テキサス州の共和党知事リック・ペリーが2012年大統領選への参戦を発表すると見られています。保守派ブロガーのエリック・エリクソンのRedState.comが主催する13日のサウスカロライナ州の会合で発表する予定です。早い時点からペリーの大統領選出馬を支持している人たちは彼を「テキサスの経済の奇跡」と呼ばれる経済復興の立役者だと吹聴してきました。もっとも、このペリーの経済的功績に関しては疑問も多く呈されています。一方、ペリーとキリスト教福音派運動急進派との親密な関係についての疑惑も浮上しています。ペリーは6日にテキサス州ヒューストンで開かれた「答え:危機にある国家のための祈りへの呼びかけ」(The Response: A Call to Prayer for a Nation in Crisis)と題した、いろいろと反対も多かった7時間に及ぶキリスト教祈祷会の開催を手伝い、そこでスピーチも行いました。この祈祷会は3万人を集め全国紙のニュースにもなりましたが、ペリーが開催に協力したキリスト教福音派に関してはわずかな関心しか払われませんでした。そんな中、テキサス・オブザーバー紙が「リック・ペリーの神の軍隊」と題する衝撃の記事を掲載しました。