デイリーニュース

  • マイケル・ムーア:医療保険会社は上がり続ける保険料を自分のような批判者への反対運動資金に使っている

    保険に入っている米国人労働者の医療費は、ここ1年で家族プランの保険料が9%増になるなど上昇し続けています。当番組によるインタビューの中で映画製作者で作家のマイケル・ムーアが、医療保険会社が、保険料から得ている資金を彼自身を含むを含む批判者切り崩しのために使っている状況を話してくれた部分をお送りします。医療保険会社の内部告発者ウェンデル・ポッターは、以前にデモクラシー・ナウ!のインタビューの中で、同業界の幹部らが、営利目的の米国の医療システムを扱ったムーアの2007年の映画『シッコ』への攻撃をいかに企てていたかを明らかにしていました。

    dailynews date: 
    2011/9/29(Thu)
    記事番号: 
    2
  • マイケル・ムーア:トロイ・デイビスの死刑執行についてデモクラシー・ナウ!がインタビューした男性に触発されジョージア州ボイコット

    映画製作者のマイケル・ムーアは、9月21日に死刑囚トロイ・デイビスの死刑が執行されたジョージア州刑務所の外から生中継をしたデモクラシー・ナウ!を見ていた世界中の視聴者の一人です。死刑執行のニュースが報じられた後、現場でデモクラシー・ナウ!の司会者エイミー・グッドマンがインタビューした中の一人によって、ムーアがいかに触発されたかを話してくれます。ウェズリー・ボイドと名乗ったこの男性は、デイビスの死刑執行への対応として直ちにジョージア州をボイコットすることを呼びかけました。ムーアはそれを見て、彼の本を出している出版社に、「自分の名前で作られたどんな商品もジョージア州には置きたくない」として、ジョージア州の書店から彼の新刊の全ての部数を回収するよう求めました。新刊はすでに店頭に並んでしまっていると告げられたムーアは同州の本の売上げの収益をイノセンス・プロジェクトと投票登録の促進活動に寄付することを決めました。また、自分と同姓同名の死刑囚についてムーアが行った過去のプロジェクトについても話してもらいます。

    dailynews date: 
    2011/9/29(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 『トラブルがやってきた』:マイケル・ムーアの自我形成史 映画製作や大衆喚起の舞台裏

    マイケル・ムーアは20年以上にわたって、業界で最も政治活動が活発であり挑発的であり、かつ成功したドキュメンタリー映画監督の1人でありつづけています。彼の新しい回顧録 "Here Comes Trouble: Stories from My Life"(『トラブルがやってきた:私の人生からの物語』)について彼に語ってもらいます。本書は20の自伝的エピソードで構成されていて、彼の政治的かつ社会学的見地がどのように形成されていったのかがわかるようになっています。また、『ボウリング・フォー・コロンバイン』で2003年アカデミー賞を受賞した後、ジョージ・W・ブッシュ前大統領をあからさまに非難したことで、数多くの攻撃や殺害脅迫を受けてきたことについても話してくれます。ムーアは昨年、デモクラシー・ナウ!で初めてその恐怖の体験と警護チームを雇い入れる必要性のあったことを話してくれました。この経験が最終的にこの回顧録でそれらの事件について公に記すことを後押ししてくれたそうです。

    dailynews date: 
    2011/9/28(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「何かが始まっている」:マイケル・ムーア 「ウォール街を占拠せよ」デモの可能性

    オスカー受賞監督でベストセラー作家でもある桂冠の挑発者マイケル・ムーアがこの放送に登場してくれます。世界で最も有名な──あるいは悪名高い──独立系映画製作者かつ大衆の喚起者の1人である彼のドキュメンタリー作品には『ロジャー&ミー』、アカデミー賞を取った『ボウリング・フォー・コロンバイン』、『華氏911』、『シッコ』、『キャピタリズム~マネーは踊る~』などがあります。本日のインタビューの前半は、ロウワーマンハッタンの金融街で拡大しつつある「Occupy Wall Street(ウォール街を占拠せよ)」抗議デモについてムーアが語ります。彼は26日の夜に現場を訪れてきました。「これはまさに、もう我慢できないという人々の蜂起なんです」とムーアは言います。「すでに全米の他の都市でも同じ動きが始まっている。まだ広がり続けるでしょう……何万人、何十万人という数になるはずです……この人たちのこれからの活動は過去に起きた他の運動みたいに難しいもんじゃない……アメリカ人の大多数はウォール街に対しほんとうに頭に来ている……だから「アメリカ人民軍」はすでに用意されているわけで、ただ誰かが何かをするのを待っているだけなんです。何かがすでに始まっています」

