イエメンは世界最悪の人道上の危機に直面しています。サウジ・アラビアおよびアラブ首長国連邦(UAE)主導でイエメンに対して行われたこの戦争で、多くの民間人が殺害されましたが、この戦争における米国よび欧州の役割を立証した主要報告書が発表されました。この報告書はイエメンを拠点とする人権保護組織を含めた複数の組織が3月6日に発表したもので、2015年4月から2018年4月の間に行われた27回の連合軍攻撃で、少なくとも民間人203人が死亡、749人が負傷したとしています。報告書は27回の攻撃の内、22回で米国製の武器が使用されたと見ています。残りの5回の攻撃では英国製の武器または米・英両国で生産された部品が使用されました。「人権保護のための大学ネットワーク」(University Network for Human Rights)のルハン・ナグラ事務局長と、「人権保護のためのムワタナ組織」(Mwatana Organization for Human Rights)のラディア・アル=ムタワケル議長に話を聞きます。