デイリーニュース

  • ルース・ベイダー・ギンズバーグ追悼:米司法界の偉人の死 ワシントンD.C.では後任指名をめぐる激しい闘いが始まる

    オンラインマガジン「スレート」(Slate)司法上級通信員として最高裁を報道するシニアエディター、ダリア・リスウィックを招き、ルース・ベイダー・ギンズバーグの生涯と遺産、米連邦最高裁の今後について幅広くみていきます。ギンズバーグは9月18日、最高裁判事を27年間務めた後、87歳で亡くなりました。最高裁で最も有名なリベラル派の判事でした。11月の大統領選挙の僅か46日前の彼女の死は、後任人事をめぐる政治論争を引き起こしました。トランプ大統領と共和党上院議員の多くは、早ければ今週の金曜か土曜までに右派の判事を指名、承認すると明言しています。共和党が多数を占める上院院内総務だったミッチ・マコーネルは2016年、大統領選挙の269日前に死亡した最高裁判事アントニン・スカリアの後任としてオバマ大統領が指名したメリック・ガーランドの承認公聴会の開催を拒否しました。リスウィックは、「偽善と呼ぶにもはばかれる行いです。最高裁は、世論とも、この国の意思とも根本的にずれています」と言います。

    dailynews date: 
    2020/9/21(Mon)
    記事番号: 
    1
  • トランプ大統領は故ハワード・ジンの著作を「プロパガンダ」呼ばわり 歴史家本人の言葉を聞く

    トランプ大統領は今週、2010年に亡くなった伝説の歴史家ハワード・ジンの作品を「プロパガンダ 」と表現しました。「学生たちが自国の歴史を恥じるようにする」ためのものであると。しかし、ジンが信じていたのはその逆で、歴史についてごまかしのない真実を教えることが、プロパガンダや未検証の常識に対抗するための最良の方法であるということでした。ハワード・ジンが教育へのアプローチを説明した2009年のインタビューの抜粋を放送します。「私たちは若者に正直であるべきです。騙してはいけません。この国の歴史を正直に語るべきです」とジンは述べています。

    dailynews date: 
    2020/9/18(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 山火事が西部で猛威を振るう中トランプ大統領は石油大手を救済し海洋大気庁の要職に気候否定論者を指名

    気候変動で激化した山火事が米国西部で猛威を振るう中、トランプ政権は有名な気候変動否定論者を米国海洋大気庁(NOAA)の要職に指名しました。デラウェア大学のデイビッド・レゲイツ教授は、化石燃料の排出量の増加を求める論文を執筆し、富豪のロバート・マーサーが資金提供するハートランド研究所やコーク・インダストリーズ、大手ガス会社などから研究の支援を受けてきました。レゲイツは最近、NOAAの観測・予測担当の商務次官補に採用されました。NOAAの元主席気候科学者デイビッド・グッドリッチは、レゲイツの任命は科学界の圧倒的なコンセンサスに反していると言います。「科学者の約97%がレゲイツ博士の立場に反対しています」。グッドリッチは2009年から2011年までNOAAの気候観測部長を務めました。最新の著書A Voyage Across an Ancient Ocean(『古代の海をわたる旅』)は、アルバータ州のタールサンドからノースダコタ州のバッケン油田までの壮大な自転車の旅を通して、化石燃料産業の影響を考察しています。

    dailynews date: 
    2020/9/18(Fri)
    記事番号: 
    2
  • トランプ対マスク:疾病対策センターや医師や科学者を攻撃し「パンデミック対策の柱」を弱める

    COVID-19による米国の死者数は公式発表で20万人に近づいています。トランプ大統領がマスク着用の奨励を拒んだことが、感染の拡大を助長したと、感染症の専門家モニカ・ガンジー医師は言います。「マスクはパンデミック対策の柱です。ものすごく重要なのです」。彼女はカリフォルニア大学サンフランシスコ校の医学教授で、サンフランシスコ総合病院の診療科のトップです。「いまや世界のどこにも、マスクについてこんな論争をしている国などありません。しかも大統領選挙のレベルでですよ。もし私たちが最初の段階でいつもマスクを着用し始めていたら、多くの死者や感染者を出さずに済んだでしょう」。

    dailynews date: 
    2020/9/18(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ウィキリークスのジュリアン・アサンジ送還問題は 国の報道の自由への攻撃だ ダニエル・エルスバーグが警告

    ペンタゴン・ペーパーズで内部告発をした伝説的ダニエル・エルスバーグが、ロンドンで行われたジュリアン・アサンジの米国への送還審理で、アサンジ側の証人としてビデオストリームで証言を行いました。アサンジの米国への送還は、いずれ報道の自由に影響が及ぶものだと語ります。ウィキリークス創設者アサンジは、イラクとアフガニスタンで米軍が犯した戦争犯罪を明らかした外交公電を公表したことで、次々と諜報およびハッキング容疑がかけられています。アサンジが送還されれば、有罪になることはほぼ確実で、禁固刑175年になる可能性があります。「アメリカの報道メディアは、40年前の私の事件で明らかになったとおり、諜報活動取締法には報道を直接、標的とした表現が含まれていると分かっているのに、その現実から目をそらしてきました」とエルスバーグは言います。「諜報活動取締法が使われることで、米国のジャーナリストと発行者は、彼らの報道活動に、銃口が向けられるのを目撃しているのです」

