21 日、ヒラリー・クリントンはオハイオ州で経済に関する主要演説を行い、ドナルド・トランプを大統領当選は米国経済に破滅をもたらし、「トランプ不況」を引き起こしかねないと警告しました。クリントンは、「彼は多くのビジネス書を書いています。その全てが 11 章 (Chapter 11) で終わっているようです。さもありなん。」と述べました〔訳注:Chapter 11 は、「連邦破産法第11章」すなわち、「清算・廃業の法的手続き」を意味することをひっかけた皮肉〕。しかし、ヒラリー・クリントンの経済政策は、未だに自らの所属政党属である民主党の批判にさらされています。先週、民主党大統領選候補のバーニー・サンダースは支援者達に向けた演説で、党をより進歩的な方向に進めるよう圧力をかけるべく、7月にフィラデルフィアで開かれる民主党全国大会に出る意向であると伝えました。新著 Listen, Liberal: Or, What Ever Happened to the Party of the People? (『リベラルよ、聞け:民衆の党に何が起きたのか?』)の筆者、トーマス・フランクから話を聞きます。