。彼はまた、トランプの訪問に対する抗議行動を首都サンフアンから生中継で伝えてくれます。

    dailynews date: 
    2017/10/3(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 「彼らは銃が誰に渡るか気にしない」:専門家たちが警告するトランプ政権による米国の武器輸出拡大計画

    海外における米国の武器売却に関するいくつかの規制を緩和するドナルド・トランプ大統領の取り組みが、懸念を引き起こしています。トランプは国務省と国防総省が米国の武器製造業者たちをさらに積極的に擁護できるよう修正を考慮中で、トランプが今週発行を予定している大統領令または大統領覚書の中にこの変更が含まれる可能性があります。米国はすでに武器輸出で世界のトップであり、世界の年間武器取引の半分以上を占めています。国際政策センターの武器および安全保障プロジェクトの代表であるウィリアム・ハートゥングに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/10/3(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ラスベガスでの大量射殺事件発生にもかかわらず 乱射事件をさらにひどいものにしかねない法案を推進する共和党議員たち

    近代米国史上最悪の銃乱射事件となったラスベガスでの虐殺の詳細が明らかになる中、共和党幹部たちは国を挙げた追悼と祈りの時を呼びかけました。しかし、共和党議員たちは銃規制法を緩和する2つの法案を推し進めてもいます。サイレンサー(消音器)に関する長年の規制を取り除く法案は早ければ10月第1週にも可決される可能性があります。連邦議会で今秋にも採決される予定のもう1つの法案は、銃を人から見えないように身に着けたり車に乗せたりして携行することを許可する州から許可しない州へと州境を越えてはいる際、許可されていない州にも銃を隠して携行したまま合法的にはいることを認めるものです。このネタを追っている2人のジャーナリスト、ブログサイト「シンクプログレス」(ThinkProgress)の政治記者キラ・ラーナーと、米国の銃政策、刑事司法、極右について取材しているガーディアン紙の上級記者ロイス・ベケットに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/10/3(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ラスベカスの銃乱射で大量の死者 ネバダ州銃販売で身元調査を求める声が高まる

    10月1日の夜に起こったラスベガスでの銃乱射事件の死者数は59人、負傷者数は527人に達しています。ネバダ州から、「米国での銃規制を求める母親の会」(Moms Demand Action for Gun Sense in America)のネバダ支部の元代表であるエリザベス・ベッカーに同州の緩い銃規制について話を聞きます。「ネバダ州民は、すべての銃の販売で身元調査を義務づけるよう求めています」と、ベッカーは言います。

    dailynews date: 
    2017/10/3(Tue)
    記事番号: 
    1
  • カタルーニャ独立の住民投票で深まる危機 スペイン警察の取り締まりで800人が負傷

    スペインでは、北東部のカタルーニャで1日に行われた独立の是非を問う住民投票をめぐって緊張が高まっています。スペインの警察は投票所に押しかけ、投票を強制的に阻止しようとしました。催涙ガスの発射や投票しようとした人に暴行するなどして、800人以上の人びとが負傷しました。カタルーニャ州政府は1日の夜遅く、カタルーニャ人投票者の90%が独立を選んだと発表しました。今から2日以内にスペインからの独立を一方的に宣言するとしています。スペイン政府は住民投票の結果も独立の宣言も認めないとしています。この紛争の激化に伴い、スペインでは、1970年代のフランコ独裁政権終結後、立憲国家として最大の危機を迎えていると言われるようになりました。オーバリン大学のヒスパニック学教授で、間もなく出版されるMemory Battles of the Spanish Civil War: History, Fiction, Photography(『スペイン内戦の記憶の戦争:歴史、フィクション、写真』)の著者であるセバスチャン・フェイバーに詳しく聞きます。ネイション誌に掲載された記事"Have Spain and Catalonia Reached a Point of No Return?"(「スペインとカタルーニャは戻れないポイントに達したか」)の共著者でもあります。

    dailynews date: 
    2017/10/2(Mon)
    記事番号: 
    5
  • 「米国のプエルトリコへの対応で植民地主義と119年にわたる搾取が明らかに」と活動家

