デイリーニュース

  • ALECの「組織的汚職」 アパルトヘイト支援からクリーンエネルギー、公共部門への襲撃

    秘密主義の団体ALEC(米国立法交流評議会)は、ワシントンでの一週間におよぶ会議を終えたところです。ワシントンで企業ロビイストたちが州議員とともに取り組んだモデル法案は、後に全国規模で導入されることになります。伝えられるところでは、ALECは多数の新しい法案を起草して、オバマ大統領の排気ガス削減を阻止し、クリーンエネルギー促進の州政策を弱めようとしています。全米各地の保守派のグループは、公共部門の権利やサービスを、教育、医療、所得税や労働者の待遇などの重要項目において攻撃するため、6つの州で連携して募金をする準備をしています。この提案は、ALECが支援する SPN (State Policy Network:州政策ネットワーク)によって作られました。SPNは州レベルの保守派の戦略を画策する機能を持つ連合体です。ALECはフロリダのスタンド・ユア・グラウンド(正当防衛)法に肩入れしたことで大勢の支援者に逃げられてしまい、支援者を取り戻すことに懸命です。ガーディアン紙によると、ALECはこの2年で400人の州議会議員と60社の主要な法人の寄贈者を失いました。

    dailynews date: 
    2013/12/11(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 詩人のマヤ・アンジェロウがネルソン・マンデラを追悼「涙声を張り上げて『ありがとう』と言おう」

    ネルソン・マンデラの追悼式の特別放送を、著名な詩人で作家のマヤ・アンジェロウ博士が彼の思い出を讃えて届けてくれた映像メッセージで締めくくります。二人は、マンデラが投獄される前の1962年に初めて出会いました。「マンデラは役目を終えました」と、アンジェロウは言います。「それでも彼の意思を継ぐ私たちは、和解のために扉をより大きく開けるでしょう。そして我々は、この地球の底辺で這いつくばって暮らしている、黒人、白人、アジア人、ヒスパニック、貧者たちの叫びに対して寛大な心で接するでしょう」。

    dailynews date: 
    2013/12/10(Tue)
    記事番号: 
    6
  • 「汎アフリカ主義の英雄」:アフリカ連合委員会の女性委員長が振り返るネルソン・マンデラ

    アフリカ連合委員会初の女性首脳であるヌコサザナ・ドラミニ=ズマ委員長は、ネルソン・マンデラの追悼式で演説を行いました。彼女は反アパルトヘイトの元活動家で、マンデラ大統領政権で1994年から1999年まで南アフリカの保健相を務めました。彼女はマンデラが、独立を求める、より広範な汎アフリカ主義の闘いにいかに貢献したかを振り返りました。「彼がアフリカ大陸のどこへ行こうと、扉が開かれました。彼は軍事訓練を受け、闘いのための支援を得ました」と、彼女は述べました。

    dailynews date: 
    2013/12/10(Tue)
    記事番号: 
    5
  • デスモンド・ツツのネルソン・マンデラへの生き生きとした追悼「彼は我々に素晴らしいギフトをくれた」

    元ケープタウン大主教でノーベル平和賞受賞のデスモンド・ツツは12月10日のネルソン・マンデラの追悼式に出席しましたが、演説はしませんでした。しかし彼は12月9日の夜、彼の親友であるマンデラに敬意を払い、活気に満ちた追悼の辞を述べました。ツツはアパルトヘイト撤廃後、南アフリカの真実和解委員会の委員長を務めました。彼は現在82歳です。ツツが演説を行ったヨハネスブルグでの親しい人々による小さな会は、ネルソン・マンデラ財団によって主催されました。

    dailynews date: 
    2013/12/10(Tue)
    記事番号: 
    4
  • キューバのラウル・カストロがネルソン・マンデラの「革命的闘いへの揺るぎなき献身」を称賛

    12月10日のネルソン・マンデラの追悼式で演説を行った中に、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長がいます。オバマ大統領は演壇に向かう途中で、カストロと異例の握手をしました。「ネルソン・マンデラに敬意を表しましょう」と、カストロは述べました。「尊厳の究極のシンボルであり、革命的闘いと自由、正義への揺ぎなき献身を示し、統一、平和、和解の指導者であった彼を。マンデラの人生が教えてくれるのは、すべての国の協調努力だけが、今日人類の存在そのものを脅かしているいくつかの大きな試練に立ち向かう力を与えれくれるということです」。マンデラとキューバのフィデル・カストロの1991年の会談の場面も放送します。

    dailynews date: 
    2013/12/10(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ブラジルのジルマ・ルセフ大統領:マンデラは世界に「比類のない人道主義の実例」を提供