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    2020/9/17(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ギリシャのモリア難民キャンプが火事で焼失 難民キャンプの代替えよりも移住を求める声が高まる

    ギリシャ、レスボスのモリア難民キャンプで起こった大火災についての最新情報を放送します。この火災でアフガニスタン、アフリカ諸国、そしてシリアからの難民と移民1万3000人が住まい、食べ物、衛生設備へのアクセスを失いました。今回の火事でコロナウイルスの感染が高まり、移民たちはパンデミック中の住環境に抗議しています。女性と子供も多く含む亡命希望者は、レスボス島を離れたいと求めていますが、ギリシャ政府は火事で行き場を失った人々のほとんどを本島に移住させるのを拒否しています。「ギリシャ政府は人々の抵抗心をくじこうとしていたのだろうと思います」と、レスボスからフランツィスカ・グリルマイヤー記者が語ります。

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    2020/9/17(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 米国が作った危機:飢餓に瀕するイエメン 戦争をあおりながらも援助を削減する米国 

    イエメンで人道的危機がさらに悪化しています。米国支援のサウジアラビア主導で、数年にわたる残酷な空爆を受け国が破壊したイエメンでは、このパンデミックの最中に米国と同盟国が国際援助を削減したことで、数百万人が飢餓に瀕しています。CNNのシニア国際報道特派員ニマ・エルバヒアは、イエメンに起こっているのは自然災害ではなく、米国の政策の直接的結果である「人為的大災害」だと言います。エルバヒアは「米国はこの戦争でアラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアに武器を売ることで利益を得ているだけでなく」、民間人に対する影響を無視していると言います。エルバギアのCNN独占レポートYemen:A Crisis Made in America(「イエメン:米国が作った危機」)も放送します。

    dailynews date: 
    2020/9/17(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ヌーラ・エラカット、トランプが自賛するバーレーン・UAE・イスラエルの国交正常化協定でパレスチナ和平は進むどころか、抑圧が強まる

    イスラエル、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンが外交関係を樹立する署名式を行い、トランプ政権が祝福の式典を行いました。パレスチナ系米国人の法学者ヌーラ・エラカットは、トランプ大統領が自賛する「和平」合意は見せかけだと、言います。ラトガース大学の助教で、Justice for Some: Law and the Question of Palestine(『一部の人々のための正義:法律とパレスチナ問題』)の著者でもあるエラカットは、「この合意は、意味のある、恒久的な平和を進めるものではありません。むしろ、地政学的な同盟を固め、中東の人々に対する抑圧を強めることになるでしょう」と、警告しています。

    dailynews date: 
    2020/9/16(Wed)
    記事番号: 
    3
  • マイケル・デンゼル・スミス:ブリオナ・テイラー事件、警察予算の削減、構造的な人種差別、自身の「トランプ時代の鬱」を語る

    ジャーナリストで作家のマイケル・デンゼル・スミスがゲストです。警察のレイシズムに対して起きている激しい抗議行動、間近にせまった大統領選挙、バイデンが勝ってもトランプ政権時代に体験してきた自らの鬱(うつ)は治らない理由、さらに自身の新著、Stakes Is High: Life after the American Dream(『ハイステークス(いちかばちか):アメリカンドリーム後の生活』)など、話題は多岐にわたります。デンゼル・スミスは、ブリオナ事件の和解をうけ、ルイビル市とブリオナの遺族との間で歴史的な和解が成立したとはいえ、ブリオナの死をきっかけに広がった多くの抗議活動で要求の中核とされた、彼女を殺害した警察官の逮捕と告訴が、正義を意味することになるのか、と問います。「ブリオナ・テイラーの命を奪ったような状況を繰り返させない唯一の方法は、全米で警察部門の予算を削減し、解体することしかありません」。11月の選挙で、ドナルド・トランプを倒しても、構造的な人種差別、格差、気候変動の危機は解決しないだろうとのべ、「ジョー・バイデンのこれまでの主張には、こうした問題に対抗できる変革的な行動計画はありません」。

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    2020/9/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 彼女の名前を語り続けよう:1200 万ドルで和解した、ブリオナ・テイラーの遺族が望むのは、警官の逮捕

    ケンタッキー州ルイビル市は、半年前、警察官が26歳の黒人緊急治療室技師、ブリオナ・テイラーを自宅で射殺した事件で、過去に例のない1200万ドルの和解金を支払うと発表しました。テイラーの名は、黒人の命を守ろうという、全米の抗議運動のなかで、だれもが知る名前となりました。今回の金額は、警察官による黒人を殺害事件1件で支払われる賠償金のなかでも最大級です。市は、また、テイラーの死に責任のある警察部門の大規模な改革を実施することも明らかにしました。ルイビル市長のグレッグ・フィッシャーが和解を発表した記者会見には、テイラーの遺族が同席しました。この異例といえる記者会見を抜粋して放送します。

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    2020/9/16(Wed)
    記事番号: 
    1

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