デイリーニュース

  • ジャシー・ロス: 「私はサンダース候補も、彼を妨害した「黒人の命も大事」活動家も支持する」

    バーニー・サンダース候補を含む民主党の大統領候補者は、10月13日に行われる第1回討論会の準備をしています。著者で弁護士のジャシー・ロスに最新記事について聞きます。ロスはTheStranger.comで「私はバーニー・サンダース候補も、シアトルで彼の演説を妨害した『黒人の命も大事』の活動家も支持します」と書きました。ロスはサンダースの演説が妨害されたシアトルの会場に出席していました。

    dailynews date: 
    2015/10/12(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 100万人大行進から「コロンブスの日」まで 白人至上主義と「発見者の権利」に挑戦

    首都ワシントンでは10日、「100万人大行進」20周年を記念して、数万人が全米から国立公園ナショナル・モールに集まりました。この集会は、「ネイション・オブ・イスラム」の指導者ルイス・ファラカンが「贖罪の日」と銘打ち、アフリカ系アメリカ人男性に首都結集を呼びかけた1995年のイベントを記念したものです。今年の集会は「正義なければ他に無し」というテーマを掲げ、警察の残虐性を終わらせること、そして有色人種、女性、貧困層コミュニティへの正義を要求し、第一回集会よりインクルーシブなものとなりました。集会に集まった女性、他の有色人種の人々のなかには「コロンブスの日」の改名を要求するアメリカ先住民もいました。「コロンブスの日」は、1492年のクリストファー・コロンブスによるいわゆる「新大陸」到達を記念する祝日です。 ヨーロッパによる植民地化と先住民の搾取への道を開いた人物を称賛するこの祝日は、それに反対するアメリカ先住民にとって長年、悲しみと怒りを呼び起こす日でした。 1995年の第一回100万人大行進に参加したラリー・ハムと著者で弁護士のジャシー・ロスに訊きます。ハムはThe People's Organization for Progress「(進歩のための人々の組織)」議長です。ロスは「ブラックフィート・ネイション」のメンバーで語り手でもあります。

    dailynews date: 
    2015/10/12(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 動揺とパニック トルコ史上最悪規模のテロ攻撃で128人が死亡

    トルコでは10月10日、首都アンカラで開かれていた平和集会で起きた同時爆発で128人が死亡しました。負傷者は245人以上に達しました。同時爆発が起きたのは、トルコ政府軍とクルド人戦闘員との衝突の再燃に抗議するクルド人グループ、労働組合、左派組織がデモを準備している最中でした。トルコのアフメト・ダウトオール首相は12日、爆発はISIL(「イスラム国」)による犯行だと非難しました。しかしデモ主催者は、それを未然に防ぐことが出来なかった政府を批判しています。爆発が起きた日は、トルコの総選挙を3週間後に控えた日でした。トルコでは今年6月の総選挙で与党・公正発展党(AKP)が過半数を失い、エルドガン大統領が大きな敗北を喫して以来、緊張が高まっています。 野党の人民民主党(HDP)は13パーセントの得票率を獲得、初めて議席を確保しました。選挙以来、トルコ治安部隊とクルド人武装組織の関係は急速に悪化していました。 トルコ国会議員のヒシャー・オイサイとUCLA教授のアスリ・バーリに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/10/12(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ラティーノ初の桂冠詩人フアン・フェリペ・エレーラ 移民農業労働者、国境、アヨツィナバについて語る

    第21代アメリカ桂冠詩人に任命されたフアン・フェリペ・エレーラに話を聞きます。メキシコから移民してきた農夫の息子エレーラは、米国初のラテン・アメリカ系桂冠詩人となりました。英語とスペイン語の両言語で書かれた彼の作品は、そのエネルギーやユーモア、情緒そしてアメリカの多様性の意識をとらえる能力で、40年以上にわたり賞賛されてきました。エレーラ任命の発表時に、「エレーラの詩はアメリカ起源の作品だと思います。『草の葉』のように荘厳で寛大な作品であり、それを発展させています。彼の詩は…優れた人の声であり、伝統であり、歴史であり、またアメリカ人のアイデンティティの核心である文化的観点です」と米国議会図書館館長ジェームス・H・ビリントンは話しました。エレーラは187 Reasons Mexicanos Can’t Cross the Border(『メキシコ人が国境を越えられない187の理由』)や近著Notes on the Assemblage(『集会でのノート』)を含む、28冊の本の著者です。彼は過去に全米批評家協会賞や国際ラティーノ・ブック賞を受賞しています。

    dailynews date: 
    2015/10/9(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 他人の不幸で一儲け? 移民危機からアフガニスタン、ハイチまで、惨事便乗資本主義を検証