    12月10日のヨハネスブルグでのネルソン・マンデラの追悼式に、ブラジルのジルマ・ルセフ大統領も各国首脳らと共に、南アフリカの元大統領で反アパルトヘイトの指導者であるマンデラの栄誉をたたえるために出席しました。「彼は、ブラジルそして南米各地の同じような闘いにとってのインスピレーションの源でもありました」と、ルセフは述べました。「彼の闘いは、彼の国の国境をはるかに超えて、独立と社会正義のために闘うよう若者たちを勇気付けました」。

    dailynews date: 
    2013/12/10(Tue)
    記事番号: 
    2
  • オバマ大統領:ネルソン・マンデラは「囚人だけでなく、投獄した側をも解放した」

    12月第1週に95歳で亡くなったネルソン・マンデラの栄誉をたたえるため、12月10日、数万人の人々がヨハネスブルグ郊外ソウェトのFNPスタジアムに集まりました。追悼式のために100人近くの国家元首が南アフリカを訪れたましたが、その中にはオバマ大統領、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長の顔もありました。マンデラの遺体はこの後、彼が1994年に大統領として宣誓就任した場所、プレトリアのユニオンビルに3日間公開安置され、12月15日に彼の先祖代々の故郷であるクヌに埋葬されます。まずはオバマ大統領の弔辞から追悼式の様子をお伝えします。「マディバ(マンデラの愛称)は囚人だけでなく、投獄した側をも解放しました」と、オバマは述べました。「私はマディバには到底及びませんが、彼は私に、より良い人間になりたいと思わせてくれました」。

    dailynews date: 
    2013/12/10(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ジェシー・ジャクソン師 ネルソン・マンデラの生涯と彼の反アパルトヘイト闘争を支えた運動を語る

    南アフリカでは、先週95歳で死去したネルソン・マンデラの追悼行事が1週間にわたり行われています。ソウェトのFNBスタジアムで行われる追悼式典には国際的指導者、世界的な有名人、著名人ら9万5000人が参加する予定です。同スタジアムは2010年W杯南ア大会でマンデラが公の場に最後に姿を見せた場所でした。オバマ大統領は参加を表明している60か国の首脳のうちの1人です。南アフリカでは8日、全土でマンデラの追悼礼拝が行われました。追悼行事は15日、マンデラの故郷クヌへの埋葬で幕を閉じます。米国の反アパルトヘイト連帯運動の元トップで、マンデラが刑務所から釈放後初めて会った人たちのうちの1人である公民権運動指導者ジェシー・ジャクソン師とマンデラの生涯を振り返ります。

    dailynews date: 
    2013/12/9(Mon)
    記事番号: 
    2
  • セイモア・ハーシュ:オバマは攻撃の正当化のためにシリアの化学兵器情報を「いいとこ取り」した

    アサド政権が今年初めにダマスカス郊外のグータで化学兵器攻撃を行った可能性があるとするオバマ政権の主張について、調査記者セイモア・ハーシュは最新の記事の中でその正確性に疑問を投げかけています。本日はハーシュが番組に参加します。ハーシュは英誌ロンドン・レビュー・オブ・ブックスで「オバマ政権はアサドに対する攻撃を正当化するために情報をいいとこ取りした」と主張しています。オバマ政権はヌスラ戦線のシリア反体制派が化学兵器を製造する能力があるということを既に知っていた事実を公開せず、また、化学兵器攻撃の後になって入手した証拠をリアルタイムで収集していたように見せかけていたと、ハーシュは述べています。

    dailynews date: 
    2013/12/9(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 映画監督ダニー・シェクター:マンデラを支えた反アパルトヘイト運動を忘れるな

    映画監督のダニー・シェクターとケイプタウンのマイケル・ラプスリー牧師がゲストです。シェクターは、Mandela in America (『アメリカでのマンデラ』)はじめ、マンデラに関するドキュメンタリー映画を6作、手がけています。シャクターは、1960年代に南アフリカで仕事を始め、新著のMadiba A to Z: The Many Faces of Nelson Mandela(『マディーバのすべて:ネルソン・マンデラのさまざまな顔』)は、新作映画Mandela: Long Walk to Freedom (『マンデラ:自由への長い道のり』)の封切と同時に発行されました。 また、マイケル・ラプスレイ牧師にも話を聞きます。ラプスレイ師は、ネルソン・マンデラ釈放から2ヶ月後の1990年4月に郵便爆弾暗殺未遂で両手を失いました。現在は、Institute for Healing of Memories(記憶の癒やし協会)の代表です。

    ここをクリックすれば、ネルソン・マンデラの生涯と偉業の特集をご覧いただけます。→ http://www.democracynow.org/topics/nelson_mandela

    dailynews date: 
    2013/12/6(Fri)
    記事番号: 
    4

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