今週は黒人公民権運動による歴史的な成果の達成の50周年に当たります。1965年8月6日、リンドン・ジョンソン大統領は、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師、ローザ・パークス、現在14期目を迎えるジョン・ルイス下院議員が見守る中、投票権法に署名しました。以来ずっと、投票権法は常に攻撃にさらされています。2年前、最高裁はアラバマ州シェルビー郡と.ホルダー米司法長官の間の訴訟(Shelby County, Alabama v. Holder)の判決で、投票権法の一部を無効としました。これにより、投票に関わる人種差別の歴史があった州でも、投票に関する州法を変更する際に、連邦政府の事前承認を得る必要がなくなりました。その一カ月後、ノースカロライナ州は期日前投票の期間短縮と投票日当日の有権者登録の廃止という大幅な投票制限を制定しました。2014年の中間選挙の期間中、これらの新しい規定によって数千人の投票が阻まれました。新刊書のGive Us the Ballot: The Modern struggle for voting rights in America (『我々に投票権を:投票権を求める現代の米国の闘い』)の著者アリ・バーマンに話を聞きます。