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2014年12月15日(月)

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  • 4か月前にマイケル・ブラウン殺害で全国的な抗議運動が始まって以来最大の抗議デモの日となった13日、全米各地で 何万人もの人が抗議デモに参加しました。オークランドからニューヨークにかけ、デモ参加者らは武器を持っていなかったアフリカ系アメリカ人を殺害した警官の起訴と、警察活動や刑事司法の大幅改革を求めました。ワシントンD.C.のホワイトハウスでは、殺害されたアフリカ系アメリカ人の遺族らがデモ行進を先導しました。1万人以上が参加しました。本日は、マイケル・ブラウンの両親であるマイケル・ブラン・シニアとレズリー・マクスパデン、エリック・ガーナーの母親のグウェン・カー、タミル・ライスの母親のサマリア・ライス、ジョン・クロフォード3世の父親のジョン・クロフォード・ジュニア、アカイ・ガーリーのパートナーのキンバリー・バリンガー、アマドゥ・ディアロの母親のカディアトゥ・ディアロに話を聞きます。

  • 13日に行われた警察による殺害や人種によるプロファイリングに対する全国的な行動の一環として、ニューヨークの街頭では、何万人もの人々が参加した「ミリオンズ・マーチ」が行われました。このデモは、ファーガソン事件以後最大の抗議行動となり、大陪審がエリック・ガーナーを殺害した警官を不起訴処分にしてからニューヨークで毎日のように行われていた抗議活動で最大規模となりました。ワシントン広場に集結した大勢の人たちは数ブロックに及ぶ長さにふくれあがり、アップタウンへと行進した後、方向転換をしてダウンタウンの警察署前まで行進しました。デモクラシー・ナウ!のアーロン・マテとサマンサ・リデルが街頭でデモ参加者らとこのデモを実現させた若い黒人の組織者に話を聞きました。

  • ペルーのリマで開かれた気候変動枠組条約(COP20)は今週末、30時間以上の延長協議の結果、気候変動に関する合意文書を採択しました。気候変動対策への国際合意に向けた基礎となる新たな合意文書に、約200か国の交渉担当者が合意しました。支持者らは、全ての参加国が温室効果ガス排出量削減で合意に至ったのは今回が初めてだと話しています。最終草案には、全ての国が地球温暖化対策に「共通だがそれぞれ異なった責任」を持つと記載されています。リマでの協議結果に最も不満のある国々は、気候変動による被害からの復興にすでに苦闘している貧困国です。本日は3大陸からゲストをお呼びします。ペルーからは英ガーディアン紙の米国環境特派員のスザンヌ・ゴールデンバーグ、ロンドンからはフレンズ・オブ・ジ・アース(FoE)国際気候部長アサド・レーマン、そしてニューデリーからビジネス・スタンダードの共同編集者ナイチン・セティが討議に参加します。

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