オバマ大統領は議会を待つことなく、銀行や金融業界の行為から市民を保護するために設立された消費者金融保護局の初代の局長に前オハイオ州検事のリチャード・コードレイを任命しました。オバマ大統領のこの動きは共和党に真っ向から対立する者です。共和党は2010年に消費者金融保護局の創設を止めさせることに失敗した後、コードレイの指名を承認することを拒否し続けてきました。「共和党の反対はリチャード・コードレイの適性とは何の関係もありません。要は、共和党が消費者金融保護局を壊すことに固執しているのです。その固執の源には、ウォール街の政治献金と政治的影響力があります」と今回のオバマによる任命を支持する団体、パブリック・シチズン(the Public Citizen)の代表、ロバート・ワイズマンは言います。