デイリーニュース

  • NY市警の監視が明らかに 紛失したはずの1960年代の急進派に関する文書の100万ページ分が見つかる

    1960年代から1970年代にかけてニューヨーク市警察が行った政治団体の監視に関する資料の開示を求めて10年にわたる闘争が行われてきましたが、ここにきて大きな進展がありました。近年ニューヨーク市警察はムスリム住民や「ウォール街を占拠せよ」運動をひそかに偵察していたことで非難されていました。ですがニューヨーク市警察は数十年前、政治組織に対する大規模な監視活動を行っていました。対象となった組織の一つが、ブラックパンサー党をモデルにプエルトリコ人が創設した急進派団体ヤングローズです。ヤングローズの最初の行動は1969年7月、イースト・ハーレム地区のごみ収集を増やすようニューヨーク市当局へ働きかけたことです。これに続いて、教会や病院を占拠しコミュニティ・プロジェクトのためにスペースを解放するよう要求し、全国の活動家に刺激を与えました。デモクラシー・ナウ!の共同司会者フアン・ゴンザレスは、当時ヤングローズの幹部の一人でした。この団体へのニューヨーク市警の監視に関する記録の開示を求め10年にわたり闘ってきたニューヨーク市立大学バルーク校のジョハナ・フェルナンデス教授に話を聞きます。先月、ニューヨーク市は資料を紛失したと発表しましたが、今週になって520箱以上の、約110万ページにわたる完全資料らしいものが見つかったと市の記録保管所が発表しました。

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    2016/6/17(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 英国はジョ―・コックス議員の死を悼む 犯人はネオナチの「国民同盟」とアパルトヘイト支持のクラブに関係

    英国議会の期待の新星ジョー・コックス議員が16日に地元で活動中に刃物で刺されて、銃で撃たれ死亡し、国民は悲しみに沈んでいます。41歳のジョ―・コックスは、2児の母であり、昨年労働党の国会議員として選出される前はオックスファムで働いていました。彼女はシリア難民のために熱心に動き、労働党のパレスチナ親派グループに所属していました。一週間後に英国のEU離脱の賛否を問う国民投票が予定される中での殺害でした。コックスはEU残留を強く訴えていました。目撃者の証言よると、彼女が襲撃された時、犯人のトーマス・メイヤーは「ブリテン・ファースト」(英国のEU離脱を推進している極右で反移民の政党のこととみられる)と叫んでいました。メイヤーがネオナチ集団の国民同盟を長年支持してきたことを明らかにした「南部貧困法律センター」(SPLC)の代表リチャード・コーエンに話を聞きます。メイヤーによる襲撃は、サウスカロライナ州チャールストンの歴史のあるエマニュエル・アフリカン・メソジスト監督(AME)教会で白人至上主義者ディラン・ルーフが9人を殺害してから、ちょうど1年目に起きたとコーエンは指摘します。

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    2016/6/17(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ディビッド・ケイ・ジョンストン: ドナルド・トランプが税金詐欺をした「非常に強力な証拠」がある

    共和党の大統領候補となる見込みのドナルド・トランプは、自らの納税申告書の公開を拒み続けています。ピュリッツァー賞にも輝くディビッド・ケイ・ジョンストン記者に、トランプがなにを隠している可能性があるかについて話を聞きます。ジョンストンがオンライン・ニュースサイト『デイリー・ビースト』に寄稿した最新記事は”New Evidence Donald Trump Didn’t Pay Taxes”(「ドナルド・トランプが税金を払わなかたという新たな証拠」)です。

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    2016/6/16(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 皿洗い 配管工 ウエイター 弁護士など数百人が 賃金未払でドナルド・トランプを訴える

    USAトゥデイ紙の新たな暴露記事によれば、共和党の大統領候補となる公算が高いドナルド・トランプと彼の事業が、元社員および請負業者への賃金が未払いであると訴えられています。被害者はフロリダ州の皿洗い、ニュージャージー州のガラス会社、カーペット会社、配管工、ウエイター48人、トランプ・リゾートおよびクラブのバーテンダー数十人、そして、かつてこれらの労働裁判でトランプの代理人を務めた弁護士事務所数社までもが含まれています。USAトゥデイ・ネットワークの調査報道記者であり、データ専門家でもあるスティーブン・ライリー記者に話を聞きます。ライリー記者の新たな独占記事はHundreds Allege Donald Trump Doesn’t Pay His Bills(「ドナルド・トランプは支払をしないと数百人が告発」)です。

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    2016/6/16(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ドナルド・トランプの手法:自分のカジノを破産に追い込み 請負業者には未払い 投資家を大損させて 数百万ドルを稼ぐ

    一連の調査報道記事が、ドナルド・トランプがアトランティックシティで行った怪しいビジネス取引を明らかにしています。彼は長年にわたり請負業者へ支払をせず、そして重罪である「意図的な税金詐欺」にあたる行為に参加したということです。まずはトランプが、自分のアトランティックシティのカジノを破産させながらも、どうやって数百万ドルを稼いだかについて見ていきます。「自分の会社が業績不振でも、トランプ自身は儲けた。自己資金の投入はわずかで、個人の負債をカジノに肩代わりさせ、給料やボーナスその他への支払いとして数百万ドルを受け取った。トランプの失敗の責任は、投資家や彼のビジネス感覚に賭けた人々が負ったのだ」と、ニューヨークタイムズ紙のラス・ビュートナー記者とチャールズ・バグリ記者は書きました。2人の記者に記事How Donald Trump Bankrupted His Atlantic City Casinos, But Still Earned Millions(「アトランティックシティのカジノを破産に追い込みながらも、数百万ドルを稼いだドナルド・トランプの手法」)について話を聞きます。

