デイリーニュース

  • エジプトの若手活動家「『ウォール街を占拠』運動が正義のために立ち上がったことをうれしく思う」

    26日、エジプトの警察官2名が、28歳の男性を撲殺したとして8年間の懲役を宣告されました。 2010 年に起きたハリード・サイードの殺害は、最終的にホスニ・ムバラク政権を崩壊させたエジプト革命のきっかけのひとつとなりました。警官2名はいずれも故殺で起訴されていました。サイードの遺族および民主化を求める抗議者は、判決が軽すぎると異議を唱えました。エジプトの2人の青年指導者、アーメド・マーとバセム・ ファーシーがスタジオで番組に参加し、ムバラク失墜後のエジプト、ならびに彼らが米国で目撃した現在成長中の抗議運動について話します。「社会正義と民主主義、正義全般という大変明確な価値のために活動している我々、エジプトの4月6日運動とその活動家としては、『占拠』運動について、これをどこであれ支援しますし、正直言って、米国でさえ、人々が間違った民主主義を是正しようとしているのを見て、大変嬉しく思っています」とファーシーは語りました。

    dailynews date: 
    2011/10/27(Thu)
    記事番号: 
    2
  • イラク退役軍人「オークランドを占拠せよ」抗議行動で警官に撃たれ頭蓋骨骨折で入院

    26日数千人の抗議者がオークランド市役所前の「オークランドを占拠せよ」野営地を、取り戻しました。先立つ25日、警察は抗議者を2度にわたり野営地から追い出しています。最初は夜明け前の奇襲によって、12時間たったその晩には、公園を取り戻そうとした抗議者はビーンバッグ弾と催涙ガスによって撃退しました。多くのデモ参加者は、オークランドのデモに参加していた24歳のイラク戦争退役軍人スコット・オルセンが、25日夜、警察の砲弾により頭蓋骨を骨折したことに激しい怒りを示しています。オルセンは危篤状態で病院に運ばれ、傷の経過を診ている医師によって鎮静状態に保たれているということです。「オークランドを占拠せよ」の抗議者でスコット・オルセンを安全な場所まで移動させるのに手を貸したジェシー・パーマーと、オルセンの親友で共に反戦イラク帰還兵の会のメンバーであるアーロン・ヒンデに話を聞きます。オルセンのもう一人の友人アデル・カーペンターはロイターに「イラクに2度送られ生き残った人が、オークランド警察の手で重傷を負ったという皮肉は誰の目にも明らかです」と語りました。アーロン・ヒンデは、オルセンが「オークランドを占拠せよ」運動に参加した理由を以下のように述べました。「彼はとてもやる気まんまんの熱心な男なんです。

    dailynews date: 
    2011/10/27(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 『鉄路の血痕』:ベトナム帰還兵から急進的平和運動家になったブライアン・ウィルソンの回顧録

    本日はこの時間を、自分の命を二度にわたって危険にさらした男性とともにお送りします。1度目はベトナム戦争に従事したとき、そして2度目はそこから帰還したときでした。1987年9月1日、ブライアン・ウィルソンはカリフォルニア州のコンコード海軍兵器基地の外で非暴力の政治活動に参加していました。中米ニカラグアのコントラ戦争の最中です。その中米に送る米政府の軍事物資を阻止しようと彼は他2人の帰還兵とともに線路上で座り込みをしていました。しかし輸送列車は停止しませんでした。ウィルソンは19カ所を骨折し頭蓋骨も割れ両脚も失いました。「その前は何カ月もニカラグアの内線地帯で過ごしていました。ゲリラや人権活動家たちと話をしにエルサルバドルに行ったこともあります。自分が殺されたくないから、相手を殺し、障害者にし、追放することが横行していたのもわかりました」とウィルソンは言います。そして決心します。「少なくとも、この非暴力の「線路占拠」とでもいう自分の闘いをエスカレートさせなくちゃだめだ」と。当時を振り返り、ウィルソンは言います。「脚を失ったことは残念だけど、自分があそこにいたことは後悔していない。私は自分でやると言ったことをやったまでなんです……命令に従うなんてね、もう自分はしないぞって分かった」。いま彼は国中を回ってウォールストリート占拠運動に連帯する抗議活動を訪れています。

    dailynews date: 
    2011/10/28(Fri)
    記事番号: 
    1
  • グレン・グリーンウォルドが語る ウォールストリート占拠 監獄に送るには巨大すぎる銀行 ウィキリークスへの攻撃

