テキサス州フォートフット基地で13人が死亡、30人が負傷するという米軍基地史上最悪の大量殺人事件が起きました。容疑者は軍所属精神科医のニダル・マリク・ハサン少佐で、イスラム教徒であることからいじめに遭って軍を辞めようとしていたと報道されています。実は6カ月前にも同様の事件が起きています。今年5月、イラクの米軍基地キャンプ・リバティで米兵5人が射殺される乱射事件がありました。米ムスリム軍人退役軍人問題評議会(American Muslim Armed Forces and Veterans Affairs Council)のカシーム・ウクダーと、The War Comes Home: Washington’s Battle Against America’s Veterans(『戦争が家にやってくる:ワシントンの米退役軍人に対する戦い』)の著者で独立系ジャーナリストのアーロン・グランツに話を聞きます。