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    dailynews date: 
    2011/9/28(Wed)
    記事番号: 
    1
  • リビアからのビデオ・レポート“我々が自由になるなんて夢にも思わなかった”

    リビアではリビア革命部隊の団長が、同部隊は、包囲されたムアマル・カダフィ大佐の故郷の町に閉じ込められた家族らを助け出す方法を確保するために彼らと交信していると述べています。首都トリポリを掌握し、カダフィ支配を事実上終わらせてから1ヶ月以上経った今も、革命部隊は依然として、シルト、バニワリードといった町や同国の南部砂漠地帯のへき地において、カダフィ支持者らの激しい抵抗に直面しています。一方、リビア国民評議会(NTC)は、さらに代表的な役割を果たすことになる最大36人のメンバーで構成される暫定政府発足の発表を遅らせました。戦闘は続き、リビアの政治的未来をめぐる数々の疑問は残されていますが、最近解放された首都トリポリは、概して明るい雰囲気に包まれています。9月第3週にトリポリに滞在していたデモクラシー・ナウ!の通信員アンジャリ・カマトと、ビッグ・ノイズ・フィルムズ(Big Noise Films)のジャッキー・スーヘンがビデオで報告します。

    dailynews date: 
    2011/9/27(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 米郵政事業におけるショック・ドクトリン:民営化推進の裏にある「危機」の捏造?

    郵便局員と彼らの支持者らは9月27日、福利厚生自足義務を撤回することを要求し、郵便局の民営化を求める動きと闘うために全米各地でイベントを主催しています。米国ではここ数ヶ月の間、財務破綻と郵便の使用頻度の下落によって郵便公社(USPS)が崩壊の危機に瀕しているという切迫した状況が報じられてきました。9月初頭、郵便局長は議会に対し、USPSはデフォルト(債務不履行)寸前であると伝え、12万人の従業員の解雇、数千の郵便局の閉鎖、値上げの拡大、退職者への福利厚生の減額によってコストを削減する一連の抜本的な提案を明らかにしました。しかし多くの郵便局員らは、現在派手に宣伝されているUSPSが直面している危機は、表面的な見かけとは違うと言います。彼らは、236年の郵便サービスの歴史の中で、扱われた郵便数が最も多かったのは2006年だったと主張しています。彼らはさらに、USPSがわずか10年の期限で、75年分の退職者用健康保険の単一資金提供源となることを強制した2006年の法律の存在を指摘し、過去4年間のUSPSの200億ドルの損失の100%はその法律が原因で、それがなければUSPSは黒字を計上していただろうと言います。

    dailynews date: 
    2011/9/27(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 米国:2006年の虐殺と囚人拷問に関与したアフガン軍司令官を引き続き支援

    米国が支援するアフガニスタンの軍閥司令官について明らかになった新事実によって、米国はタリバン掃討を目指すうちに自国の法律を犯したのではないかという疑問が浮上してきました。米誌アトランティックは、米国は、前大統領ジョージ・W・ブッシュとオバマ大統領の両政権下で、カンダハールの警察署長アブドゥル・ラジーク大将を彼が汚職と麻薬密輸だけでなく殺害と拷問といった深刻な人権侵害に関与していることを知りながら、積極的に支援していると報じています。アフガニスタン国内の軍閥を支援することでタリバンの弱体化を図る米国の戦略の中で、ラジークは米国特殊部隊と密接に協力しながら中心的役割を果たしてきました。ラジークは、米国が後ろ盾となったタリバンへの攻撃で主要な役割を果たした1年後の2011年初頭、カンダハールの警察のトップに昇進しました。ラジークをめぐる複数の疑惑の中には、2006年の二人の十代の少年への拷問と15人の殺害が含まれています。アトランティック誌のために調査を行った本日のゲスト、マシュー・アイキンスによると、米国は、「ラジークと彼の部下が行ったとされる冷酷な市民虐殺について信憑性のある申し立て」があることを知っているにもかかわらず、ラジークを支援し続けていると言います。

