【21/02/26/3】1965年に暗殺された黒人指導者マルコムXの遺族は、元ニューヨーク市警察官が死に際の告白で警察とFBIが暗殺に共謀したと述べたことにかんがみ、暗殺事件についての新たな調査を開始するよう要求しています。ニューヨーク市のジョン・ジェイ刑事司法カレッジの教授イリヤサ・シャバズは、マルコムの6人の子供の一人です。彼女は、今回の新事実の開示によって、公民権運動の時期に治安当局がいかに黒人組織に潜入し、弱体化させるために動いていたかを示す証拠がさらに積み重なったと述べています。彼女は父親について、「彼が望んでいたのは、米国が、すべての人の自由と正義という理念に沿って行動することだけでした」と言います。「ついに真実が明るみに出て嬉しく思います」。