デイリーニュース

  • サンダースと社会主義:ノーベル経済学者ポール・クルーグマンと社会主義経済学者リチャード・ウルフが討論

    民主党の候補者指名争いはバーニー・サンダースがネバダ州で圧勝し、トップとしての地位を固めました。一方、民主党指導部と主流メディアの多くは、民主社会主義者を自称するサンダースの勝利について懸念を表明しています。サンダースの対立候補も彼の野心的な政策を批判しています。サンダースは先週ラスベガスでおこなわれた予備選討論会で、社会主義に対する誤解について述べました。マーティン・ルーサー・キング牧師の言葉を用い、「米国には最富裕層のための社会主義、最貧層のための徹底した個人主義しかない」と非難しています。バーニー・サンダースと民主社会主義について、二人の著名な経済学者を招いて討論会を開きます。ポール・クルーグマンはニューヨーク・タイムズ紙のオプエド欄に論説を寄稿、著書多数、新著はArguing with Zombies: Economics, Politics, and the Fight for a Better Future(『ゾンビ思想との論争:経済、政治とより良い未来のための闘い』)です。最近の論説記事には“Bernie Sanders Isn’t a Socialist”(「バーニー・サンダースは社会主義者ではない」)があります。

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    2020/2/24(Mon)
    記事番号: 
    2
  • バーニー・サンダースがネバダで「圧勝」 ラティーノ・コミュニティでの組織的な活動を経て

    2月22日におこなわれた民主党のネバダ州党員集会でバーニー・サンダース上院議員が圧倒的な勝利をおさめました。若者、労働組合員、ラティーノからの支持が勢いに乗ったことがトップランナーとしての地位を固めました。サンダースの勝利は、国内最大のマイノリティ・グループが民主党大統領選の新たな局面を開く可能性があることを示唆しています。これからの4週間、ラティーノ人口の多い12州のうち6州で民主党予備選の投票が行われます。3月3日のスーパー・チューズデーには、テキサス州、カリフォルニア州、コロラド州で投票があります。アリゾナ州、フロリダ州、イリノイ州は3月17日です。「難民移民の教育と法務支援のセンター」(the Refugee and Immigrant Center for Education and Legal Services)の権利擁護部門「ライシス・アクション」(RAICES Action)責任者エリカ・アンディオラに聞きます。もう一人のゲストはニューヨーク大学社会文化分析学科で大学院教育の責任者を務めるクリスティーナ・ベルトラン准教授です。

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    2020/2/24(Mon)
    記事番号: 
    1
  • マルコムⅩの娘イルヤサ・シャバズ`:父の遺したもの&新シリーズ『マルコムⅩ暗殺の真相』

    マルコムⅩが暗殺されてから今日で55年になります。1965年2月21日、ニューヨーク市のオーデュボン・ボールルームで、この公民権運動の指導者は射殺されました。まだ39歳という若さでした。彼の暗殺の詳細については、未だに異議が唱えられています。マンハッタン地区の地方検事サイラス・バンスが、捜査の再開を検討していると今月になって発言しました。暗殺に関する新しいドキュメンタリーシリーズ『マルコムⅩ 暗殺の真相』(Who Killed Malcom X?)がNetflixで公開された数日後のことです。このシリーズが主張するのは、マルコムXを殺害したとして有罪判決を受けた3人のうち、2人は実は無実であり、まだ捕まっていない犯人が4人いて、彼らはニュージャージー州ニューアークにあるネイション・オブ・イスラム(NOI)モスクのメンバーだということです。マルコムⅩの6人の娘のうちの1人、イルヤサ・シャバズに話を聞きます。彼女がまだ2歳のとき、彼女と姉妹、そして母の目の前で父が暗殺されました。もう一人のゲストは、受賞歴のある作家アブドゥルーラフマン・ムハンマドです。彼は独立した研究者で、歴史家、ジャーナリスト、作家、活動家であり、マルコムⅩの生涯と遺産に関して最も権威ある専門家として広く認められており、新作ドキュメンタリーシリーズでも取り上げられています。

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    2020/2/21(Fri)
    記事番号: 
    1
  • バーニー・サンダース:民主党の指名候補者は 党の権力者ではなく「人々の意思」で決めるべき