    災害の発生で儲けるのはだれ? ジャーナリストのアンソニー・ローエンステインの著書Disaster Capitalism: Making a Killing out of Catastrophe(『惨事便乗資本主義:大災害から大儲け』)は、これを問います。ローエンステインは世界各国を回って、G4S、セルコ、ハリバートンのような企業がいかに災害で金儲けをしているかを検証しました。これらの企業が、営利目的の民間請負業者を雇って戦場に配属し、難民、囚人、亡命希望者を収容する営利目的の民間拘留施設を建設している様子を説明しています。最近では、ローエンステインは映画作家ソア・ニューライターとタッグを組み、国際支援や投資がハイチ、アフガニスタン、パプア・ニューギニアなどの国々のコミュニティにどのような影響を与えているのかを年代別にまとめた、書籍と同じ表題のドキュメンタリー映画を作成しています。

    dailynews date: 
    2015/10/9(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ノーベル平和賞はチュニジア市民社会団体へ 「アラブの春」後の対話による民主化努力を評価

    今年のノーベル平和賞はチュニジアの「国民対話カルテット」として知られる市民社会団体に授与されました。チュニジア人の露天商人が焼身自殺を図ったのをきっかけに、米国の支援を受けてチュニジアを長年支配していた独裁者ザイン・アル=アービディーン・ベン・アリーが倒され、「アラブの春」に発展してから、約5年後の受賞となりました。「カルテットは、民主化のプロセスが政治的暗殺や広がる社会不安により頓挫しそうになっていた2013年夏に組織されました。チュニジアが内戦の危機に瀕していたとき、武力に代わる平和的な政治解決の手続きを確立させたのです」と、ノルウェー・ノーベル委員会のカーシ・クルマン・フィーべ委員長は説明しました。チュニジアの国民対話カルテットは、「チュニジア労働総同盟」、「チュニジア産業貿易手工業連盟」、「チュニジア人権擁護連盟」、そして「チュニジア弁護士会」の4団体で構成されています。ノーベル賞委員会は、今回受賞となったカルテットの偉業は「他の国の手本になるように」と話しています。本日は、カーネギー国際平和基金の「民主主義と法の支配プログラム」上級参与サラ・チェイスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/10/9(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「ピープル・ハヴ・ザ・パワー 」:フランシスコ教皇とバチカンでの演奏をパティ・スミスが語る

    パティ・スミスは、この2年間で2度バチカンに招待され演奏しました。スミスの「ピープル・ハヴ・ザ・パワー」(People Have the Power) のパフォーマンスの一部を放送するとともに、現教皇がアッシジの聖フランチェスコにちなみ「フランシスコ」という教皇名を選んだとき喝采を送った理由についても話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/10/8(Thu)
    記事番号: 
    4
  • パティ・スミス:19世紀の詩人ウィリアム・ブレイクと政治的アート創作について「躊躇なしに」語る

    伝説的ミュージシャン、パティ・スミスがデモクラシー・ナウ!のスタジオでMy Blakean Year(「マイ・ブレイキアン・イヤー」)を演奏、詩人ウィリアム・ブレイク(1757–1827)の影響について語ります。ブレイクの詩「虎」(The Tyger) にスミスが歌をつけ録音した曲も放送します。スミスは長年、詩にロック・ミュージックを融合させたとして称賛されてきました。

    dailynews date: 
    2015/10/8(Thu)
    記事番号: 
    3
  • パティ・スミス: グアンタナモ基地閉鎖 故レイチェル・コリー オバマ大統領に対する不満を語る

    パティ・スミスは、音楽と著述活動だけでなく活動家として反戦集会や政治的チャリティーコンサートで演奏してきたことでも知られています。スミスはまた、グアンタナモ基地元囚人ムラート・クルナスや、2003年にイスラエル軍のブルドーザーにひかれて死亡した23歳の大学生レイチェル・コリーについて歌でとりあげています。スミスにこれらの曲についてと、オバマ政権に対する評価を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/10/8(Thu)
    記事番号: 
    2
  • パティ・スミス: 新作回想録『Mトレイン』と全米図書館賞に輝く著書『ジャスト・キッズ』を語る

    本日のデモクラシー・ナウ! は、伝説的な詩人でシンガー、そして活動家でもあるパティ・スミス特集です。スミスの新回想録M Train(『M トレイン』)は先日発売されたばかりです。2010年には、ベストセラーとなった回想録『ジャスト・キッズ』が全米図書館賞ノンフィクション部門賞を受賞しました。『ジャスト・キッズ』では1989年に亡くなったフォトグラファー、ロバート・メイプルソープとの関係を振り返りました。新著では94年に亡くなった夫フレッド・"ソニック"・スミスのことも回想しています。今年は、ローリング・ストーン誌のベスト・アルバム100にも選ばれた、画期的なスミスのデビューアルバム『ホーセス』の40周年記念でもあります。

    dailynews date: 
    2015/10/8(Thu)
    記事番号: 
    1

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