デイリーニュース

  • 「気候の緊急事態」:危機にある地球の最前線 ハリケーン「ドリアン」によって荒廃したバハマ

    カテゴリー5[ハリケーンの指標で最大級]のハリケーン「ドリアン」で壊滅的な被害を被ったバハマ諸島のハリケーン襲撃直後の映像です。ハリケーンはカテゴリー2に威力が落ちましたが、フロリダ、ジョージア、およびカロライナ各州の住民は現在、警戒態勢にあります。バハマでの死者は公式には7人とされていますが、犠牲者数は増加するおそれがあります。アバコ島とグランドバハマ島では、家屋13,000戸が崩壊、あるいは大規模な被害を受けています。広範な洪水により、救助活動が妨げられています。グランドバハマ国際空港を含め、被災地の70~80%が浸水下にあるとの報告もあります。バハマ赤十字はじめ救援グループは、生存者のw救援に奮闘しています。グランドバハマのフリーポートから、ケンタッキー州立大学アトウッド「人種、教育、および民主主義的理想」研究所の教授であるクリスタル・デグレゴリーと、グランドバハマのフリーポートに拠点を置く「コーラル・ヴィータ(Coral Vita)」の創設者でサンゴ礁担当最高役員のサム・タイシャーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/9/4(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 香港の「民主主義の父」マーティン・リーがデモ参加者たちの要求を聞き入れるよう政府に要請

    政治的自由の拡大と、問題視されている中国への身柄引渡し条例の撤回を求める、香港での大規模抗議行動が8月最終週末も続き、これで13週目を迎えました。数千人の学生たちが9月2日と3日、新学期の授業をボイコットしました。抗議者たちは9月1日、もう一度空港に集結し、香港空港を再び封鎖すべく道路にバリケードを築きました。警察は8月31日、混沌とした夜間街頭デモの間に催涙ガスと放水銃を発砲しました。マスクを付けた一部の抗議者たちが警察に火炎ビンを投げる姿も見られました。キャリー・ラムは9月3日朝、辞任を申した出たことはないと否定しました。香港民主党創設者のマーティン・リー(李柱銘)に、香港から話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/9/3(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 気候変動によって勢いを増したハリケーン「ドリアン」 「前代未聞の災害」でバハマを破壊

    ハリケーン「ドリアン」はバハマで引き続き大被害をもらしています。グランドバハマ島とアバコ島では8月最終週末、大嵐と洪水で5人が死亡し、多くの人が身動きが取れなくなりました。このカテゴリー3の嵐は、最大風速毎時180マイルで9月2日終日バハマ諸島を打ちのめし、9月3日も同地に留まっています。ハリケーン「ドリアン」は、大西洋を襲った史上最大の嵐の1つで、破壊的な威力のままフロリダ州に向かい、その後ジョージア州とサウスカロライナ州の沿岸に進むと見られています。「ドリアン」はバハマに9月1日、カテゴリー5の嵐として上陸しました。2人のゲスト、バハマ人の詩人で学者、エッセイストのクリスチャン・キャンベルと、アメリカ領バージン諸島セントトーマス島出身の受賞歴のある詩人で小説家のティファニー・ヤニークから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/9/3(Tue)
    記事番号: 
    2
  • オデッサの大量殺人で7人が死亡22人が負傷した翌日 テキサス州が銃規制緩和を実施

    銃を持った男が8月31日、7人を殺害し、1歳5ヶ月の女児を含む22人を負傷させました。警察は発砲犯を36歳のセス・エイターと特定しました。エイターは銃乱射事件を起こす数時間前に、トラック運送会社をクビになったばかりでした。死者の出たこの一連の事件は、テキサス州ミッドランドの警官がウィンカーを出し忘れたエイターの車に停止を命じたことから始まりました。警察によれば、エイターは半自動小銃AR15を発砲したのち、猛スピードで走り去ったといいます。彼はその後、住人やドライバーに向けて無差別に発砲し始めました。この銃乱射は、20マイル離れたオデッサの映画館の外でエイターが警察に射殺されたことで終わりました。一方、テキサス州で9月1日、銃規制を緩和する8つの新法が施行され、テキサス州の教会や学校、集合住宅ビルで銃を携帯することが以前より容易になりました。「テキサス・ガン・センス」(Texas Gun Sense)の取締役会長で広報担当のエド・スクラッグスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/9/3(Tue)
    記事番号: 
    1
  • アメリカ・メキシコ国境における死と抵抗 デモクラシー・ナウ 特別番組

    米・メキシコ国境地帯のソノラ砂漠で働く人道活動家スコット・ウォーレンに同行します。ウォーレンと行動を共にするのは、危険な砂漠を北上する移民のために砂漠に水と食料を置く活動をしている「ノー・モア・デス(No More Deaths)」のボランティアたちです。ウォーレンは現在、ソノラ砂漠での人道活動を理由に最大10年の禁錮刑に直面しています。ソノラ砂漠では2001年以降、3,000以上の遺体と骨が発見されていますが、そのほとんどが移民のものでした。ツーソンで活動する芸術家でプロジェクト「夢が潰えるところ」(Where Dreams Die)の設立者アルバロ・エンシソからも話をききます。危険なソノラ砂漠を横断し、移民が死んだ場所に十字架を設置する活動を続けています。これまでに製作した十字架は900を超えます。

    dailynews date: 
    2019/9/2(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 国境警備隊は2003年以来少なくとも97人を殺してきた 被害者家族の声を聞こう

