デイリーニュース

  • シェーン・バウアー記者 米国の国境警備隊とも協力する「メキシコ人狩り」の武装民兵組織に潜入

    マザー・ジョーンズ誌のシニア記者シェーン・バウアーに右翼民兵組織への潜入取材で明らかになったことについて話してもらいます。バウアー記者は、フェイスブックを経由して、「III%愛国者同盟(III% United Patriots )」と名付けられた民兵組織の一員になりました。この組織は米国の十数州以上で活動しています。その後彼はメキシコ国境に向かい、不法入国する移民を捕獲する市民自警団の作戦に参加しました。隠しカメラを身につけ、この自警団が米国警備隊と協力する様子も撮影しました。「現在、全米で270の民兵組織が存在します」とバウアー記者は語ります。「多くの州法では、民兵または自警団の訓練は禁止されています。しかしこの手の法律が執行された例は1件もありません」

    dailynews date: 
    2016/10/27(Thu)
    記事番号: 
    2
  • バッサーム・ハダッド: われわれにはシリアでの殺戮停止を求める義務がある そして決着のつけ方も重要だ

    米国は、ロシアがシリアの民間人を空爆していると非難しています。本日はジョージ・メイソン大学中東およびイスラム学の学部長バッサーム・ハダッドに話を聞きます。ハダットはThe Debate over Syria Has Reached a Dead End(「シリアを巡る議論は 行き詰りに陥った」)と題された記事中で、「(シリアでの紛争について)最近は両立しない2つの説明をする傾向がある。一つは『純粋で一貫した革命』、もう一つは『外部による陰謀』というものだ。どちらにも一片の真実はあるが、両者とも過激主義者の主張や基本的な盲点が邪魔になり、長期的な停戦合意や将来の政権移行、そして戦後の和解に必要な利害の一致を放棄している」と主張しています。ハダッドは、ASIが発行するオンライン誌「ジャダリヤ(弁証)」(Jadaliyya)の共同発起人で「アラブ学研究所」(Arab Studies Institute/ASI)理事も務めます。

    dailynews date: 
    2016/10/27(Thu)
    記事番号: 
    0
  • 「彼らに栄誉を」 ブラックパンサー元党員 いまなお獄中にいる仲間の解放を呼びかける

    ブラックパンサー党の元メンバーの中には、40年以上にわたって獄中にあり、健康状態の悪化に苦しむ人びともいます。いくつかのケースでは、刑罰を科されたのは何よりも黒人解放闘争にかかわっていたためだと裁判記録が示しています。多くの囚人は、ブラックパンサー党との関係を理由に、いまなお仮釈放委員会から仮釈放を却下され続けています。ブラックパンサー党の元メンバーで、政治犯として33年にわたって服役し、2014年11月に釈放されたセコウ・オディンガに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/10/26(Wed)
    記事番号: 
    4
  • エディ・コンウェイ:ブラックパンサー党への参加とCOINTELPROの謀略を語る

    本日は、長年にわたって収監されたブラックパンサー党の元メンバーを迎え、米国の政治囚をテーマとした歴史的な討論会をお送りします。エディ・コンウェイは殺人で有罪判決を受け、44年にわたって服役し、2014年に釈放されました。コンウェイは、ボルティモアの警察官ドナルド・セイガーを殺害したとして有罪判決を受けましたが、無罪を主張し続けました。コンウェイは、FBIの防諜プログラム「コインテルプロ(COINTELPRO)」の謀略にはめられたと語ります。

    dailynews date: 
    2016/10/26(Wed)
    記事番号: 
    3
  • セコウ・オディンガ:ブラックパンサー党への参加とCOINTELPRO アサタ・シャクールの脱走を語る

    本日は時間いっぱいを使って、米国における政治囚というブラックパンサー党が残した歴史に焦点を当てます。政治犯の収監で最も有名なのはおそらく、数々の受賞歴もあるジャーナリストでデモクラシー・ナウ!にもたびたび登場するムミア・アブ・ジャマルかもしれません。しかし収監されている政治犯はほかにも多数います。今年はすでに、二人の元ブラックパンサー党メンバーが獄死しています。ニューヨーク州のアブダル・マジド、ネブラスカ州のモンド・ウィ・ランガです。本日の歴史的な討論には、セコウ・オディンガも加わります。オディンガは、ニューヨーク市でのブラックパンサー党設立に貢献し、後に「黒人解放軍」(Black Liberation Army)に加わりました。1984年には、アサタ・シャクールの脱獄と警備会社ブリンクスの輸送車強盗事件にかかわったとして有罪判決を受け、州刑務所と連邦刑務所で33年服役した後、2014年11月に釈放されました。

    dailynews date: 
    2016/10/26(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「アンゴラ・スリー」存命中の2人に聞く ブラックパンサー党の遺産 収監中の元メンバー釈放の必要性

