デイリーニュース

  • 「その絆を結ぶ」 普通の人々の愛と感謝の物語を収録して10年 「物語り隊」の創立者デイブ・アイセイ

    クリスマスの今日は、デモクラシーナウ!の特別番組で、普通の人々の歴史を本人たちの話で綴る、オーラル・ヒストリー・プロジェクト、「物語り隊(StoryCorps)」の10年にわたる活動についての話をお送りします。「物語り隊」は2013年にニューヨークのグランドセントラル駅にもブースをオープンしましたが、創立以来10年、全米で10万人もの人々が「物語り隊」のブースで自らの思い出についてのインタービューを録音しました。彼らのインタビューはDCに録音され、「ストーリーテラー」として、米国議会図書館の「アメリカン・フォークライフ・センター」に保存されます。今日のゲストは「物語り隊」を立ち上げたデイブ・アイセイです。この10年間の録音から彼のお気に入りの物語をいくつか紹介してもらいます。いくつかはまだ放送されたことがないものです。その中にはホームレスのために夕食を作る家政婦、イリッツァ・カストロの物語り、アフリカ系アメリカ人の宇宙飛行士でチャレンジャーの爆発で1986年に亡くなった、ロバート・マクネアーの子供のころの話しもあります。マクネアーは、9歳の時、人種差別を掲げる図書館で本を借りようとして、司書が警察を呼ぶと脅しても去ることを拒否しました。「このような話しを伝えることができることを、とても名誉なことだと思っています」とアイセイは言います。

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    2013/12/25(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 近代戦争をの形式決めた突撃用ライフルの発明者ミハイル・カラシニコフが死去、享年94

    世界で最も人気のある銃器の発明者であるミハイル・カラシニコフが12月23日、94歳で死亡しました。カラシニコフ自動小銃(Kalashnikov assault rifle)は、世界で最も使用されている銃器の一つで、現在約1億丁の銃が世界中に普及しています。カラシニコフまたはAK-47として知られるこの銃は比較的簡単な構造で、安く作ることができ、信頼性が高く、手入れが簡単です。ミハイル・カラシニコフは、第二次世界大戦中、ソビエト連邦赤軍の戦車長として負傷した後、1942年に最初の機関銃を設計しました。しかし、AK-47がソビエト軍に導入されたのは、何年もの改良を重ねた後の1947年でした。1950年代のはじめ、カラシニコフ銃はソビエト連邦とワルシャワ条約機構加盟国の標準兵器になりました。この銃は民兵組織の間でも広まりました。ミハイル・カラシニコフはソビエト連邦から表彰されましたが、自分が発明した銃からの収入はほとんどありませんでした。彼の発明品が世界中で数え切れないほとの死をもたらしてきたという批判について、カラシニコフはしばしば反論してきました。

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    2013/12/24(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 元反政府組織指導者が長年の和解の取り組みの後、ボゴタ市長を罷免される危機に直面

    CIAの極秘プログラムが、コロンビアで少なくとも20数名の反政府ゲリラの指導者らの殺害に関与したことが明らかになりました。一方、元ゲリラ指導者のグスタボ・ペトロは、彼を首都ボゴタの市長という役から解こうという運動に直面しています。2013年12月のはじめに、コロンビアの監察長官が、ペトロの首都のゴミ収集サービスの管理に不手際があったとして、市長の辞任を求める発表をしました。しかし、ペトロの支持者らは、ペトロは「右派のクーデター」の被害者であると言い、彼を支援するため何万人もが街頭に繰り出しました。ペトロと彼の支持者らは現在、彼の解任が執行されることを食い止めようとしています。ボゴタから「コロンビア人権委員会」(Colombia Human Rights Committee)のメンバーで「米国コロンビアを支援する会」(U.S. Office on Colombia)の理事長であるチャーリー・ロバーツに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/12/24(Tue)
    記事番号: 
    3

    http://www.democracynow.org/(〜記事のアドレス)

  • 反政府組織を標的にした米国の極秘プログラムはコロンビアの和平プロセスを台無しにしたのか?