    dailynews date: 
    2011/9/27(Tue)
    記事番号: 
    1
  • トロイ・デイビス死刑執行、姉のマルティナ・コレイア「弟の戦いは続く」

    国際連合人権高等弁務官事務所は、21日のトロイ・デイビス死刑囚の死刑執行が、国際法違反の可能性があり、デイビスに対する法の適正な手続きおよび公正な裁判が遵守されなかったと指摘しました。番組ではデイビスの最大の支援者の1人だったデイビスの姉、マルティナ・コレイアに話を聞きました。「戦いはまだ終わっていません。世界中にいる数百万の人々が、今回の結果に非常に動揺しています。トロイの裁判は、特に米国南部における死刑制度を変える大きな契機になるでしょう」。トロイ・デイビスの葬儀は彼の故郷であるジョージア州サバナで10月1日に行われる予定です。

    dailynews date: 
    2011/9/26(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ウォール街占拠運動が2週目に突入:平和的な行進中に80人が拘束される

    「ウォールストリートを占拠せよ(Occupy Wall Street)」キャンペーンは10日目を迎えました。24日には、ウォール街への別の行進に数百人が参加するなか、デモ参加者80人以上が拘束されました。多くは路上を歩きながら市民的不服従を示していましたが、一部参加者は、ニューヨーク市警察官がネットと実力行使でデモを解散させようとしたとき、歩道を歩いていただけだと語っています。ユーチューブに投降された動画では、警察官が至近距離からデモ参加者の顔にトウガラシスプレーを放ったり、デモ参加者を殴り、路上を引きずり回しているのが確認できます。9月17日以降、数千人がウォール街付近の金融街に集結し、企業の強欲を非難しています。参加者の多くは、自分たちは、スペインやアラブの春といった他国での民衆蜂起に刺激を受けたと語りました。25日、デモ隊はニューヨーク市警本部長のケリー・レイモンドの辞職と、マイケル・ブルームバーグ市長との対話を求める声明を発表しました。デモクラシーナウ!のライアン・デブローとジョン・ガーバー記者によるレポートです。

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    2011/9/26(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 解放された米国人ハイカー、シェーン・バウアー:イラン看守はグアンタナモを引き合いにして刑務所内待遇を正当化していた

    イランの刑務所にスパイと不法侵入に問われて2年間以上拘束されていた米国人ハイカーのジョシュ・ファタルとシェーン・バウアーは25日、ニューヨーク市へ到着しました。25日は2人にとって帰国後米国で迎える初めての夜となりました。ハイカーらは前週解放され、オマーンへ移送され、そこで家族と喜びの再会を果たしました。2人の苦闘は2009年7月、サラ・ショウルドと共にイランとイラクの国境周辺でハイキング中に拘束された時から始まりました。バウアーとファタルはニューヨーク市で会見を行い、解放後初めて長いコメントをしました。質問は受け付けませんでしたが、2人の家族の何人かが質問に応じました。記者会見中、デモクラシー・ナウ!はバウワーの母であるシンディ・ヒッキー、ファタルの母ローラ、そしてサラ・ショウルドに質問しました。「刑務所では、私たちが待遇について不満を言うたび、守衛は即座にグアンタナモ米軍基地での同様の状況を引き合いに出しました。さらに米国国外のCIAの拘束施設のことを引き合いにだし、米国内の刑務所でイラン人やその他の人々が経験している待遇についても指摘しました」とシェーン・バウアーは語ります。「米政府によるそうした人権侵害が、私たちに行われたことを正当化するとは思えません。一瞬たりともです。

    dailynews date: 
    2011/9/26(Mon)
    記事番号: 
    1

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