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2014年2月21日(金)

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  • ヒューマン・ライツ・ウォッチの発表によると2013年12月に起きたイエメンでの米国の無人機攻撃で民間人12人が殺害されました。この攻撃ではイエメン中央部のラダア市郊外で、花婿の村にむかっていた結婚式の行列の車数台が標的にされました。ヒューマン・ライツ・ウォッチによると、「殺傷された人々の少なくとも一部は民間人」であり、米国およびイエメンの政府当局が当初主張したような「アラビア半島の武装アルカイダ」集団のメンバーではありませんでした。この報告は、生存者、遺族、地元当局者およびニュース報道を引用し、20歳から65歳までの男性12人が死亡し、15人が負傷したと結論しています。この報告書"A Wedding That Became a Funeral: US Drone Attack on Marriage Procession in Yemen"(『葬式と化した結婚式:イエメンの結婚の行列への米国の無人機攻撃』)を書いたヒューマン・ライツ・ウォッチの調査員レッタ・テイラーと、ファースト・ルック・メディアが発行する新デジタル誌"TheIntercept.org"の共同創設者ジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。ジェレミーは、アカデミー賞候補作になっているドキュメンタリー映画Dirty Wars: The World is a Battlefield (『汚い戦争:世界は戦場だ』)のプロデューサー兼ライターでもあります。

  • カリフォルニア大学バークレー校の科学者タイロン・ヘイズに話を聞きます。ヘイズは、広範に使用されているある農薬が内分泌器に有害作用をもたらす可能性があることを発見しました。しかし研究結果を公表しようとしたとき、農薬会社は彼の研究の信用を損ねようと組織的な攻撃を開始しました。ヘイズは1997年ある会社に雇われ、同社の殺虫剤「アトラジン」の研究を手がけましたが、この会社は後に巨大アグリビジネス企業シンジェンタに発展しました。アトラジンは、米国産のとうもろこしの半分以上に使われているほか、ゴルフコースやクリスマスツリー栽培農場でも広範に使用されています。ヘイズの研究がシンジェンタ社が予測していなかった結果をもたらすと──アトラジンはカエルを用いた実験で性的異常の原因となり、人間にも同じ問題を引き起こす可能性がある──同社はその発見を公表する許可を与えませんでした。ニューヨーカー誌の最新記事は、シンジェンタ社に対する集団訴訟の法廷文書を用い、同社がいかにしてヘイズの評判を傷つけ、米環境保護局にこのドル箱の化学製品を使用禁止させないように動いたかを明らかにしています。すでに欧州連合では使用禁止になっています。

  • ネイション誌の最新暴露記事によれば、ワシントンで政策形成のために注がれているロビー資金の多くは、報告されていません。ロビイストが使う公式な金額は3年連続で減少しており、ロビイストの登録数もここ十年以上で最低です。しかし、この数字には裏があると、レポーターのリー・ファンは言います。ファンは、"The Shadow Lobbying Complex: On paper, influence peddling has declined. In reality, it has gone underground." (『影のロビー活動集合体:紙の上では利益誘導活動は減少。実際には、地下に潜っただけ』という記事の著者です。

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