5月15日、アラバマ州のケイ・アイヴィー知事は、母体の健康が危険な状態である場合を除き事実上中絶の手術を全面禁止する、全米で最も厳しい人工中絶禁止法に署名しました。この法案はレイプや近親相姦による妊娠でも中絶を認めないとしており、中絶を施した医者は99年間の禁固刑となるとされています。州内最後の3つの中絶サービスを提供する診療所の1つ、「アラバマ・リプロダクティブ・オルタナティブのための女性センター」(Alabama Women’s Center for Reproductive Alternatives)の医療部長、ヤシカ・ロビンソン医師に話を聞きます。彼女はアラバマ州に住んで働いている中絶を施術する2人の医師の1人です。新しい法律では、彼女が自分の職務を果たすことによって残りの人生を刑務所で過ごさなければならなくなる可能性があります。