デイリーニュース

  • グレン・グリーンウォルド ペトレアスが伝記作家と不倫している間 企業メディアはペトレアスと不倫

    CIA長官デービッド・ペトレアスを辞任に追いやったスキャンダルが、アフガニスタン駐留米軍司令官ジョン・アレン将軍にも及んでいます。国防総省は、アレンとジル・ケリーの間で交わされた「不適切である恐れのある」数千通のEメールを FBI が発見したとしています。ケリーは、ペトアスの伝記作家で不倫相手だったポーラ・ブロードウェルに脅迫されていたと訴えた女性です。ケリーがFBIへのその脅迫を訴えたことで、ペトアスとブロードウェルとの関係が発覚し、先週9日のペトレアスの即時辞任につながりました。英紙ガーディアンのコラムニストでブロガーのグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/11/14(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 欧州全土でゼネスト 数百万人が経済危機解決のための緊縮政策に反対

    本日ヨーロッパ各地で、数百万人が参加して大掛かりなゼネストが行われています。これは財政削減と増税が同地域の経済危機を悪化させるだけだとして反対するストです。スペインとポルトガルの労働者たちはギリシャ、イタリア、フランス。ベルギーで進行中の労働者のストに連携する形でストライキを打っています。マドリッドから独立系ジャーナリスト、マリア・カリオンが最新情報を伝えます。カリオンによれば、このゼネストは53歳の女性アメイア・エガナが、立ち退きを迫られた自宅アパートのバルコニーから飛び降り自殺をした後に始まりました。エガナの死はスペインの住居強制退去に関連した自殺としては、ここ2週間で2番目のもので、拡大中の民衆の運動は当局に何らかの手を打つよう圧力をかけています。

    dailynews date: 
    2012/11/14(Wed)
    記事番号: 
    1
  • “財政の崖”をめぐる審議が始まる中、“債務解決”はさらなる企業救済のための見せかけと報告書が警告

    迫り来る“財政の崖”をめぐる一連の審議が11月13日にホワイトハウスで始まる中、大企業と圧力団体が手を組んで、メディケア(高齢者向け医療保険)や社会保障などのプログラムを含む財政支出の幅広い削減を求めてロビー活動を行っています。全米の最も有力な最高経営責任者(CEO)80人を含むこの団体は、「債務解決キャンペーン」(The Campaign to Fix the Debt)と呼ばれています。同団体は、クリントン政権時に大統領首席補佐官を務めたアースキン・ボウルズと、オバマ大統領が設置した超党派による「財政責任と改革委員会」(National Commission on Fiscal Responsibility and Reform)の元共同委員長で元共和党上院議員アラン・シンプソンによって共同設立されました。批評家らは、同団体が財政危機を法人税の縮小を求めることに利用していると非難しています。政策研究所の世界経済プロジェクトでディレクターを務め、”The CEO Campaign to ‘Fix’ the Debt: A Trojan Horse for Massive Corporate Tax Breaks”(「債務“解決”のCEOキャンペーン:大規模な法人税減税のトロイの木馬」)という新報告書の共著者でもあるサラ・アンダーソンから話を聞きます。

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    2012/11/13(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 『我が大いなる過ち』:新ドキュメンタリーが明かすカトリック司祭による児童性的虐待の恐怖と犠牲者たちの勇気

    アカデミー賞受賞監督アレックス・ギブニーによる新ドキュメンタリーMea Maxima Culpa: Silence in the House of God(『我が大いなる過ち:神の家の沈黙』』)は、ミルウォーキーのカリスマ的司祭が自分が管轄するカトリック系の全寮制学校で200人以上の聴覚障害の子供たちをいかに性的に虐待していたかを検証しています。幼い生徒たちはローレンス・マーフィー神父によって繰り返し性的虐待を受けました。神父は、夜間に生徒たちの寮の部屋で、あるいは人里離れた彼のキャビンへの旅行中、そして懺悔室の中でさえこのような行為を行いました。ギブニーにこの新作について話を聞きます。彼の過去の作品には『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか? 』やアカデミー賞受賞作『「闇」へ』などがあります。新作はニューヨークとロサンゼルスで11月16日から公開され、2013年2月にはケーブルテレビのHBOでも放送される予定です。