    著名な政治・法律ブロガー、グレン・グリーンウォルドがウォールストリート占拠活動に関してコメントします。「この運動が提起しているものは何か特定の立法的な要求じゃない。もっと重要なものです。これは現体制そのものへの抗議なのです」とグリーンウォルドは言います。「これは民主党の組織についてとか、オバマ大統領が(雇用に関する)法案の1つを通すとかということではない。この運動が訴えているのは、体制そのものが根本から腐敗していることが確かで、もうそれを許すわけにはいかないということなんです。これは特定の法的あるいは政治的要求よりもはるかに重要です」。グリーンウォルドはまた、マスターカードやビザ、ペイパルによる「金融封鎖」によって起こりうるオンライン告発サイト「ウィキリークス」の閉鎖に関しても話しています。「これらの企業がウィキリークスの資金を打ち切ったのは政府が圧力をかけてそうしろと要求したからです」とグリーンウォルドは言います。「つまり法的な手続きは踏んでいない。犯罪行為の訴追もしていない。もともとウィキリークスを犯罪で訴追することなどできないのです。彼らの活動は修正憲法第一条にのっとっているからです。

    dailynews date: 
    2011/10/26(Wed)
    記事番号: 
    3
  • グレン・グリーンウォルドが語る 二重構造の米司法制度 オバマによる暗殺政策 アラブの春

    グレン・グリーンウォルドは、彼の新著 With Liberty and Justice for Some: How the Law is Used to Destroy Equality and Protect the Powerful((『一部の人間のための自由と正義:法がいかに平等を破壊し権力者たちを守るために法がいかに使われているか』))で、彼の言う「司法制度の二重構造」が、政界財界を訴追から守っているに等しいことに対して容赦ない批判を提示しています。グリーンウォルドは、メディアや両政党そして裁判所が、拷問や戦争犯罪、国内諜報活動、金融詐欺、さらには米国民への暗殺をも後押ししていることにまで言及しています。

    dailynews date: 
    2011/10/26(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「オークランドを占拠せよ」未明の急襲で解散 野営地奪還の抗議隊に警察が催涙ガスや閃光手榴弾を投入

    25日夜「オークランドを占拠せよ」抗議団が、同日早朝に解散させられた市庁舎前の野営地を奪還しようとしたところ、オークランド警察は繰り返し催涙ガスや閃光手榴弾を投入しました。同日夜明け前警察はその野営地を撤廃し90人を逮捕したのです。それを見ていた人たちによれば、その夜のダウンタウンはまるで戦場のようだったと言います。拘留中の抗議参加者には1万ドルの保釈金を設定された人もいます。「警察暴力と州の弾圧に対抗するオスカー・グラント委員会」(Oscar Grant Committee Against Police Brutality and State Repression)のレイチェル・ジャクソンに、同抗議活動に対する警察の対応について話を聞きます。また、サンフランシスコ市の市議に相当する執行委員で次期市長候補でもあるジョン・アバロスにも登場してもらいます。昨日、アバロスは「サンフランシスコを占拠せよ」抗議運動が公共の場で平和的に集団活動を行う権利を支持するという決議案を提出しています。

    dailynews date: 
    2011/10/26(Wed)
    記事番号: 
    1
  • PBSシリーズ『女性、戦争、そして平和』が検証するノーベル平和賞受賞者リーマ・ボウイーのリベリアでの役割