    ハリケーン「マリア」の襲撃から2週間近くたってもいまだにきれいな水や食料、電力不足に苦しむプエルトリコに、米軍は4000人以上の兵士を派遣しました。破壊的なハリケーンを受けて進むプエルトリコの軍事化について、弁護士で活動家、「Center for Popular Democracy」(人びとの民主主義のためのセンター)の「New Organizing Projects」(新組織プロジェクト)の代表を務めるシオマラ・カロ・ディアスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/10/2(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 「もう待てない」 ハリケーン「マリア」襲撃後に食糧と水の供給を組織したプエルトリコの住民ら

    ハリケーン「マリア」がプエルトリコを襲って2週間近くになりますが、首都のサンフアンはいまも食糧や飲料水の不足、停電が続いています。サンフアンのプレイッタ地区に近い高速高架橋の一つには、「SOS プレイッタは食料と水を必要としている」と書かれた布がいくつも下がっています。プエルトリコの首都サンフアンのリオ・ピエドラス地区から、地元の声をお伝えします。ハリケーン「マリア」を受け、住民らは自ら救援活動を組織しています。取材協力はデモクラシー・ナウ!のフアン・カルロス・デビラです。

    dailynews date: 
    2017/10/2(Mon)
    記事番号: 
    3
  • フアン・ゴンザレス:プエルトリコの財政管理委員会はハリケーン後の危機を悪化させた

    トランプ大統領は3日、ハリケーン「マリア」による壊滅的な被害から2週間近くたってからプエルトリコを訪問します。プエルプエルトリコの350万人の住民はいまも電気を断たれ、食品や燃料、飲料水の供給も減少しています。サンフアンのカルメン・ユリン・クルス市長は、連邦政府にさらなる支援を懇願し、「私たちは死にかけています。あなたたちは非効率と官僚主義で私たちを殺そうとしているのです」と警告しました。デモクラシー・ナウ!の共同司会者でニューヨーク・デイリー・ニュース紙の元記者、作家のフアン・ゴンザレスに詳しく聞きます。ゴンザレスの新著は、Reclaiming Gotham: Bill de Blasio and the Movement to End America’s Tale of Two Cities(『ゴタムを取り戻す:ビル・デブラシオとアメリカの「二都物語」を終焉させる運動』)です。

    dailynews date: 
    2017/10/2(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 作曲家リン・マニュエル・ミランダの父 ハリケーン「マリア」に襲われたプエルトリコ人へのトランプの「人種差別的」な攻撃を批判

    ハリケーン「マリア」による壊滅的な被害から2週間近くが経ちますが、プエルトリコでは350万人の住民がいまだに電気を断たれ、食品や燃料、飲料水の供給も減少しています。トランプ大統領は3日にプエルトリコを訪問する予定ですが、ニュージャージー州ベッドミンスターに所有するプライベートゴルフリゾートに滞在していた先週末、サンフアンのカルメン・ユリン・クルス市長を一連のツイートで攻撃しました。トランプは、「サンフアン市長はつい数日前までは礼儀正しかったのに、今ではトランプに嫌がらせをしろと民主党に言われたようだ。サンフアン市長やプエルトリコの連中はリーダーシップに欠けている。自分たちの職員を働かせることができないのだから。地域が努力すべき時に、すべてを人任せにしている。島にいる連邦職員1万人は素晴らしい仕事をしているではないか」と書きました。トランプのツイートに人々は怒りました。高い評価を受ける劇作家で、ミュージカル「ハミルトン」のクリエーターで最初の主演者であるリン・マニュエル・ミランダもその一人です。ミランダは9月30日、「あなたは地獄に直行だ@realDonaldTrump。あなたに長いセリフは無用だ。誰かが『こちらへどうぞ』と言って、地獄への道案内をしてくれるだろう」とツイートしました。

    dailynews date: 
    2017/10/2(Mon)
    記事番号: 
    1

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