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    2012/11/13(Tue)
    記事番号: 
    2
  • BBCのスキャンダルで同局の司会者ジミー・サビルの小児性愛の隠蔽が露呈、公共放送の敵対者に追い風

    性的虐待に関する2つの報道への対応をめぐる大きなメディアスキャンダルがBBCのトップを辞任に追い込みました。一つは、ある政治家の性的虐待をめぐる誤報、もう一つは同局の有名司会者の故ジミー・サビルの性的虐待疑惑に関する報道の揉み消しです。死亡から1年経って、サビルは数百人に対して性的虐待を行っていた可能性があると非難されてきましたが、BBCは沈黙してきました。3人のゲストから話を聞きます。ニューヨークタイムズ紙にジミー・サビルをめぐるBBCのスキャンダルについて調査・執筆してきたラーク・ターナー、このスキャンダルへのBBCの対応に向けられている批判の多くは英国の保守的な報道機関から寄せられておりこの勢力はBBCの解体と資金援助停止を求めていると警告する英国人ベテラン記者のティム・ゴプシル、「ルーシー・フェイスフル財団」(Lucy Faithfull Foundation)の 性的虐待広報担当で「ストップ・イット・ナウU.K.」(Stop It Now! U.K)のディレクターであるドナルド・フィンドレーターです。

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    2012/11/13(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「戦争は厄介」:戦傷への適応に取り組む退役軍人に更なる支援を、軍事顧問が要請

    イラク、アフガニスタンに駐留した250万人もの米軍兵士が必要としている治療に対する懸念について分析します。「若者が、帰国し軍とは異なる生活習慣に慣れるまでには、戦地に赴くまでに準備と訓練に費やしたのと同じくらいの時間と体力が必要です」と、米統合参謀本部議長に軍の精神衛生に関して助言を行った精神病医で米軍元准将のステファン・クセナキスは語ります。彼は、イラク、アフガン戦争の兵士や退役軍人の検査や治療を支援するトランスレーショナルメディシンセンターの創設者であり、センター長です。クセナキスの発言は、11日のNYタイムズ紙でコラムニストのニコラス・クリストフに引用されました。

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    2012/11/12(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 暴露:未処理の障害補償申請に悪戦苦闘する退役軍人省

    「退役軍人の日」のきょう、市民生活復帰に苦闘する兵士たちに対する政府の責務について疑問を突きつける、ジャーナリストのアーロン・グランツによる大がかりな調査記事を取り上げます。「退役軍人省、どっさりたまった障害補償請求に悪戦苦闘中。正確さはおろそかに」と題された記事は、退役軍人省の過失により、何千人もの退役軍人が障害者手当を拒否された経緯を報告してます。グランツは、1983年の米海軍艦艇乗船中にベイルートで直接、目撃した爆撃のフラッシュバックで苦しんでいるにもかかわらず、退役軍人省に障害補償を拒否された元海軍のホセア・ラウンドツリーのケースを紹介します。退役軍人省は退役軍人の申し立てを裏付ける事項や証明をまとめる支援をする義務がありますが、ラウンドツリーを支援しようとする省職員の1人を懲戒処分にしました。ジェイミー・フォックスは、ラウンドツリーの障害者手当が不当に拒否されたことを批判するメモを上司に書いたことで、2008年に解雇されました。退役軍人省の内部文書により後に明らかになったところによると、退役軍人省の内部文書は、同省が障害補償請求の14パーセントで過失をおかしていることを認識していたにもかかわらず、当時1万1000件近くで支援の義務を果たしていなかったことを後になって明らかにしました。

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    2012/11/12(Mon)
    記事番号: 
    2
  •  フアン・コール:「ペトレアスの真の失敗はイラクとアフガニスタンの反乱鎮圧作戦」