    公共放送サービス(PBS)の新シリーズは、紛争が世界中の女性たちに及ぼす影響について検証しています。”Women, War and Peace”(『女性、戦争、そして平和』)は、ボスニア、コロンビア、アフガニスタンなどの戦闘地域を考察しています。最新エピソード”Pray the Devil Back to Hell”(『悪魔が地獄に戻ることを祈る』)は、流血のリベリア内戦時代に、武将たちおよび独裁者チャールズ・テイラー政権に立ち向かったリベリア人女性たちの物語に焦点を当てています。同ドキュメンタリーは、2011年のノーベル平和賞の3人の受賞者の一人であるリーマ・ボウイーについても特集しています。世界中の紛争における女性たちの役割を描くPBSの特別シリーズ『女性、戦争、そして平和』のエグゼクティブ・プロデューサーであるアビゲイル・ディズニーに話を聞きます。10月25日に放送される次回のエピソードPeace Unveiled(『明らかにされた平和』)は、アフガニスタン紛争における女性たちの境遇を検証します。

    dailynews date: 
    2011/10/25(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ゴールドマン・サックス対「ウォール街を占拠せよ」:グレッグ・パラストの調査

    「ウォール街を占拠せよ」をめぐり、銀行業界である出来事が議論をかもしています。グレッグ・パラストは、ゴールドマン・サックスがローワー・イーストサイド・ピープルズ連邦信用組合(Lower East Side People’s Federal Credit Union)による資金集めのイベントから撤退することを決めたという話の背景を調査しています。この決定は、同イベントが「ウォール街を占拠」に対して敬意を払っていることが判明した後で行われました。投資銀行ゴールドマン・サックスは資金調達イベント参加者リストから同社の名前を取り下げ、約束していた5000ドルの寄付も取りやめました。この5000ドルはゴールドマン・サックス自身のの寄付金だったのでしょうか、それとも実は同社が複数の地方銀行のために取っておいた米国市民の税金から出た救済金だったのでしょうか?

    dailynews date: 
    2011/10/25(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 警察が野営地を急襲しテントを破壊 「オークランドを占拠せよ」で数十人が逮捕される

    オークランド警察は10月25日の午前5時(太平洋夏時間)直前に、市庁舎前の「オークランドを占拠せよ」の抗議行動野営地を急襲しました。警察は閃光手榴弾を投げ、催涙ガスを発射したと伝えられています。最初の報道では、少なくとも70人が逮捕され、警察が抗議者の仮設テントを破壊したと伝えられました。「オークランドを占拠せよ」の法的事項の相談役マーカス・クリシュカによる公園からの生中継をお届けします。9月17日に「ウォール街を占拠せよ」運動が始まって以来、およそ2500人がこれまでに逮捕されています。

    dailynews date: 
    2011/10/25(Tue)
    記事番号: 
    2
  • タハリール広場からウォール街へ:エジプト人活動家アスマ・マフフーズが「ウォール街を占拠せよ」で語る

    26歳のアスマ・マフフーズを含む何人かの指導的エジプト人活動家が、10月24日、「ウォール街を占拠せよ」運動を予告なしに訪問しました。マフフーズは「4月6日若者運動」(the April 6 Youth Movement)というグループの設立者の一人で、この団体はエジプト前大統領ホスニ・ムバラク政権を倒すことになった1月25日の抗議行動を組織したことに一役買ったことで知られています。1月の抗議行動の前、マフフーズはYouTubeにビデオを投稿し、人々にタハリール広場に集まることを求めました。デモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンは、「ウォール街を占拠せよ」の現場でマフフーズにインタビューしました。「米国に住む多くの人々が我々と団結してくれました」とマフフーズは言います。「私は、ウォール街を占拠せよの抗議者たちと団結し彼らを支持するために、そして彼らに“人々に力を”ということ、これを続けていけば最終的には成功するということを伝えるためにここに来ました」。

    dailynews date: 
    2011/10/25(Tue)
    記事番号: 
    1

Pages