    次の民主党大統領候補への予備選は、2月22日土曜日にネバダ州で行われる党員集会です。ラスベガスで行われた緊張感に満ちた第9回民主党大統領候補討論会についての議論を続けます。現在、指名最有力候補のバーニー・サンダースは、代議員数を最も多く獲得した候補が指名されるべきだと主張しましたが、他の候補は全員、公選されていないスーパー代議員と他の民主党関係者が関わる調停による党大会の可能性もありうると示唆しました。議論を続けます。ゲストは米国一の歴史を誇る週刊誌ネイション誌論説員で発行人のカトリーナ・ヴァンデン=フーベル、ジャーナリストで活動家、アウト誌編集長のラケル・ウィリス、進歩派擁護グループ「大衆民主主義センター」(Center for Popular Democracy)共同事務局長のアナ・マリア・アチーラ、元ヒューストン市長で「ビクトリー基金」(Victory Fund)理事長のアニース・パーカーです。(画像クレジット:MSNBC)

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    2020/2/20(Thu)
    記事番号: 
    4
  • ピート・ブティジェッジがLGBTQを代表しているかの議論が起こる中 保守的ラジオ・パーソナリティが彼を中傷

    先日、ドナルド・トランプから自由勲章を授与されたばかりの保守的ラジオ・パーソナリティのラッシュ・リンボーが、インディアナ州サウスベンドの元市長ピート・ブティジェッジを中傷しました。リンボーはブティジェッジを「舞台上で夫にキスする37歳のゲイ」と呼び、リンボーが、男の中の男「ミスター・マン(Mr.Man)」と呼ぶトランプと比べれば、ひ弱に見えると暗にほのめかしました。ブティジェッジはリンボーの同性愛嫌悪のコメントを非難し、リンボーやトランプは家族についての価値観の手本にはならないと述べました。「私の家庭についてひとつ言えることは、配偶者を裏切った挙句にポルノ・スターに口止め料を払うようなことは、我が家ではないということです」と、ブティジェッジはCNNのエリン・バーネットとのインタビューで語りました。彼はゲイであることを公表して、大統領選指名獲得争いで代議員を獲得した初めての候補ですが、彼の中道的政策はクィア・コミュニティの要求を反映していないと、多くの進歩派LGBTQ民主党員から批判されています。

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    2020/2/20(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「大多数の人にとって最も重要な問題」:ヘルスケアへの意見の相違が2020年大統領選の核となる

    民主党指名獲得争いの中心課題は引き続きヘルスケアですが、バーニー・サンダース上院議員とエリザベス・ウォーレン上院議員は、2月19日の討論会でも国民皆保険(Medicare for All)の設置を再度主張し、他の候補者は徐々に移行するアプローチを提案しました。
    19日にネバダ州で行われた民主党大統領候補討論会についての議論を続けます。ゲストは米国一の歴史を誇る週刊誌ネイション誌論説員で発行人、ワシントン・ポスト紙コラムニストのカトリーナ・ヴァンデン=フーベル、ジャーナリストで活動家、アウト誌編集長、エリザベス・ウォーレン議員支持のラケル・ウィリス、バーニー・サンダース議員を支持する進歩派擁護グループ「大衆民主主義センター」(Center for Popular Democracy)共同事務局長のアナ・マリア・アチーラ、元ヒューストン市長でLGBTQであることを公表している政府関係者を増やすことを目指しビート・ブティジェッジを支持する「ビクトリー基金」(Victory Fund)理事長のアニース・パーカーです。(画像クレジット:Powers Imagery/NBC News/MSNBC)

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    2020/2/20(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ブルームバーグ元市長 大統領選討論会に初登壇 過去の女性蔑視と人種差別歴を問われる

