デイリーニュース

  • バーニー・サンダースは民主党予備選で勝っていたら大統領に当選したか?

    大統領選の夜、共和党のドナルド・トランプは激戦州で続々と勝利しました。民主党予備選でバーニー・サンダースが熱烈な支持を受けた州です。サンダースが民主党予備選で勝っていたら大統領選の結果はどうなっていたでしょう。調査報道サイト『インターセプト』のリー・ファンとリンダ・サルスールに聞きます。サルスールはムスリムの民主党活動家でサンダース陣営で代理人を務めました。

    dailynews date: 
    2016/11/9(Wed)
    記事番号: 
    9
  • アリゾナ州保安官ジョー・アルパイオ再任かなわず 移民の権利活動家の勝利

    アリゾナ州からもうひとつの選挙戦のニュースです。マリコパ郡のジョー・アルパイオ保安官が7期目への立候補で敗れました。アルパイオは同州で行っている憲法違反の移民パトロールを中止することを拒否しため、連邦検察官により法廷侮辱罪で訴追され、収監の可能性に直面しています。アルパイオはドナルド・トランプの主要な支持者でした。人種プロファイリングを実施し、炎天下の野外テントを刑務所として使い移民を拘束する政策などを採用し、このテントを「私の強制収容所」と呼んだこともあります。フェニックスから「ミヘンテ」代表マリサ・フランコに聞きます。「ミヘンテ」は2015年7月、共和党全国大会で「トランプの壁を取り除こう」(the Wall Off Trump)キャンペーンを支援した活動団体です。

    dailynews date: 
    2016/11/9(Wed)
    記事番号: 
    8
  • トランプの伝記作家 衝撃のホワイトハウス入りを果たしたトランプを語る

    次期米国大統領に選出された人物トランプについて、1970年代から記事にしてきたウェイン・バレットに聞きます。バレットはニューヨーク・デイリーニューズ紙、ニュースサイト『デイリービースト』などでトランプ報道をしています。1991年にバレットが書いたトランプの伝記Trump: The Greatest Show on Earth: The Deals, the Downfall, the Reinvention(『トランプ:地上最大のショー:取引、転落、再出発』)はペーパーバック版で再出版されたばかりです。『デイリービースト』に掲載された最新記事は"Meet Donald Trump’s Top FBI Fanboy"(「直撃・トランプ陣営最大のFBIオタク」)です。

    dailynews date: 
    2016/11/9(Wed)
    記事番号: 
    7
  • アラン・ネアン: FBI は選挙をドナルド・トランプに手渡したのか?

    FBI 長官のジェームス・コーミーが 投票日の1 週間半前に連邦議会に対して、FBI はヒラリー・クリントンの私用メールサーバー使用をめぐる捜査に関連し新たなメール捜査を行っていると通告して大統領選を揺るがした件に関して、ベテラン調査報道記者アラン・ネアンに話を聴きます。

    dailynews date: 
    2016/11/9(Wed)
    記事番号: 
    6
  • 女性差別者でイスラム嫌悪の人種差別者が大統領になったことを若者にどう説明する?

    全てのムスリムの米国への入国を禁止すると選挙運動で公約したドナルド・トランプが衝撃の勝利を収めたことを受け、リンダ・サーソーは「私たちは若者達を失望させてしまった。これから続く世代を裏切ってしまった」と言います。サルスールはムスリム初のオンライン組織「エムパワー・チェンジ」(MPower Change)の代表で、「ニューヨーク・ムスリム民主党クラブ(Muslim Democratic Club of New York)」の共同設立者です。

    dailynews date: 
    2016/11/9(Wed)
    記事番号: 
    5
  • トランプ政権下で強制退去に直面する何百万人もの移民は今後どうなるのか?

    ドナルド・トランプは大統領選中、繰り返し移民を攻撃しました。ピュリッツァー賞受賞記者で映画製作者でもあるホセ・アントニオ・バルガスにトランプの勝利に対する感想を聞きます。彼は 2011 年の NY タイムズ紙の日曜版マガジンに自らの人生を語る「在留資格のない移民としての私の人生(My Life as an Undocumented Immigrant)」を書き、秘密にしてきた事実を明るみに出し脚光を浴びました。「#EmergingUS」(ハッシュタグ・エマージングUS)の創設者兼編集人で、の創立者兼編集者で、メディア&文化団体「デファイン・アメリカン」(Define American)の創設者でもある彼は、Documented: A Film by an Undocumented American (『ドキュメンテッド:在留資格のない移民による記録映画』)とWhite People(『白人』)という二本のドキュメンタリー映画のプロデューサー兼監督でもあります。

    dailynews date: 
    2016/11/9(Wed)
    記事番号: 
    4
  • まるで南北戦争後の再建期:トランプへの投票は 近年の人種差別改善の動きに対する白人の反発

