米軍のイラク侵攻から明日で10年目を迎える中、グローバル・ジャスティス活動家で作家のアルンダティ・ロイに、戦争が残したものについて話を聞きます。ロイは、『小さきものたちの神』、Walking with the Comrades(『同志と共に歩く』)、Field Notes on Democracy : Listening to Grasshoppers(『民主主義フィールドノート:イナゴの襲来に耳をすまして』)などの数多くの書籍の著者です。ロイは、米国のイラク侵攻を可能にさせた帝国意識は今も世界中で続いていると語ります。「我々は、幾万もの人が殺害されている中で、国々が崩壊する中で、全ての文明が何十年、数世紀にわたり後退させられている中で(世界の指導者から)道徳の教訓を受けているのです。そして全ては当たり前のように行われているのです」とロイは述べます。