ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジは12月30日、ドイツ・ハンブルクでの「カオス・コミュニケーション会議」(Chaos Communication Congress)で演説し、集まった大勢のコンピュータ専門家たちに、インターネットの自由とプライバシーに対する政府による侵害に抵抗するよう力を合わせようと呼びかけました。アサンジの演説と、ウィキリクースのメンバーでロシアまでエドワード・スノーデンに同行したサラ・ハリソンの演説のハイライトを放送します。また、独立系ジャーナリストでセキュリティ専門家のジェイコブ・アッペルボームからも話を聞きます。彼は「携帯型連続波発生機」(portable continuous wave generator)として知られる国家安全保障局(NSA)によって使われたスパイツールを明らかにします。このリモートコントロール式の機器は、ある場所に仕掛けられた極小の電子部品と連動しており、キーボードやモニターからの目に見えないエネルギー波を反射し、コンピューターに何が打ち込まれたかを監視するものです。この機器は、標的になったコンピュータがインターネットにつながっていない状態でも作動します。