気候変動についての本を著す活動家、マイク・ティドウェルは、巨大ハリケーン「サンディ」による被害を、今までにメキシコ湾岸を直撃した類似の暴雨風の体験になぞらえ、「東海岸のいたるところで我々はみな、ニューオーリンズ住民と同じ目にあっている」と言います。メリーランド州タコマから番組に参加するティドウェルは、「今回の嵐にも、そしてほかの嵐にも、気候変動の証拠が至る所に見られます」と言います。タコマが隣接するワシントンDCでは連邦政府が閉鎖され、「サンディ」による停電と冠水で機能が完全に停止しました。ティドウェルは「チェサピーク気候変動活動ネットワーク」(Chesapeake Climate Action Network)の責任者で、The Ravaging Tide: Strange Weather, Future Katrinas, and the Coming Death of America’s Coastal Cities(『破壊する潮流:異常気象、カトリーナ再来、迫る米国沿岸都市の死』)の著者でもあります。