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    2016/6/16(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 民主党議員が銃規制を求めフィリバスター しかし銃規制派は懐疑的:「もっと踏み込んだ改革を」

    米民主党上院議員らが16日、連邦上院で15時間近くに渡る長時間演説でフィリバスターを行い厳重な銃規制を求めました。フロリダ州オーランドのゲイ・ナイトクラブへ武装した男が乱射し、49人が死亡、数十人が負傷した事件を受けてのことです。コネチカット州選出のクリス・マーフィー上院議員が主導した今回のフィリバスターは、米史上9番目に長いものとなりました。フィリバスターは16日早朝、共和党が2つの銃規制法案を議会にかけることに合意したことで終わりましたが、この2つの法案とは、全ての銃器購入について共通の身元調査を義務付けること、および「飛行機搭乗禁止テロ警戒人物リスト」に載っている人物の銃器購入を禁止するという2案です。「法律と政策における米憲法ソサエティ」(American Constitution Society for Law and Policy)のキャロライン・フレドリクソン理事長に話を聞きます。

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    2016/6/16(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 悲しみに包まれたプエルトリコ:オーランドの犠牲者の半数近くがプエルトリコ出身

    プ エルトリコのアレハンドロ・ガルシア・パディヤ知事は、オーランド銃乱射事件の 犠牲者49 人のうち 23 人がプエルトリコ人だったことを知り、6月17日 を公式な追悼の日にすると発表しました。14 日には、300 人以上が首都のサンフアンに集まり犠牲者をしのびました。ポンセでも数百人が集まりました。サンフアン市長のカルメン・ユーリン・クルーズと、 米国法律家ギルド会長で「ラティーノジャスティスPRLDEF」の弁護士ナターシャ・リチア・オラ・バナンから話を聞きます。

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    2016/6/15(Wed)
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    5
  • プエルトリコの声は聞かれず:サンフアン市長「植民地監理委員会」創設法案を非難

    プ エルトリコに目を向けましょう。米上院は、壊滅的な債務危機への対処に苦しむプエルトリコを支援すべく、米連邦政府が任命し、同自治領の経済を運営する広範な権限をもつ監理委員会を創設する法案に取り組んでいます。PROMESA と呼ばれるこの法案は、先週、超党派の票を得て297 対 127 で通過しましたが、反対派はこの法案が反民主的だと非難しています。「我々は今日、世界最高の民主主義国で、完全に反民主義的な活動に携わっている」とルイ ス・グティアレス下院議員は述べました。上院では、ロバート・メネンデス、ディック・ダービン、そしてバーニー・サンダースがこの法案に反対を表明しており、この中の誰でもこの法案に反対して議事妨害(フィリバスター)を行うことが可能です。エリザベス・ウォーレン上院議員はこの法案に関して立場を明らかにしていません。上院での議論に先立ち、最高裁判所はプエルトリコに関する二つの重大な裁定を下しました。13日、最高裁判所は、債権所有者に200億ドルの債務を負っている公共事業の債務再編を可能にするプエルトリコの破産法を復活させる企てを5対2で却下しました。最高裁判所はほんの数日前に別の裁判で、プエルトリコの主権に関し、その主張を退ける裁定を下したばかりでした。

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    2016/6/15(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ホンジュラスの活動家ベルタ・カセレスの後継者:ベルタの死は「資本主義のネオリべ政策」と結びついている

    今日は殺害されたホンジュラスの活動家ベルタ・カセレスを全世界で追悼する「ベルタに正義を(Justice for Berta)」行動の日です。米国では少なくとも 9 つの市で、そして世界では 10 カ国で抗議集会が開かれ、ホンジュラスの治安部隊が人権侵害や法手続きを踏まない殺人、そしてベルタ・カセレスのような環境活動家の殺人に関与したという批判をめぐり、米国にホンジュラス軍への資金援助を停止するよう要求します。生前、ベルタとその組織「ホンジュラス民衆と先住民の全国評議会(COPINH)」は、ホンジュラスの精鋭治安部隊と民兵組織による抑圧の標的でした。ベルタ・カセレスは殺害の数時間前に、米国が資金援助する特殊部隊 TIGRESも含め軍が多国籍企業の手先となっていると告発した矢先でした。COPINHのリーダーとして カセレスの後継者となったトマス・ゴメス・メンブレーニョから話を聞きます。

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    2016/6/15(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ベルタ・カセレスに敬意を表し ハンク・ジョンソン議員が米国のホンジュラス支援を停止する歴史的な法案を提出

    米国の下院議員グループが前例のない動きを起こし、ホンジュラスがはなはだしい人権侵害に対処するまで同国への一切の軍事援助を停止するよう米国に求めています。14 日午後、ジョージア州選出民主党下院議員ハンク・ジョンソンは、米国に装備や訓練も含めホンジュラスの警察および軍事作戦への一切の資金援助を停止するよう求める法案を提出しました。現在、米国は 「北部三角地帯(グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス3カ国を指す)の繁栄に向けた同盟計画(Northern Triangle's Alliance for Prosperity Plan)」を通し、ホンジュラスに対し何百万ドルもの資金援助を行っています。法案には先住民と環境運動の指導者で、3 月にホンジュラスで殺害されたベルタ・カセレスの名がつけられています。この画期的な法案について、ジョージア州選出下院議員のハンク・ジョンソンから話を聞きます。

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    2016/6/15(Wed)
    記事番号: 
    2

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