    「歴史研究者から見れば、この選挙結果に驚きはありません」と、ドナルド・トランプの当選について、人種の正義問題記者で受賞歴もあるニコール・ハナ=ジョーンズは語ります。ハナ=ジョーンズはアブラハム・リンカーン大統領暗殺後のレコンストラクション(再建)時代そして、ジョンソン大統領が主要な公民権法を可決した後リチャード・ニクソンが白人有権者の人種的恐怖にアピールするために採用した「南部戦略」をあげ、「この国では人種問題に飛躍的な前進が起きる時にはつねに白人による反発が起こる」と指摘します。「しっかり自らを見つめ直す必要があります。しかし、この選挙は大変アメリカ的だとも言えると思います」。

    dailynews date: 
    2016/11/9(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 分断された国:選挙人数ではトランプ 得票数ではクリントンが勝利

    トランプが最低でも 270 人の選挙人を獲得して米国大統領に選出され衝撃の勝利をおさめましたが、ネイション誌(The Nation)の政治記者ジョン・ニコルスによると、この勝利は民意を反映しない選挙過程の結果にすぎません。得票数ではライバルのクリントンが上回っているようなのです。「米国の選挙制度は不出来でがたが来ている。開票に大変な時間がかかる」と、ニコルスは言います。「やがて現実になるのは… 実際にはヒラリー・クリントンが勝者で、得票数では勝ったのに選挙では敗れた歴代の例の中でも最大の得票差でドナルド・トランプに勝っているということでしょう。これから、かなり票を伸ばすと思います」。ニコルスは2012年の選挙でオバマ大統領の得票数が投票日の夜には 22 万 5 千票差だったのが最終的には 5 百万票差にまでひろがったことを指摘し、大がかりな抵抗行動が起きると予想します。彼の最新の記事は、「こんな選挙結果が米国を決める」(These Election Results Will Define America)です。

    dailynews date: 
    2016/11/9(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 初のアフリカ系アメリカ人大統領からクークラックスクランに支持される大統領へ:トランプ衝撃の勝利

    9 日、ドナルド・J・トランプがヒラリー・ロダム・クリントンを敗り第 45 代米大統領に選出され世界に衝撃を巻き起こしました。9日の時点でトランプ獲得した選挙人数は最低でも279 人、一方クリントンは 218 人でしたが、得票数ではトランプが僅差で敗れた模様です。ドナルド・トランプはこれまで一度も公職に選出されたことがありません。彼は 2015 年に、メキシコからの移民を犯罪者そして強姦者と呼ぶ演説で選挙活動を開始しました。その後、全てのムスリムの人々の米国への入国禁止を提案しました。また、競争相手や報道陣、アジア人、アフリカ系米国人、そして身体障害者を公然とあざけりました。トランプに性的暴行を受けたと名乗り出た女性は、10人以上にのぼり、2005 年に録画されたビデオでは女性に対して行った性的暴行を自慢しています。トランプは選挙活動を通して、白人至上主義者やヘイト集団から熱狂的な支持を受けました。元クークラックスクラン(KKK)の最高幹部でルイジアナ州の上院議員選に出馬して落選したデビッド・デュークはトランプの当選を歓呼で迎えています。「私の人生の中でこれほど興奮する夜はなかった。トランプ選出に我々が大きな役割を果たしたことは間違いない!#MakeAmericaGreatAgain(ハッシュタグ米国を再び偉大な国に)」とツィートしています。

    dailynews date: 
    2016/11/9(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 2000年の大統領選:投票推進運動の電話呼び掛け中にエイミー・グッドマンによって30分詰問されたビル・クリントン

    デモクラシー・ナウ!のアーカイブの中から、ビル・クリントンが複数のラジオ局に電話し、上院議員はヒラリー、大統領はアル・ゴアに投票するよう呼び掛けていた2000年の大統領選挙を振り返ります。彼は当初、死刑、中東、人種差別や他の問題の彼の政権記録を擁護するのに30分も費やすとは思ってもいませんでした。しかし、彼がデモクラシー・ナウ!の司会者エイミー・グッドマンと話したとき、結局そうすることになりました。インタビューのある時点で、クリントンはグッドマンが「敵対的で闘争的」であると非難しています。クリントン大統領の側近は翌日、エイミーをホワイトハウスから出入り禁止にすると脅しました。

    dailynews date: 
    2016/11/8(Tue)
    記事番号: 
    4

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