米国土安全保障省(DHS)は、100人の移民の子供をテキサス州クリントにある国境警備隊施設に戻しました。そこでは、幼児や子どもたちが十分な食料、水、衛生、医療なしに閉じ込められていて、年長の子たちが、小さな子供たちの面倒を見ざるをえない状態です。報告が広範な憤慨をまきおこした後、24日、およそ300人の子供たちが施設から出されましたが、移民税関捜査局(ICE)は、施設の過密状態は解消されたと主張し、子供たちの何人かを送り返していると述べました。最近、同施設を訪れた弁護士らは、子供たちが何週間もの間、シャワーを浴びることなく、清潔な着替えの服も与えられていないと、混乱と病気にさいなまれている様子を語りました。ヒューマン・ライツ・ウォッチの上級調査員のクララ・ロングに話を聞きます。彼女は先週、クリントを含む国境警備隊施設を視察した監視チームの一員でした。