    コロンビアで米中央情報局(CIA)の極秘プログラムが、少なくとも20数人の反政府組織の指導者の殺害に関与していたという衝撃的な新報告の報道を続けます。ホフストラ大学のラジオ・テレビ・映画学科の教授で学部長であり、「市民参加センター」(Center for Civic Engagement)の共同代表であるマリオ・ムリーリョから話を聞きます。ムリーリョはコロンビアについて幅広く取材しており、Colombia and the United States: War, Unrest, and Destabilization(『コロンビアと米国:戦争、混乱、不安定化』)という本の著者でもあります。

    dailynews date: 
    2013/12/24(Tue)
    記事番号: 
    2
  • プラン・コロンビアの行き過ぎ:CIAの極秘プログラムから明らかになった反政府ゲリラ指導者らの殺害における米国の役割

    新たな報道で、コロンビアで少なくとも20数名の反政府ゲリラ指導者の殺害を支援した米中央情報局(CIA)の極秘プログラムの存在が暴露されました。ワシントンポスト紙によると、同プログラムは国家安全保障局(NSA)からの支援に多くを頼り、数十億ドルの闇予算から資金供給されています。このプログラムはジョージ・W・ブッシュ前大統領政権下で始まり、オバマ大統領政権下でも続けられています。同プログラムは、GPS搭載の爆弾を使って反政府組織、コロンビア革命軍(FARC)の指導者らを標的にし組織を弱体化させました。CIAは2010年まで、爆弾にGPSデータを読み込ませる暗号化キーを管理していました。米国とコロンビアが2008年にFARCの指導者らがエクアドルに隠れていることをつきとめた事例があります。記事は、「空爆は、コロンビアの航空機を操縦するコロンビア人のパイロットが、CIAが制御する頭脳を搭載した米国製爆弾を使って、このFARCのキャンプを攻撃することを意味していた」と述べています。この攻撃で反政府組織の指導者は殺害され、コロンビアとエクアドル、ベネズエラ間の緊張状態の大きな再燃が起こりました。この攻撃に米国が関わっていたことは、これまで報道されることはありませんでした。今回の件を明らかにしたワシントンポスト紙の記者ダナ・プリーストから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/12/24(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「リスクが低ければ釈放せよ」:社会への危険が低い高齢受刑者人口が飛躍的数に

    米国内の受刑者数がゆるやかに減少しつつある中、高齢受刑者への準備が不十分で、依然として大量投獄を志向するシステムにより、鉄格子の中で死期を迎える見込みの高齢受刑者の数が飛躍的に上昇しています。高齢化する受刑者が直面しているこの問題に関し、33年の服役後、2011年にニューヨーク州刑務所から釈放されたムジャヒド・ファリドに話を聞きます。彼は現在「刑務所内の高齢者を釈放せよ」(Release Aging People in Prison、RAPP)を指揮しています。同団体のスローガンは「リスクが低ければ、釈放せよ」です。彼らの運動はソロス正義奨学金(Soros Justice Fellowship)の一環で、ニューヨークの矯正協会に拠点を置いています。本日は、州刑務所の環境を監視するニューヨーク矯正協会代表ソフィヤ・エリジャも番組に参加しています。「仮釈放委員会は、罪の本質に基づいて人々を規定通りに却下します。 身長や目の色が変えられないように、これは誰も変えられる人はいません。我々はそれを見て、悪事を繰り返す危険性が低い人物なら刑務所から釈放すべきだと言う必要があります。我々は貴重な納税者からのお金を無駄に受刑者に使っており、高齢の受刑者はさらにお金がかかるのです」とエリジャは語ります。

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    2013/12/23(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 慈悲の時? 病気や長年の独居房生活に苦しむ高齢政治犯

