戦闘が激化しているシリアの都市ハマの法務長官は、治安部隊がおこなっていることを「人類に対する犯罪」と呼び、それへの抗議として職を辞し反政府勢力へ加わりました。8月31日にアムネスティ・インターナショナルが公表した、3月中旬にシリアで蜂起が始まって以来おこなわれた反政府活動家の殺害および拷問に関する報告書のなかに、彼が「人類に対する犯罪」と呼ぶ出来事の多くが記録されています。調査集団は、3月以来少なくとも88人がシリアの獄中で命を落としたと記述しています。そのうち少なくとも52件で、拷問またはその他の虐待が死因であった、あるいは死に影響を及ぼした証拠があります。アムネスティ・インターナショナルのシリア担当調査員で、新報告書「死の拘禁:民衆蜂起さなかのシリア 被拘留者の死」の著者のひとり、ニール・サモンズに話を聞きます。