マンハッタン金融街の「ウォール街占拠」抗議者たちが祝杯を挙げています。4週間近く占拠している公園から退去せよとの命令をはねのけることができたからです。ニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグはズコッティ公園──抗議者たちは「リバティ・プラザ」の旧称で呼んでいます──の所有者の清掃要請を受け、今朝7時までに公園から人を退去させると話していました。この清掃命令が抗議者の排除の口実ではないかと心配した数千人の人々が前夜から公園に結集し始めました。数時間後、NY市当局は清掃要請を撤回すると発表したのです。コッティ公園からの中継でデモクラシー・ナウ!のライアン・デブローの話を聞きます。「今朝の6時ごろ、労働組合の一団がリバティ公園にやってきました。シュプレヒコールら歓声やら、彼らを迎えてもう純粋に大喜びでしたね」とデブローは言います。彼によると、抗議者たちは資金庫から3000ドルを出して清掃用具を購入し「昨日一日のほとんどを使って公園を磨き上げ、検査官が到着したときにここが不潔な場所だという口実をいっさい与えまいと可能なかぎりきれいにした」のだそうです。ニューヨークのジュマーニ・ウィリアムズ市議にも話を聞きます。この占拠を支援している多くの市当局者の1人です。「すごい運動が始まっているということをみんなわかってると思います。重要なことは、これは支援すべきものだということです。