ミネアポリスでは警察のボディカメラの映像が、一部のメディアに公開され、戦没者追悼記念日に起こったジョージ・フロイド殺害の衝撃的な詳細が新たに明らかになりました。ビデオでは警官たちが銃を構え、ジョージ・フロイドに向かって、罵るように「さっさと車から下りろ」と叫ぶ中、フロイドは涙を流しながら「お願いです、私を撃たないで」と乞います。このビデオによれば、救急隊員も現場に到着後、フロイドの手当てに急ぐ様子ではありませんでした。全米で今も続く人種差別と警察暴力へのデモのきっかけとなったこの事件のこの新たな展開について Nobody: Casualties of America’s War on the Vulnerable, from Ferguson to Flint and Beyond(『ノーバディ:ファーガソンからフリントを越えて広がる米国の弱者に対する戦争の犠牲者たち』)を執筆したマーク・ラモント=ヒルに話を聞きます。ラモント=ヒルは、検査で自身にCOVID-19陽性の結果が出たことについても語ります。