    ブラックパンサー党の創設から50年の節目に、これまであまり語られることのなかった政治犯の収監というその歴史の一面に光を当てます。ブラックパンサー党の多くの元メンバーは今も、拷問によって得られた自白や信ぴょう性の疑わしい証拠、政府の情報提供者による証言に基づいて有罪判決を受け、いまなお刑務所に収監されています。本日は、数十年を刑務所で過ごした4人の元ブラックパンサーを迎え、歴史的な討論会をお送りします。まずはブラックパンサー党の刑務所内の最初の支部の一つを設立した「アンゴラ・スリー」の2人の元メンバーに話を聞きます。ロバート・キングは、アンゴラ刑務所で32年を過ごし、そのうち29年は独房に収監されていました。キングの有罪判決は後に覆され、2001年に釈放されました。今年2月まで収監されていたアルバート・ウッドフォックスは、米国史上で最も長い間、独房で過ごした受刑囚です。ウッドフォックスは、「アンゴラ刑務所」として知られるルイジアナ州立刑務所で、1.8メートル×2.7メートルの独房に43年間ほとんどずっと、一人で閉じ込められていました。ウッドフォックスは69歳の誕生日に釈放されました。デモクラシー・ナウ!はその2日後、「自由の身になった気分は?」とウッドフォックスに尋ねました。

    dailynews date: 
    2016/10/26(Wed)
    記事番号: 
    1
  • テレビ界の伝説的人物ノーマン・リアが語るブラックパンサー、ニクソンの敵対者リスト、彼が希望を持つ対象

    「アメリカン・マスターズ」の新ドキュメンタリー、「ノーマン・リア:あなたの単なる別バージョン」(『Norman Lear: Just Another Version of You』)で取り上げられている94歳の伝説的なテレビプロデューサー、ノーマン・リアへのインタビューを続けます。10月第4週、ノーマン・リアにスタジオで、彼の仕事がリチャード・ニクソンの敵対者リストに名前が載る理由となった経緯、ブラックパンサー、何が彼に希望を与えるかについて話を聞きました。

    dailynews date: 
    2016/10/25(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「あなたの単なる別バージョン」:伝説的なテレビプロデューサー ノーマン・リアの人生と芸術、社会活動

    94歳の伝説的なテレビプロデューサーで政治活動家のノーマン・リアは驚くべき人生を送ってきました。彼は、「オール・イン・ザ・ファミリー」、「サンフォード・アンド・サン」、「ザ・ジェファーソンズ」、「グッド・タイムズ」、「モード」など一連のヒット番組でテレビの連続ホームコメディに革命をもたらすことに一役買いました。クリントン大統領は1999年、リアに「全米芸術勲章」(National Medal of Arts)を授与し、「ノーマン・リアはアメリカ社会を映し出す鏡を掲げ、我々の社会の見方を変えた」と述べました。ノーマン・リアは、長年の活動家でもあり、リチャード・ニクソンの敵対者リストに名を連ね、キリスト教右派を冷笑してきました。彼の人生、芸術、社会運動は、10月25日にPBSで初放送される「アメリカン・マスターズ」の新ドキュメンタリー、「ノーマン・リア:あなたの単なる別バージョン」(『Norman Lear: Just Another Version of You』)のテーマです。10月第4週、ノーマン・リアにスタジオで話を聞きました。

    dailynews date: 
    2016/10/25(Tue)
    記事番号: 
    2
  • トム・ヘイドン(1939-2016)が語るベトナム戦争:記憶をめぐる戦場で国防総省に挑まなければならない

    伝説的な公民権および反戦活動家のトム・ヘドデンが10月23日、カリフォルニア州サンタモニカで長期の闘病の末に亡くなりました。彼は76歳でした。ヘイドンは数十年を費やして、反戦と社会正義のための運動を形作りました。彼は1960年代初頭、「民主的社会を求める学生」(Students for a Democratic Society, SDS)の設立文書である「ポートヒューロン宣言」(Port Huron Statement)を起草した中心人物です。同宣言は参加型民主主義を提唱し、1960年代の学生運動の開始に一役買いました。トム・ヘイドンは1968年、いわゆる「シカゴ・エイト」(Chicago 8)の1人となり、民主党全国大会の会場外におけるベトナム戦争反対の抗議活動を組織することに手を貸したあと、州境を超えて暴動を起こそうとした罪で有罪判決を受けました。トム・ヘイドンが2015年にワシントンDCの会議で行った「ベトナム:抗議の力」(『Vietnam: The Power of Protest』)という題名の演説を放送します。

    dailynews date: 
    2016/10/25(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 伝説的な反戦活動家でSDS設立者のトム・ヘイドン 76歳で死去

    トム・ヘイドンが76歳で亡くなりました。ヘイドンは、反戦と社会的公正のための運動を数十年にわたって率いました。ヘイドンは、「民主的社会のための学生連盟」(Students for a Democratic Society, SDS)の設立文書「ポートヒューロン宣言」起草の中心人物です。同宣言は、参加型民主主義を謳い、1960年代の学生運動の高まりを助けました。ヘイドンは1968年、民主党全国大会の会場外で大規模なベトナム戦争反対デモを組織し、暴動を起こすために州境界線を越えたとして有罪となった「シカゴの8人」(Chicago 8)の一人となりました。自らが率いた反戦運動についてのヘイドンの発言の一部を再放送します。

    dailynews date: 
    2016/10/24(Mon)
    記事番号: 
    6

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