シカゴでは先週末、数千人が参加した大会議「民衆サミット」(ThePeople’sSummit)が行われ、米国の進歩主義運動が次にどこに向かうべきかについて、活動家やコミュニティーリーダー、オルガナイザーらが議論しました。開催日前日には、バーニー・サンダースがヒラリー・クリントンに対して負けを認めないことを宣言しています。初日夜の討論会ではフアン・ゴンザレスが進行役を務め、ナオミ・クライン、ジョン・ニコルズ、ロザリオ・ドーソン、全米看護師組合のローズアン・デモ―ロがパネリストとして登壇しました。フアン・ゴンザレスは1968年を振り返り、リチャード・ニクソンの大統領選出を招いて歴史的転換点となったこの年に活動家が果たした役割を検証しました。「私たちのスローガンは、『意思は行動で示せ。意思は街頭で示せ』(Vote with your feet. Vote in the street)でした」と、「民主的な社会のための学生連盟」(SDS)メンバーとして活動したゴンザレスは言います。「いま振り返っても、このスローガンは正しかった。でも戦術が誤っていたのです」