    慈悲の時として認知されることの多いクリスマスを世界中の人々が祝う中、本日は、1960年代から1970年代にかけて有罪判決を受け、情状酌量、減刑もしくは赦免を請う米国内の高齢政治犯の増加について討議します。中にはただ数十年間の独居房生活から普通の刑務所に移りたいということだけを望んでいるケースもあります。多くの受刑者は糖尿病などの病気の治療を十分に受けることが出来ていません。また少なくとも1人は末期がんです。本日は、多くの政治犯を代表し、2010年にはがんで亡くなる前に最後の数週間を好きに過ごせるようにと、マリリン・バックの釈放を勝ち取った弁護士のソフィヤ・エリジャが番組に参加しています。エリジャは別の経歴として州刑務所の環境を監視するニューヨーク矯正協会(Correctional Association of New York)の代表を務めています。また、ジェリコ運動の全米議長ジハード・アブドゥルムミット、米国内の刑務所での独居房使用は冷酷かつ非道に値しうると判断した国連の拷問に関する特別報告者のフアン・メンデス、戦争抵抗者連盟(War Resisters League)の長年の指導者で、プエルトリコ政治犯のための国際ノーベル運動の調整役を務めたマット・メイヤーにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/12/23(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 刑務所から生放送:ジェイソン・ヘルナンデス 自身の麻薬関連の減刑についてオアバマに感謝 「今後」に期待

    テキサス州マッキニーのジェイソン・ヘルナンデスがゲストです。19日にオバマ大統領が判決を減刑した8人の囚人の1人です。彼の心境を聞きましょう。「夢がかないました。これを第一歩に今後、もっとふえてほしいと願っています」と刑務所からの電話でヘルナンデスは語りました。15歳だった1998年に、麻薬に関する陰謀で果たした役割のため、仮保釈無しの終身刑を宣告されたいきさつをヘルナンデスは語ります。彼は刑務所長と共に、今回のニュースを聞きました。ヘルナンデスは、オバマ大統領と議会が、「ここにいる他の人たちのために、もっと尽力するよう決意」してほしいと言います。囚人達の多くは、暴力を伴わない法律違反で、同様に厳しい麻薬法に基づいた判決を受けました。

    dailynews date: 
    2013/12/20(Fri)
    記事番号: 
    4
  • オバマ クラックコカインの「不公平な」判決8件を減刑  ACLUは麻薬法のより広範な改正を要求

    囚人の権利擁護への大きな勝利です。オバマ大統領は、「麻薬犯罪の不公平な判決で服役している」8人の判決を減刑しました。対象となった6人の男性と2人の女性は、クラックコカインに関連する告発で終身刑を宣告されていました。オバマが「不公平な制度」と呼ぶシステムに基づいて、すでに全員が15年以上、刑務所に拘置されています。クラック犯罪と粉末コカイン犯罪との間には、判決の重さで100対1もの格差があるのです。この格差は、2010年の公平判決法で低減されましたが、何万人もの囚人にとってこの改正は遅すぎました。「これは大ニュースです。これで人びとが家族のもとに戻ることができます」と、米国自由人権協会(ACLU)の人権リサーチャーでLife Without Parole for Nonviolent Offenses. (『生き地獄:非暴力的犯罪で保釈無しの終身刑』)の著者、ジェニファー・ターナーは語ります。ターナーによると、オバマの行動は、「重要な第一歩」、議会によるより広範な判決改革をターナーは求めています。

    dailynews date: 
    2013/12/20(Fri)
    記事番号: 
    3
  • アマゾンの先住民団体 汚染の代償として180億ドルを超えるシェブロンのカナダの資産を没収する権利を獲得

    カナダの裁判所は、エクアドルの農民と漁民が巨大石油会社シェブロンの資産を没収することを許可する裁定をくだしました。これは2011年にエクアドルの裁判所が下した裁定に基づいています。エクアドルでの裁定は30年近くに及ぶ油田周辺での土壌と水の汚染に対する同社の責任を認め、またその行為のせいで、アマゾンの熱帯雨林の周辺地域住民の健康と暮らしが損なわれたとしました。以来、被害者たちは、環境被害に関する賠償金180億ドルを回収しようと試みてきましたが、シェブロンは、この判決は証拠ねつ造と贈賄に基づくとして、対抗訴訟を起こしています。ブルーンバーグビジネスウィークのポール・バレットに、シェブロンからBPにいたる石油会社が、裁判を手がける弁護士を攻撃することで、自分たちに対する訴追に挑もうとしていることについて話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/12/20(Fri)
    記事番号: 
    2

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