    CIA長官のデービッド・ペトレアスは、同氏の伝記作家であり、既婚の米軍予備役兵であるポーラ・ブロードウェルとの不倫が発覚後、辞任しました。「最終的に彼のキャリアを台無しにしたこの個人的な問題は、おそらく、イラクやアフガニスタンの彼の悪行に比べると取るに足らないことです」と歴史学者のフアン・コールは、駐留アフガニスタン米軍元トップの突如の辞任について語ります。ペトレアスは、37年間にわたる軍人としての職務から引退し、去年CIA長官に就任しました。ペトレアス夫妻と家族ぐるみの友人でフロリダ州在住の37歳のジル・ケリーに嫌がらせメールを何通も送ったのはブロードウェルらしいということが、前週末暴露されました。CIA長官の伝記執筆者から悪意のあるメールを受けとったとケリーが述べたことから、FBIが捜査を開始。この捜査で不倫が発覚し、捜査員はブロードウェルもしくはブロードウェルと親交が深い人物がペトレアスのメールにアクセスしようとした疑いがあると確信しています。11日、デモクラシー・ナウ!はペトレアス辞任の重要性と、女性の教育の権利を求めてタリバンから頭を撃たれた14歳のパキスタン人活動家、マララ・ユスフザイについて、コールに話を聞きました。

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    2012/11/12(Mon)
    記事番号: 
    1
  • タビス・スマイリーとコーネル・ウエスト 大統領選挙と「革新派」には程遠いオバマ大統領の実績を語る

    米国史上最も多額の資金が費やされた大統領選挙が終わりました。司会者のタビス・スマイリーと、大学教授で活動家でもあるコーネル・ウエストに、オバマ大統領の再選についてと、二期目には国内外のどのような政治的課題の取り組みを望むかを聞きました。現在米国では6人に1人が貧困に苦しんでいますが、連邦議会選挙の候補が選挙に使った資金は、それぞれの所属政党とスーパーPACなどの外部組織の支出と合わせて総額60億ドル以上に達しました。ウエストとスマイリーは、新作The Rich and the Rest of Us: A Poverty Manifesto(『金持ちとそれ以外の私たち:貧困マニフェスト』)を共同執筆しました。ウエストもスマイリーも、著名な革新派の人々は、オバマ大統領の実際の実績を見て見ぬ振りをしていると非難します。「強く要求する者がなければ、オバマ大統領は取引に終始して、改革には取り組まないでしょう」とスマイリーは言います。「今こそ行動に出るべきだ。調整するのは、もうお終いです。真の改革派を目指すなら、かなり危険も犯すことになる。でもこれまでオバマ大統領は、そういう姿勢はとってこなかったと思います」。ウエストは、著名なオバマ支持者の一部は「貧しい者や働く人々など無視できたらと思っている。そんな形でオバマ政権を擁護する人がいるのは悲しいことです」と語ります。

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    2012/11/9(Fri)
    記事番号: 
    2
  • コロラド州とワシントン州で米国初のマリファナ合法化 次は連邦政府との対決

    米国史上はじめて、コロラド州とワシントン州が嗜好用のマリファナ使用を合法化することになりました。コロラド州では、許可を得た特別店での1オンス(約28グラム)までのマリファナ購入及び、自宅で大麻6本までの栽培を21歳以上の成人に許可する修正案64号に有権者の52%が賛成しました。一方、ワシントン州では住民発議案502号が、10%ポイント差で可決されました。マリファナ合法化支持者は、今も大麻を危険なドラッグとみなす連邦政府との今後の対決に備えています。「州単位、市単位で、有権者が『連邦政府がその方針に固執しても、我々が求めていることは違う』と表明すれば、その声は連邦政府にも届き、政策も変わると期待しています」と、シカゴの独立系新聞シカゴ・リーダー紙のミック・ダムキ記者は言います。またダムキは、最近シカゴ市議会が少量のマリファナ所持は違反切符で済ませてよいとの条例を通過させましたが、地区によっては警察は未だ逮捕を止めていないと報じます。

    dailynews date: 
    2012/11/9(Fri)
    記事番号: 
    1

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