モハメド・アリの葬儀に参列するためにモハメド・アリの故郷ケンタッキー州ルイビルにきているネイション誌スポーツ編集者のデイブ・ザイリンに話を聞きます。この街で人種差別と戦ったアリの活動をザイリンが詳しく話します。「この葬儀は、多くの点で、モハメド・アリの最後の抵抗運動になるでしょう。というのも、大統領候補の片方がイスラム教徒に対する嘆かわしい偏見に満ちた政策を掲げ、もう一方の候補は米国の中東戦争に誇らしげに肩入れした人物だというこの時世に、アリは米国が国を挙げて世界で最も有名なイスラム教徒を讃えることを実現させたからです。ネイション誌のザイリンの最新記事は”I Just Wanted to Be Free': The Radical Reverberations of Muhammad Ali”(「私は自由になりたかっただけ モハメド・アリのラディカルな残響」)です。また、アリを題材にした著書は、What’s My Name, Fool? Sports and Resistance in the United States(『僕の名前は何だっけ、愚か者?アメリカのスポーツと抵抗』)です。