労働問題を監視する政府団体、全米労働関係委員会(NLRB)が閉鎖されようとしています。2010年の米国最高裁判所の判決によると、NLRBの運営には5人の委員枠のうち少なくとも3席が満たされていることが必要となります。しかし、現職の1人の委員の任期が12月末に切れ、共和党はオバマ大統領による2人の後継候補を承認することを拒否しています。解決策が見つからない限り、NLRBは1月には機能停止になります。NLRBなしでは、労働者は雇用者による反組合活動に対して団結し自分たちを保護する権利を守る法的手段を失います。スタンフォード・ロースクールの教授で、NLRBの元委員長であるウィリアム・グールドに話を聞きます。