エナジー・トランスファー・パートナーズ社(Energy Transfer Partners)の最高経営責任者ケルシー・ウォーレンはパイプライン建設の傍ら、フォーク・ミュージックを専門とする小規模なレコード会社も経営しています。2013年12月、このレコード会社「ミュージック・ロード・レコード」(Music Road Records)はLooking into You: A Tribute to Jackson Browne(『ルッキング・イントゥ・ユー ――ジャクソン・ブラウンへのトリビュート』)と題されたアルバムを発売しました。これは長年ブラウンのファンだったウォーレン自身が主導して実現させたプロジェクトでした。同アルバムのプレス・リリースには、「自分以上にジャクソンを尊敬する人を私は知らない」というウォーレンの発言も引用されています。しかし、ジャクソン・ブラウンはこの度、「チェロキー・クリーク・ミュージック・フェスティバルへの出演および、『ミュージック・ロード・レコード』での録音は行わないとする」とするウォーレン宛ての書簡に、他の12人のアーティストと共に署名ししました。