    アメリカ国境警備隊は2003年以来97人を殺害しており、その中にはメキシコ領土内で殺された少なくとも6人のメキシコ人も含まれています。デモクラシー・ナウは今月初め、こうした殺人の一つを取材するためアリゾナの国境地帯に出かけました。2012年に国境警備隊員によって銃で殺されたホセ・アントニオ・エレナ・ロドリゲスの死についての取材です。私たちは「国境警備隊犠牲者ネットワーク」(Border Patrol Victims Network)のリチャード・ボレンとアリゾナ州ノガレスの殺人現場で会いました。ロニー・スワーツが国境の壁越しにホセ・アントニオを撃ち、死に至らしめた正にその現場です。ここでリチャード・ボレンはホセ・アントニオなど犠牲者の顔を描いた横断幕を掲げ、彼らの事件について語りました。

    dailynews date: 
    2019/8/30(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 遺族は提訴できるか? 国境警備隊に殺された10代のメキシコ人の家族が米国連邦最高裁の決定を待つ

    米国最高裁はこの秋、2010年に米国の国境警備隊によって殺された15歳のメキシコ人少年セルジオ・ヘルナンデス・ゲレカの両親が、この国境警備隊員を米国の連邦裁判所に提訴することができるかどうかについて決定を下します。国境警備隊員ジーザス・メサ・ジュニアはエルパソ=フアレス国境で国境の向こう側に発砲し、ヘルナンデス・ゲレカの頭部を撃ってから10年近くが経ちました。この裁判の中心問題は、メキシコ人がメキシコ領内でアメリカ国境警備隊員に殺された場合、合衆国憲法による保護は適用されるのか、被害者の家族は民事訴訟を起こすことができるのか、という点にあります。もし連邦最高裁がヘルナンデス・ゲレカの家族の主張を認めれば、他の国境越しの殺人事件にも影響を与えることになるでしょう。その中には、2012年に米国の国境警備隊員ロニー・スワーツによって国境をまたいだメキシコ側で射殺された16歳のホセ・アントニオ・エレナ・ロドリゲスの事件も含まれます。アメリカ自由人権協会の「移民の権利プロジェクト」の副主任リー・ゲラーントから詳しく聞きます。彼は、ホセ・アントニオ・エレナ・ロドリゲスの家族による民事訴訟の弁護人をつとめています。

    dailynews date: 
    2019/8/30(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ホセ・アントニオの死に裁きを:米国の国境警備隊に殺された10代のメキシコ人少年の家族が責任追及を要求

    7年近く前、16歳のホセ・アントニオ・エレナ・ロドリゲスが、メキシコのノガレスでアメリカ国境警備隊のロニー・スワーツによって殺されました。スワーツが発砲したのは国境のアメリカ側からです。少年は武器を持っておらず、自宅からわずか数ブロックしか離れていない歩道で、うつ伏せに倒れて死亡しました。国境警備隊は長年にわたり、殺傷兵器の不適切あるいは不必要な使用についての告発にまみれていますが、その中には、メキシコ領内の少なくとも6人の人物を国境のこちら側から殺した事件が含まれています。ほとんどの事件は捜査されておらず、国境警備隊が暴力行使のかどで訴追されることもめったにありません。司法手続きは5年近く遅れましたが、ホセ・アントニオの母アラセリ・ロドリゲスと祖母タイデ・エレナは2017年、スワーツを第2級殺人で裁判の場に引き出しました。しかしツーソン市の陪審は彼を無罪放免し、殺人罪については審議不能でした。私たちデモクラシー・ナウは、国境地帯へ赴いた際に、ホセ・アントニオが銃で殺された現場で彼の母、祖母を含め家族から話を聞きました。「彼は殺されましたが法の裁きはありません。彼は殺されましたが世の中は変わりません。彼は殺されましたが、国境警備隊員ロニー・スワーツはずっと自由です」。

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    2019/8/30(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「全面攻撃」トランプの反移民政策は子供 がん患者 軍人を標的にしている

    トランプ政権は27日、「医療のための特別延期措置」を廃止したと報道されています。この措置は、重篤な健康問題を抱える移民に対し、欠かせない治療を受けるためビザの期限終了後 2年までの米国滞在を認めるものでした。米政府はその翌日の28日、海外赴任中に生まれた米軍関係者や米政府職員の子供たちの一部はもはや自動的に米国市民権を与えられるわけではないと発表しました。この政策変更の数日前、司法省は最高裁判所に対して、米国での難民申請をほぼすべての入国者に禁止するトランプ政権の政策を実行に移すことを許可するよう求めていました。こうした締め付けが強化されるなか、アリゾナの砂漠の辺境地帯では連邦政府によって保護された土地に国境壁の建設が開始され、多くの移民家族が、1年以上前に廃止されたはずのトランプの「ゼロ・トレランス」(慈悲無用)政策によって今も引き裂かれたままです。アメリカ自由人権協会の「移民の権利プロジェクト」の副主任リー・ゲラーントから詳しく聞きます。

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    2019/8/30(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 伝説的な平和運動家フランシス・クロウ100歳で亡くなる 数十年におよぶ反戦・反核兵器活動家を追悼

    伝説的な平和運動家フランシス・クロウが今週、マサチューセッツ州ノーサンプトンで亡くなりました。100歳でした。クロウは過去70年間、戦争、核兵器、核武装、そして新たなパイプライン建設に対する抗議中に何度も逮捕されました。彼女の遺志は息子2人、娘1人、そして平和運動家の国際コミュニティに引き継がれます。エイミー・グッドマンによる2005年のインタビューを再放送するとともに、活動家としてのフランシス・クロウの生涯を振り返ります。

    dailynews date: 
    2019/8/29(Thu)
    記事番号: 
    3

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