    2月19日にラスベガスで行われた、第9回民主党大統領候補者討論会は緊張感のあるものとなりました。最有力候補のバーニー・サンダース上院議員はその地位を守ろうと努め、ジョー・バイデン元副大統領、ピート・ブティジェッジ元市長、そしてエイミー・クロブシャー上院議員は支持者を増やそう試みました。エリザベス・ウォーレン上院議員は今回、討論会に初登壇した億万長者の元ニューヨーク市長マイク・ブルームバーグを容赦なく批判しました。ブルームバーグは、莫大な財産を選挙戦に使うことに加えて、黒人やヒスパニック系の男性が圧倒的に標的にされた令状無しの路上尋問「ストプ・アンド・フリスク」(stop-and-frisk)を導入したこと、そして女性に対する彼の態度について問われました。

    dailynews date: 
    2020/2/20(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ラティーネクス・グループ「ミヘンテ」が大統領選初の特定候補支持表明、バーニー・サンダースを推薦

    19日ラティーネクスとチカ―ノの組織である「ミヘンテ(われらの民」」(Mijente)は、ネバダの党員集会に先立って、初めて大統領候補支持表明を行い、バーニー・サンダースを推薦しました。グループはその決定について「2020年、トランプの再選の可能性は、私たちにとって、私たち市民、そして私たちの惑星にとって生死にかかわる脅威です。いま、歴史的な動員が必要な瞬間です。『ミヘンテ』がサンダースを選出する運動バーニー・サンダース (@BernieSanders)と共に闘うのはそのためです。」とツイートしました。この発表にはビデオも添えられています。投票者の圧倒的多数が白人であったアイオワ州とニューハンプシャー州での選挙戦の後、ネバダ州は人種的に多様な人口を擁する最初の州での選挙となります。ネバダ州の人口は、ほぼ30%がヒスパニックかラティーネクスで、10%が黒人です。入口調査によると、2016年のネバダ州民主党員集会の有権者の約3分の1は黒人またはラティーネクスでした。「ミヘンテ」のディレクター、マリサ フランコが番組に加わります。

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    2020/2/19(Wed)
    記事番号: 
    4
  • イェール大学の研究によると国民皆保険制度で米国は年間4500億ドルの費用削減 7万人の死者減少

    民主党の大統領候補者たちは、19日夜の討論会への登壇の準備中です。番組では選挙戦の中心的な課題である「国民皆保険制度(Medicare for All)」に目を向けます。新しい研究で、イェール大学の学者たちは、「国民皆保険制度」によりアメリカで毎年4500億ドル以上のコスト削減ができ、毎年68,000人の命を救えることを発見しました。米国で最も古く、最も権威のある査読付き医学雑誌の1つである『ランセット』誌(The Lancet)の研究によると、バーニー・サンダースとエリザベス・ウォーレンが支持する「国民皆保険制度」が、ピート・ブティジェッジが支持するモデル「希望者だけの皆保険制度(Medicare for All Who Want It)」よりもコストを削減し、費用対効果が高いことがわかりました。サンダースは、ネバダ州カーソンシティでのキャンペーン集会でこの研究に言及しました。コネチカット州ニューヘブンから、イェール公衆衛生学部の感染症モデリングおよび分析センターの代表であるアリソン・ガルバニに詳細を聞きます。彼女は、『ランセット』誌のこの新研究“Improving the prognosis of health care in the USA.”(「米国における医療予後の改善」)の主執筆者です。

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    2020/2/19(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ブルームバーグが民主党予備選で支持上昇、しかし有権者の投票率の鍵を握る組合への敵意の歴史あり

    ネバダ州の調理士労働組合ローカル226のメンバーで、活動家のウェイトレス、マーシー・ウェルズと、「イン・ディーズ・タイムズ(In These Times)」の労働問題記者であるハミルトン・ノーランとの会話を続けます。ノーランが言うには、民主党の候補者たちが強力な労働者保護をうたう公約を発表しており、2020年は「組織労働者にとって、長年来で最も有望な選挙年」です。しかし、マイケル・ブルームバーグの選挙戦への参加は、民主党の労働者支持への転換をくつがえす恐れがあります。億万長者である元ニューヨーク市長は、労働組合、特に教員組合に対する敵意の長い実績をもち、教員組合を全米ライフル協会になぞらえたこともあります。ブルームバーグについて「彼は労働組合の良い友人ではない」とノーランは言います。

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    2020/2/19(Wed)
    記事番号: 
    2

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