グアンタナモ収容所の100人以上の囚人たちがハンガーストライキの5週目に入りましたが、オバマ政権は米州人権委員会の公聴会で拘置の正当性を主張しています。数多くの被収容者が正式な訴追もないまま11年以上も拘束されており、半数以上が無罪放免されています。彼らの弁護士団は公聴会で、訴追もないのに収容されたままである彼らには釈放の希望もなく、それが彼らに絶望感を与えていると指摘しました。オバマ政権のグアンタナモ政策に関する上級顧問は、第一期オバマ政権の選挙公約の1つでもある同施設の閉鎖工程の一部として、同政権は議会の定めた制約の中で囚人たちを刑務所から移送する作業を進めていると反論しました。人権のための医師団の反拷問プログラム部長でグアンタナモ収容者たちの最初の弁護団の1人でもあるクリスティン・ハスキーに話を聞きます。Justice at Guantánamo : One Woman’s Odyssey and Her Crusade for Human Rights(『グアンタナモの正義:ある女性の冒険と彼女の人権のための聖戦』)の’著者であるハスキーは12日の公聴会でも証言しました。憲法上の権利センター上級常勤弁護士のパーディス・ケブリアイにも話を聞きます。